三単現一覧 三単現をつけずに話すとどう聞こえてるの?

2025年12月2日

🔷 結論:
三単現(3人称単数現在形)の「s/es/ies」を忘れると、英語の文章や会話が不自然に聞こえるよ。

🔷 結論:
まずは主語・現在形・動詞の形の三つを押さえればOKだよ。

🌟 重要ポイント(まずここを押さえる!)

  • ● 理由:
    主語が三人称で単数のとき、現在形の動詞にだけ s/es/ies をつける。
  • ● 具体例:
    動詞の語尾で s/es/ies の使い分けが発生する。
  • ● 今日からできる対策:
    例外(have → has、be動詞など)は丸暗記が手っ取り早いよ。

📘 この先を読むメリット

この記事を読むと、「なんで he go じゃなくて he goes なの?」という疑問がスッと消えるよ。テストで三単現の減点が減るし、英語の文章が安定して書けるようになるはずだよ。

三単現の s を忘れた英語はネイティブに「子ども英語」か「未習得英語」に聞こえる

三単現のSってつけてもつけなくてもそんなにかわんないじゃないって思ってない? うんうん、そう感じちゃうよねえ。でも実際にネイティブに人は違和感を感じるそうだよ。

考えている中学生女子

ネイティブには“語尾が雑に欠けてる日本語”ぐらいの違和感が走る

三単現の s を落とすと、ネイティブの耳には「意味は分かるけど文法がポロッと抜けた英語」として届く。
日本語で言えば、「彼、毎日、走る よ。」みたいな、語尾がちょっとズレてる感じに近い。
別に致命的ではないけど、「あ、この人は英語の細かい部分がまだ固まってないな」という印象がすぐにつく。
相手がプロの先生なら一瞬で見抜くし、一般のネイティブでも直感的に“英語を学んでる途中の人”というラベルがつくレベルの違和感なんだ。

② 子ども英語っぽく聞こえるから、大人の発話だとギャップが出る

ネイティブの子どもも三単現をよく落とす。
だから、大人の学習者が同じミスをすると、一気に「言ってる内容の割に幼く聞こえる」というギャップが発生する。
これは言語の世界ではわりと残酷で、英語力が低い=知性が低い、とはもちろん誰も思っていないのに、発話の印象としては“幼い文法のまま話してる大人”として処理されてしまう。
本人のキャラとか努力とか関係なく、語尾ひとつで雰囲気が変わるという、ちょっとシビアな現実。

③ ネイティブの脳内が勝手に“正しい文”に修正するため、誤差に気づきにくい

「He go to school.」と言われても、ネイティブの頭の中は自動的に「He goes to school.」に変換して理解する。
これが厄介で、彼らは“直感的に補正してくれる”から、こっちは何がどれだけ響いてないか気づけない。
実際にはあなたの英語は初歩レベルで止まっているのに、「通じてるから大丈夫」と誤解しやすいんだ。
通じてるのは優しさであって、文法を評価されてないという落とし穴。

④ ただし相手に不快ではない。が、信用や印象の点では損をする

三単現を忘れても、相手を怒らせたり笑われたりはほぼない。
ただし、仕事・プレゼン・受験・留学面接など“正確さが評価につながる場面”では確実にマイナスになる。
語尾ひとつの丁寧さって、意外とその人の信頼度に直結する。
だからこそ「意味が通じればいい」ではなく「伝わり方まで整える」が、英語を伸ばす最短ルートになるんだ。

※英語なんてまるっきり無理ゲー!!!なきみには「英語が全くわからないときの勉強法 中学生よ 英語は怖くないっ!」

1:そもそも“三単現”って何者? まずは正体つかもう

三単現って、名前からしてちょっとむずかしそうに見えるよね。
でも実は「主語が三人称で単数のとき」「現在形の動詞に」「s/es/ies を付けて使う」というだけ。
中学英語の中でもつまずきやすいポイントだけど、一度ここをクリアすると英語の文章がぐっと読みやすくなるんだ。
まずはこの正体をしっかりつかんで、文法の迷子から抜け出そう。

