結論:
読書が苦手な小学5年生・6年生には、好きなアニメやゲームに近く、会話や挿絵が多いラノベやジュニア文庫が入り口になります。
長い名作を無理に選ぶより、本人が続きを知りたいと思える一冊を選ぶほうが読み始めやすいです。
購入前に最初の数ページを試し読みし、まずは第1巻だけ用意します。
一章読めたら、その日は十分に読書ができたと考えて大丈夫です。
読書が苦手な小学生でもラノベなら読むことができる
文字の多い本を避ける子でも、好きな世界や挿絵があるラノベなら、まずは最初の一章を読める子が多いですよ。

漫画やアニメに近い表紙が本を開くきっかけになる
図書館へ連れて行っても、文字ばかりの棚の前では選ばないことがありますよね。
ところが、好きなアニメに近いイラストや気になるキャラを見つけると、自分から表紙を手に取ったりしますよね。
親のほうは内容で選びたくなりますが、最初はその小さな反応を頼りにしても大丈夫です。
会話と挿絵が多いと場面を想像しやすい
説明が何ページも続く小説は、登場人物が何をしているのか分からなくなり、本を閉じやすいんですよね。
会話でストーリーが進み、途中に挿絵が入る作品なら、人物の表情や場面をつかみやすくなります。
文字が少ない本を選ぶと少し逃げたように感じますが、最後まで読めることのほうが今は大切ではないでしょうか。
知っているキャラクターなら登場人物を覚えやすい
アニメやゲームのノベライズなら、主人公の名前や性格、物語の世界をすでに知っていることがあります。
で、あれば、最初から登場人物の関係を覚えなくていいってこと。その分、本文の出来事に入りやすくなります。
新しい本を読ませたい気持ちもありますが、知っているキャラから始めて動き出せるなら、少し安心ではないでしょうか。
一章が短い作品なら達成感を作りやすい
夏休みに本を渡しても、ページ数を見ただけで嫌がることがあります。
そんなときは、一章を10分から15分ほどで読める作品を選び、「今日はここまで」と区切れる形にしてみましょう。
一冊読み終えることばかり考えると親も落ち着きませんが、一章進めば、その日は十分だと思いますよ。
ラノベを児童文学への練習にしなくてもよい
ラノベを読み始めると、次は名作や歴史小説へ進んでほしいと考えることもありますよね。
ただ、別のジャンルへ移すことを急ぐと、また「読まされる本」に戻ってしまうかもしれません。
まずは好きなシリーズやファンタジーの世界を楽しみ、本人が次の巻を欲しがる経験を大切にしてよさそうです。
小学生に人気で読みやすいラノベ・ジュニア文庫15選
好きな漫画やゲーム、学校生活、事件、怖い話などから、最初の一冊を選びやすいように分てみました。お子さんが手に取れる一冊がきっと見つかりますよ!