現在の世界

三=その人、単=ひとり、現=いま。まずここだけおさえよう

三単現は「三人称」「単数」「現在形」の頭文字をつなげた言葉だよ。
三人称は「話し手でも聞き手でもない人」。
単数は「ひとり・ひとつ」。
現在形は「いま起きている、または普段していること」。
この三つが重なったときだけ動詞を特別な形にする。
つまり三単現は「誰が主語なのか」「その人がいま現在どうしているのか」を示すための小さな記号なんだよね。

「なんで急に s つけんの?」の素朴すぎる疑問に答える

「なんで he play じゃダメなの?」という疑問、めちゃくちゃ自然だよ。
英語では主語に合わせて動詞の形が変わるしくみになっていて、その変化の合図が s。
“彼・彼女・それ” が主語のときは「この行動をするのはこの人だよ」と伝えるために s が必要になる。
もしつけ忘れると、英語として未完成に聞こえたり、子どもっぽい英語に聞こえることもあるよ。

主語の見分け方 ― 迷子になりがちゾーンを一撃で整理

主語が I/you/we/they 以外のときは三人称単数になる可能性が高いよ。
たとえば He、She、Tom、My sister、The dog、That book など。
語尾に s をつけるかどうかは、この主語の種類で決まるんだよね。
I と you は絶対に三単現にならないし、they や複数名詞も同じく s はつけない。
つまり主語の見落としが、三単現ミスの最大の原因なんだよ。

be動詞と一般動詞の扱いが違うの、地味に混乱するよねって話

三単現ルールは一般動詞(play/eat/go など)が対象だよ。
be動詞(am/is/are)は別チームだから「三単現なら is」という独自ルールで動く。
だから「三単現=全部 s をつける」ではなく、「使っている動詞の種類で判断する」必要があるんだよね。
ここをごちゃまぜにすると、一気に混乱するポイントになるから注意しておきたいところだよ。

2:s / es / ies の付け方ルールまとめ ― 暗記じゃなく“感覚”でいける

三単現でいちばん混乱を生むのが「s/es/ies の使い分け問題」だよね。
でも実は、このルールは語尾の発音とつづりの変化にそってとてもシンプルに整理できるんだ。
いくつかのパターンを感覚として身につけてしまえば、単語を見るだけで自然にどれを付ければいいか判断できるようになる。
ここでは、暗記より “理屈でわかる” ための整理をしていくよ。

過去 現在 未来

普通の動詞は s でOK。まずここを地盤にしよう

ほとんどの動詞は、そのまま s をつければ三単現の形になるよ。
play → plays、read → reads、eat → eats など、単語の原形に s をぽんと足すだけ。
中学英語でよく出る動詞の多くがこのタイプだから、まずはここをしっかり体に入れておくのが大事なんだよね。
日常でよく出る go や come も s が付く側の仲間だけど、このあと「特殊チーム」でまた出てくるよ。

o/s/x/ch/sh は es でいこうぜ、という世界のルール

語尾が o、s、x、ch、sh の動詞は es をつけるのが定番だよ。
これは見た目の都合と発音の流れをよくするためのルール。
たとえば watch → watches、wash → washes、fix → fixes など。
英語は「発音しやすさ」がルールに反映されるから、音のつながりを意識すると覚えやすくなるかもしれないね。
phone(電話)に関する表現や school の科目でよく出る watch/teach などは、間違いやすいから特に注意だよ。

子音 + y は ies に変身。これだけは裏切らない

study → studies、carry → carries のように、子音+y で終わる動詞は y が消えて ies に変わるよ。
これは中学英語の教材でも必ず強調される代表ルールなんだ。
ただし例外として、母音+y(play/enjoy など)は s のまま。
play → plays、enjoy → enjoys みたいにそのまま行く。
この差が混乱ポイントだけど、「子音+y なら ies」が鉄板だよ。

例外チーム(have → has とか)は“推しメン”として覚えるのが早い

例外は数が少ないから、まとめて推しメン扱いで覚えちゃう方がラク。
have → has、go → goes、do → does の三つは特に出題頻度が高いよ。
goes の es は「o 終わりルール」として理解できるし、does は発音が “ダズ” だからそのイメージで覚えると混乱しにくい。
テストで落としやすい動詞がここに固まっているので、先にぜんぶ潰しておくのが一番効率のいい勉強方法なんだよね。