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この記事で紹介する15冊の選定基準
- 小学校高学年が読者に含まれる作品を選びました。
- 会話や挿絵が多く、物語の場面を追いやすい本を中心にしました。
- 漫画、アニメ、ゲームなど、普段の好きなものから入りやすい作品を入れました。
- 第1巻や一冊で区切りがつく本から始められるようにしました。
- 怖い場面や恋愛の要素がある作品は、注意点も添えました。
一章の長さ、文字の量、挿絵、ふりがなの付き方は、同じシリーズでも巻によって違います。
購入前には出版社のサイトで試し読みを開き、最初の5ページほどをお子さんと確認してみてください。
| 作品 | 学年目安 | 読みやすさ | 向いている子 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻 | 小学4年生から6年生 | 入りやすい | ゲームと冒険が好き | シリーズの巻数が多い |
| 名探偵コナン 小学館ジュニア文庫 | 小学5年生から6年生 | 原作を知っていれば入りやすい | 映画とミステリーが好き | 事件や死の描写がある |
| 鬼滅の刃 ノベライズ 炭治郎と禰豆子、運命のはじまり編 | 小学5年生から6年生 | 原作を知っていれば入りやすい | アニメと冒険が好き | 戦いや家族を失う描写がある |
| 四つ子ぐらし 1 ひみつの姉妹生活、スタート! | 小学4年生から6年生 | 入りやすい | 友情と家族の話が好き | 巻が進むと恋愛要素もある |
| 時間割男子 1 わたしのテストは命がけ! | 小学4年生から6年生 | 入りやすい | 学校と不思議な話が好き | ラブコメ要素がある |
| 世界一クラブ 最強の小学生、あつまる! | 小学4年生から6年生 | 展開が早い | 事件とチームの活躍が好き | 危険な事件の描写がある |
| ふたごチャレンジ! 「フツウ」なんかブッとばせ!! | 小学5年生から6年生 | 会話を追いやすい | 友情と自分らしさの話が好き | 学校での悩みも扱う |
| 怪盗レッド 1 2代目怪盗、デビューする☆の巻 | 小学4年生から6年生 | 展開が早い | 怪盗とアクションが好き | 長いシリーズになっている |
| ぼくらの七日間戦争 | 小学5年生から6年生 | やや文字が多い | 仲間との冒険が好き | 時代を古く感じる子もいる |
| サバイバー!! 1 いじわるエースと初ミッション! | 小学4年生から6年生 | 展開が早い | 救助とサバイバルが好き | 災害や危険な場面がある |
| 青星学園★チームEYE-Sの事件ノート 勝利の女神は忘れない | 小学5年生から6年生 | 会話が多い | 恋愛とミステリーが好き | 中学生の恋愛要素が強い |
| 恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供 | 小学4年生から6年生 | 話を区切りやすい | 都市伝説とホラーが好き | 怖い描写が多い |
| 九丁目の呪い花屋 | 小学5年生から6年生 | 一冊で読みやすい | 不思議な話とホラーが好き | 呪いや不安になる展開がある |
| ジュニア空想科学読本 | 小学4年生から6年生 | 好きな項目だけ読める | 漫画や科学が好き | 一続きの小説ではない |
| 5分後に意外な結末 赤い悪夢 改訂版 | 小学5年生から6年生 | 一話が短い | 意外な結末や短編が好き | 怖い話や皮肉な結末もある |
学年目安と読みやすさは、本を選ぶときの目安です。
表で二冊から三冊に絞ったあと、最初の数ページを読んだ本人の反応を確認してください。
アニメやゲームから入りやすい3冊
普段は本を開かないのに、知っているキャラの名前を見た途端に反応することがあります。
親としては別の本もすすめたくなりますが、最初はその反応を大切にしてよいと思います。
1.星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻
ゲームの世界やキャラクターを知っている子なら、登場人物を一から覚えずに物語へ入れます。
冒険と笑いが中心で、男の子にも女の子にも選びやすい王道のシリーズです。
まずは第1作から始められますが、ゲームを原作にした巻から選んでも大丈夫です。
2.小学館ジュニア文庫 名探偵コナン
映画やアニメで見た事件を、小説でもう一度追いたい子に向いています。
ミステリーなので先を知りたい気持ちが続きやすく、探偵ものが好きな子には入りやすいでしょう。
番号順のシリーズではないため、知っている映画や好きなキャラが登場する一冊から選べます。
事件や危険な描写があるので、怖がりな子は試し読みで雰囲気を見てください。
3.鬼滅の刃 ノベライズ 炭治郎と禰豆子、運命のはじまり編
原作コミックやアニメを見ている子なら、主人公や世界観の説明で迷いにくくなります。
家族のきずな、成長、戦いを文章で読み直せるため、漫画と小説の違いにも気づきやすい作品です。
ただし、鬼との戦いや家族を失う場面があります。
お子さんが映像では平気でも、言葉の描写を怖く感じないか確認しておくと安心です。
学校生活や友情を楽しめる4冊
同じくらいの年齢の主人公が出てくると、自分の学校生活と重ねながら読めます。
恋愛の要素もありますが、友情や家族の話を中心に楽しめる作品を選びました。
4.四つ子ぐらし 1 ひみつの姉妹生活、スタート!
一人で育った小学6年生の主人公が、自分は四つ子だったと知り、姉妹だけの生活を始めます。
学校、家族、友情、少しの恋愛が入った物語で、登場人物の気持ちを追うのが好きな子に向いています。
会話が多く、四人の性格も違うため、長いシリーズでも好きなキャラを見つけやすい作品です。
5.時間割男子 1 わたしのテストは命がけ!
捨てた教科書が四人の男子になって現れるという、不思議な学校ファンタジーです。
算数や国語などの教科がキャラになっているため、勉強が苦手な子でも設定をつかみやすくなっています。
学園生活とラブコメの要素があるので、かわいいイラストや会話中心の話が好きな子に向いています。
6.世界一クラブ 最強の小学生、あつまる!
小学校6年生の主人公と、それぞれ得意なことを持つ仲間が、学校で起きた事件へ立ち向かいます。
友情、冒険、笑い、事件が早い展開で進むため、最初の説明が長い本で飽きやすい子にも候補になります。
危険な事件も起こるので、日常だけの穏やかな話を好む子には少し刺激が強いかもしれません。
7.ふたごチャレンジ! 「フツウ」なんかブッとばせ!!
活発な姉と、かわいいものが好きな弟のふたごが、自分らしく生きるために動き出す物語です。
学校で感じる息苦しさや、男の子らしさ、女の子らしさに悩んだ経験がある子は、登場人物の言葉に引かれるかもしれません。
少しまじめなテーマもありますが、説教ではなく、ふたごの生活や友情を通して描かれています。
事件や冒険やミステリーを楽しめる4冊
本を読む時間より、ゲームで目的を達成するほうが好きな子もいますよね。
その場合は、最初から事件や目標が見える物語のほうが続きを追いやすくなります。
8.怪盗レッド 1 2代目怪盗、デビューする☆の巻
運動が得意なアスカと、頭脳派のケイが、二代目の怪盗レッドとして事件へ挑みます。
役割の違う二人が協力するため、アクションが好きな子にも謎解きが好きな子にも入り口があります。
第30巻まで刊行されている長いシリーズなので、巻数を見ると親のほうが少し身構えますよね。
まずは第1巻だけで大丈夫です。
9.ぼくらの七日間戦争
中学生たちが大人への反発から廃工場に立てこもり、自分たちの場所を作る物語です。
少し前の日本が舞台ですが、親や先生への不満、友達と何かをやり遂げたい気持ちは、今の子どもにも伝わります。
ほかの作品より文字量は多めなので、冒険の設定に強く引かれた子へすすめるとよさそうです。
10.サバイバー!! 1 いじわるエースと初ミッション!
救助のプロを目指す小学5年生の主人公が、無人島での訓練に挑みます。
生き残るという目的が最初からはっきりしているため、次に何が起こるのか気になりやすい物語です。
学園、冒険、友情、恋愛の要素があり、元気な主人公を応援したくなる子に向いています。
11.青星学園★チームEYE-Sの事件ノート 勝利の女神は忘れない
中学1年生の主人公が、特別な力を使い、四人の男子と学校の事件を解いていきます。
ミステリーと学園生活に恋愛の要素が重なっているので、少女漫画や恋愛漫画が好きな子に向いています。
物語は中学生が中心のため、恋愛にまだ興味がない子より、少し大人っぽい話を読みたい子へ合いそうです。
シリーズは完結しているため、最後の結末まで追えます。
怖い話や不思議な話が好きな子向け2冊
怖い動画は見るのに、本は読まないという子もいます。
ただ、文章で想像する怖さは映像と違うので、親が表紙だけで決めないほうが安心です。
12.恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供
都市伝説の呪いを集める少年が、日本各地で起こる不思議な事件を追います。
一つの巻に複数の怖い話が入るため、長い物語を覚えるのが苦手な子でも区切って読めます。
顔のない子どもや呪いなどの強い描写があるので、寝る前に怖い話を引きずる子には向きません。
13.九丁目の呪い花屋
不思議な花屋をめぐる一冊で完結する児童向けホラーです。
シリーズを何巻も読む負担がなく、少し暗い世界や魔女、呪いの話が好きな子の最初の一冊にできます。
紙の本は書店で見つけにくいことがあるため、図書館や電子書籍でも確認してみてください。
長い物語が苦手な子向け2冊
途中で読むのをやめると、買った側は少し残念に感じますよね。
一話が短い本なら、一冊を順番に読み切らなくても読書として楽しめます。
14.ジュニア空想科学読本
漫画、アニメ、ゲーム、昔話で起こる出来事を、科学の考え方でまじめに調べるシリーズです。
小説の長いストーリーを追うのが苦手でも、気になる話題だけを選んで読めます。
文章を読むというより、知りたい答えを探す感覚で入れるので、理科や空想の世界が好きな子に向いています。
15.5分後に意外な結末 赤い悪夢 改訂版
一話を短い時間で読めて、最後に意外な結末が待っている短編アンソロジーです。
どの話から読んでもよいため、長いシリーズや登場人物を覚えるのが負担な子にも向いています。
少し怖い話や皮肉な結末も入るので、明るい話だけを読みたい子は目次や試し読みを確認してください。
読めない理由と好きなものから最初の一冊を選ぶ
読書が苦手に見えても、つまずく場所は子どもによって違います。
普段の好みと本を閉じる場面から、候補を絞っていきます。

文字が多いと嫌になる子は挿絵と余白を見る
書店で本を開いた瞬間に「文字が多い」と戻してしまう子もいますよね。
そんなときは、内容の難しさよりも見開き全体の文字の密度を見ます。
数ページごとに挿絵があり、会話の間に余白がある文庫なら、目で追う負担を減らせます。
ページ数が少ない本でも、最後まで読めるなら十分です。
登場人物を覚えにくい子はノベライズから始める
主人公の名前や家族関係が増えると、途中で物語が分からなくなることがあります。
アニメ、ゲーム、映画のノベライズなら、知っているキャラや世界から読み始められます。
新しい小説を選びたい気持ちもありますが、最初から全部覚えなくてよい本はかなり助かります。
好きな原作のジュニア文庫を一冊見せてみてもよさそうです。
長い話が続かない子は短編や一話完結を選ぶ
夕食後に少し読んでも、翌日には前の展開を忘れていることがあります。
一話完結の作品や短編アンソロジーなら、数日空いても別の話から再開できます。
途中で止まるたびに最初へ戻るのは、本人も親も少し疲れるんですよね。
まず一話読み終えられるサイズの本を選ぶと、読めた実感が残ります。
漫画やアニメやゲームの好みからジャンルを選ぶ
「どんな本が読みたい」と聞いても、分からないと答える子は少なくありません。
その場合は、普段よく見ている漫画や動画のジャンルから探します。
アニメ好きならノベライズ、ゲーム好きなら冒険や異世界、謎解き好きなら探偵やミステリーが候補です。
本の話をしようとすると黙る子でも、好きなキャラの話なら急に言葉が増えることがあります。
好きなものから選ぶジャンル
- アニメが好きな子は、知っている作品のノベライズ
- ゲームが好きな子は、冒険やファンタジーの物語
- 謎解きが好きな子は、事件や探偵が登場するミステリー
- 怖い動画が好きな子は、短く区切れる児童向けホラー
- 恋愛漫画が好きな子は、友情や学校生活が中心の作品
親が読ませたい本より本人が続きを知りたい本を選ぶ
図書館で名作をすすめても、お子さんが表紙を見ただけで戻してしまうことがあります。
内容や対象年齢に問題がなければ、本人があらすじを読んで「どうなるの」と言った本を優先します。
親が選んだ本のほうが安心に見えますが、読まないまま机に置かれると少しむなしいですよね。
最初の一冊は、学びより続きを知りたい気持ちで選んで大丈夫です。
| 子どもの様子 | 選びやすい本 |
|---|---|
| 漫画以外をほとんど読まない | 好きな漫画やアニメのノベライズ |
| 文字が多いと本を閉じる | 挿絵、余白、会話が多い本 |
| 長い話を覚えられない | 短編や一話完結の作品 |
| 難しい漢字で止まる | ふりがなが多い児童文庫 |
| 最初の説明で飽きる | 早い段階で事件や目的が始まる本 |
| 怖い話だけは好き | 一話が短い児童向けホラー |
小学4年生・5年生・6年生で読みやすさを確認する
高学年でも、読める漢字や集中できる時間には差がありますよね。
学年表示より、今のお子さんが読みやすい形を見ていきましょう。

小学4年生は挿絵と会話が多い本から始める
小学4年生では、漢字の難しさだけでなく、見開きに並ぶ文字の量も確認します。
図書館で数ページめくり、挿絵や会話がほどよく入っているかを見ると選びやすくなります。
親には読みやすそうでも、本人がページを見て黙ることがあるんですよね。
最初は短い章を一つ読める本で十分です。
小学5年生は好きなジャンルをはっきりさせる
小学5年生になると、学校生活、友情、冒険、ミステリーなど、好みが少し見えやすくなります。
書店ではジャンルを決めずに「どれがいい」と聞くより、「ミステリーと魔法の話ならどっち」と聞くと答えやすくなります。
何でもよいと言われると、こちらも本当に困りますよね。
好きなゲームやアニメに近いジャンルから二冊ほどに絞ってみましょう。
小学6年生でも読書が苦手なら児童文庫でよい
小学6年生だからといって、大人向けの小説や文字の多い文芸作品を選ぶ必要はありません。
角川つばさ文庫などのジュニア文庫には、高学年や中学生まで楽しめるシリーズもあります。
幼く見えない本を選びたい気持ちは、親にも本人にもあるかもしれません。
表紙と内容に納得できるなら、読みやすさを優先して大丈夫です。
学年表示より最初の5ページの反応を見る
対象学年が合っていても、文章の調子や登場人物の雰囲気が本人に合わないことがあります。
電子書籍の無料サンプルや書店の見本で、最初の5ページを読んでもらいます。
「どうだった」と聞かず、「続きは気になる」と一つだけ尋ねると反応を見やすくなります。
親が先に判定したくなりますが、読む本人の表情のほうが頼りになります。
| 学年 | 最初に確認したい点 |
|---|---|
| 小学4年生 | ふりがな、挿絵、文字の密度 |
| 小学5年生 | 好きなジャンル、一章の長さ |
| 小学6年生 | 幼く見えない表紙、内容の難しさ |
| 全学年共通 | 学年より本人の読みやすさを優先 |
学校の朝読書でも読みやすいラノベの選び方
朝読書は時間が短いため、家で読む本とは少し選び方が変わります。
短い章と学校のルールを先に確認します。

10分から15分で一章読める本を選ぶ
朝の教室では、読み始めたと思ったところでチャイムが鳴ることがあります。
一章が10分から15分ほどの作品なら、話の途中で切れにくく、「今日はここまで」と本を閉じられます。
毎回よい場面で終わると、読む気も少し下がるんですよね。
目次を開き、一章のページ数を先に見ておくと選びやすくなります。
短編や一話完結なら途中から再開しやすい
学校行事や祝日が入ると、朝読書が数日空くこともあります。
短編や一話完結の書籍なら、前の展開や登場人物を細かく思い出さなくても読み始められます。
どこまで読んだか毎回聞くのは、親も少し面倒ですよね。
一話を読み切る経験が増えると、本を最後まで読めない苦手意識も小さくなります。
漫画原作の小説版も選択肢になる
家ではコミックばかり読んでいても、学校には漫画を持っていけないことがあります。
そんなときは、好きなアニメや漫画を原作にしたジュニア文庫やノベライズが候補になります。
知っている物語では読書にならない気もしますが、文章を自分で追っているなら立派な読書です。
学校で認められているかを確認してから持たせると安心です。
学校や担任の持ち込みルールを確認する
ラノベやノベライズを朝読書の本として認めるかは、学校や学級によって異なります。
新学期の手紙や朝読書の案内を見て、漫画形式の本や図鑑が対象になるかも確認します。
せっかく選んだ本を持ち帰ることになると、お子さんもがっかりしますよね。
分からない場合は、お子さんから担任へ短く聞いてもらう方法でも大丈夫です。
表紙が気になる子にはブックカバーを使う
本人は読みたいのに、アニメ風の表紙を友達に見られるのが気になり、本を開けない子もいます。
夕食後にそんな話が出たら、無地の紙や市販のブックカバーを一緒に選んでみます。
気にしなくてよいと言いたくなりますが、教室で読むのは本人なんですよね。
表紙を隠すだけで落ち着いて読めるなら、その方法を使ってよいと思います。
買っても読まないを防ぐラノベ選びの3ステップ
人気だけで決めず、購入前に本人の反応を確かめます。
最初は第1巻だけ試せば大丈夫です。

ステップ1|親が条件に合う本を2冊から3冊に絞る
書店の棚に何十冊も並んでいると、子どもも何を選べばよいか分からなくなります。
そこで保護者が、文字の量、挿絵、一章の長さ、怖い描写を見て、候補を2冊から3冊に絞ります。
全部調べるのは少し骨が折れますよね。
それでも、最後の決定を本人に残しておくと、読まされる感じを減らせます。
ステップ2|表紙とあらすじは子どもに選んでもらう
候補を並べたら、「どれなら続きが気になる」と一つだけ聞いてみます。
表紙のイラストや主人公の名前だけで選んでも、最初の一冊なら問題ありません。
親には地味な理由に見えても、本人には大事な魅力なんですよね。
内容に大きな心配がなければ、最後はお子さんが選んだ作品を優先します。
ステップ3|最初の5ページから10ページを試し読みする
表紙には引かれても、本文を読むと文字の多さや言葉の難しさで止まることがあります。
購入前に最初の5ページから10ページを読み、何度も戻らずに進めるかを見ます。
途中で止まると、つい励ましたくなりますよね。
ただ、読み方を教えるより、別の候補へ替えたほうがすんなり進むこともあります。
図書館や電子書籍の無料サンプルを利用する
図書館なら、気になったラノベやジュニア文庫を何冊か借りて家で比べられます。
電子書籍の無料サンプルも、文字のサイズや挿絵の量を確認するときに便利です。
借りた本を全部読まないと、少し申し訳なく感じるかもしれません。
でも、本を選ぶために開いた数ページも、お子さんにとっては読書の入り口です。
シリーズはまとめ買いせず第1巻から始める
人気シリーズを見ると、あとで買い足す手間を考えて数冊そろえたくなることがあります。
ただ、最初の一冊で好みに合わないと、読まない本だけが子ども部屋に残ります。
本棚を見るたび、親のほうが少し気になるんですよね。
第1巻を読み終え、本人が「次も読みたい」と言ってから続きを用意すれば十分です。
購入前チェックリスト
- 子どもが自分で表紙を選んだ。
- あらすじを見て続きを知りたがった。
- 最初の数ページを一人で読めた。
- 一章の長さが負担にならない。
- 挿絵や会話が適度に入っている。
- 怖い場面や恋愛表現を確認した。
- 第1巻だけで始められる。
- 学校へ持っていく場合はルールを確認した。
小学生にラノベを読ませても大丈夫?保護者の疑問
ラノベには、小学生向けの児童文庫と、中高生以上を想定した作品があります。
表紙だけで決めず、中身を一緒に確認します。

アニメ風の表紙ならすべて中高生向け?
アニメ風のイラストでも、小学生向けに作られたジュニア文庫はあります。
ふりがなが多く、言葉や描写も子ども向けに整えられています。
表紙を見ただけでは、親も少し迷いますよね。
出版社の作品紹介で、対象読者やレーベルを確認すると判断しやすくなります。
一般ラノベとジュニア文庫は何が違う?
ジュニア文庫は、小学生や中学生が読みやすい文字の大きさやふりがな、挿絵を意識して作られています。
一般のライトノベルは、恋愛やアクション、異世界転生などの描写が作品ごとに大きく異なります。
同じアニメ風の表紙でも、中身はかなり違うんですよね。
最初は角川つばさ文庫など、対象が分かりやすいレーベルから選ぶと安心です。
角川つばさ文庫などは小学6年生には幼い?
小学6年生でも、読書が苦手なら児童文庫を選んで大丈夫です。
読みやすい本と幼い本は、同じではありません。
周りの子が長い小説を読んでいると、少し気になるかもしれません。
それでも、本人が物語を楽しみ、次の巻を読みたいと思える本のほうが、今の一冊として合っています。
恋愛や暴力や怖い場面はどう確認する?
出版社のあらすじや試し読みを見て、戦い、恋愛、怖い描写の程度を確認します。
保護者向けの感想も参考になりますが、受け止め方は子どもによって違います。
全部を親が先に読むのは、なかなか大変ですよね。
気になる場面があれば、「怖そうだけど読めそう」と本人に短く聞く方法でも十分です。
ラノベばかり読むと普通の小説が読めなくなる?
好きなラノベを続けて読んだからといって、ほかの小説が読めなくなるとは限りません。
同じ作者の別作品や、似たジャンルの名作へ興味が広がることもあります。
早く次の段階へ進ませたくなる気持ちは、少し分かるんですよね。
まずは自分から本を開く時間を守り、別の本は本人が気になったときに見せるくらいで大丈夫です。
まとめ|読ませる一冊より本人が選んだ一冊を大切にする
読書が苦手な子には、学年相応の本より、好きな世界から入れる一冊を与えてあげてください。
短くても、自分から読めた経験が次の読書につながりますよ。

人気順位より本人の興味を優先する
ランキング1位や話題の新刊でも、お子さんが表紙やあらすじに反応しなければ、本棚に残ることがあります。
親としては人気作品を選べば安心したくなりますよね。
けれど、本人が「この続きはどうなるの」と感じた本のほうが、最初のページを開きやすくなります。
まずは、その小さな興味を優先します。
最初はノベライズやジュニア文庫から選ぶ
漫画やアニメ、ゲームの原作を知っているなら、ノベライズは登場人物や世界を覚える負担が少なくなります。
角川つばさ文庫などのジュニア文庫も、文字や挿絵が高学年に読みやすい形です。
新しい名作をすすめたい気持ちは少し横に置いて、知っているキャラから始めても大丈夫です。
試し読みをして第1巻だけ用意する
図書館や電子書籍の試し読みで、最初の5ページから10ページを確認します。
文字の密度や一章の長さが合っていれば、まず第1巻だけ用意します。
シリーズをまとめて買いたくなることもありますが、そこは少し待ってよさそうです。
本人が「次も読みたい」と言ってから続きを選べば十分です。
一章読めたことを読書の成功と考える
一冊を最後まで読めなくても、一章を自分から読めたなら、その日は前に進んでいます。
夏休みの終わりが近づくと、親のほうがページ数を気にしてしまいますよね。
けれど、読書が苦手な子には「また読めそう」と思える終わり方が残るほうが大切です。
今日は一章読めた。
まずは、それで成功です。


















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