3:文章になると急にワケわからん? 三単現の“文の作り方”まとめ

単語レベルでは三単現を理解していても、文章になると急に混乱する場面ってあるよね。
特に肯定文・否定文・疑問文で動詞の形がどう変わるのか、そこが最大のつまずきポイント。
でもパターンをひとつずつ整理すると、実はとても単純な仕組みで動いているんだ。
ここでは「文章の作り方」をまとめて、迷いやすい部分を一気にクリアにしていこう。

屋上から町を見ている中学生女子

肯定文はシンプル。主語 → 動詞s → ふつうに続けるだけ

三単現の肯定文は、主語のあとに動詞の三単現形(s/es/ies)を置くだけだよ。
たとえば “He plays soccer.” や “My sister studies math.” のように、主語+動詞 s の形が基本になる。
意味の作り方は普通の英文と同じで、時制が「現在」であることも大事なキーワードになる。
中学で習う科目(math/English/science など)と合わせて例文を作ると、理解が一気に深まるよ。

否定文は does not(don’t じゃないよ)を呼び出す儀式

否定文だけ、ルールがちょっと特別。
三単現の否定は “does not(doesn’t)+動詞の原形” を使うよ。
ここでポイントなのは、s を動詞につけないこと。
主語が三人称単数でも “He does not play.” のように play は原形のままなんだ。
ここを間違えると “He does not plays.” みたいな二重のミスになりやすいから、注意しておきたいところ。

疑問文は Does 主語…? の固定パターンで秒で作れる

疑問文は “Does + 主語 + 動詞の原形 … ?” という鉄板パターンだよ。
“He plays…” が疑問形になると “Does he play…?” に変わる。
このときも動詞は原形に戻る。
動詞の意味や名詞の種類が複雑でも、この骨組みだけ覚えておけば文章が崩れないんだよね。
英語の科目テストや小テストでよく出る部分だから、ここはしっかり押さえておくと点が安定するよ。

三単現なのに be動詞のときは is? そこだけ別ゲームだと思えば楽

一般動詞と違って、be動詞は「is/am/are」で動く独自システム。
だから三単現の主語が来たら is を使うだけで、s を足すわけではない。
“He is busy.” や “My friend is at school.” のように、動詞が be の場合はそもそも変化の仕方が違う。
ここをごちゃ混ぜにしやすいけれど、「be動詞は別のゲーム」と割り切ると理解がスムーズになるよ。

4:三単現の“事故りポイント” ― みんなここでコケる

三単現を理解したつもりでも、実際に文章を書き始めるとミスが連発することってあるよね。
テスト中に「あれ、どっちだっけ?」と手が止まる場面も多いはず。
ここでは、特に中学生がつまずきやすい“事故ポイント”をまとめておくよ。
原因が分かれば対策も立てやすくなるし、得点力が一気に上がっていく。

三単現を忘れ呆れられる中学生男子

つけ忘れ・つけすぎ問題。敵は“主語の見落とし”

最もありがちなミスは、動詞に s をつけ忘れるパターン。
逆に、必要ないところに s をつけてしまう「つけすぎ事故」も多いよ。
結局のところ、主語が三人称単数かどうかの判断ミスが原因なんだよね。
My sister、Tom、the boy、the teacher などは単数扱い。
この判断を一瞬でできるようになると、ミスがかなり減っていくよ。

スペル変化ミス(ies/es/y がいなくなる現象)

単語の語尾によって変化のしかたが変わるから、スペルの崩れがどうしても起きやすい。
study → studies のように y が消えて ies になるパターンはとくに混乱しがち。
watch → watches や wash → washes の es も、ch/sh 終わりというルールに気づけるとミスが減るよ。
テスト前に「語尾チェック表」を作っておくと安心。

“have”だけ別の道を歩んでる問題

中学生の三単現ミスでトップクラスなのが have → has。
音の変化もスペルの変化も特殊だから、ふつうの動詞と同じ感覚で書くと大事故につながるんだよね。
does とセットで覚えると、「特殊チーム」として記憶に残りやすいはず。
テストでは毎回のように出るから、ここだけは絶対に落としたくないポイントだよ。

you と they に s をつけちゃって絶望する事件簿

you、they は複数扱いだから動詞に s はつかないよ。
ただ、文章の流れで主語を見落とすと、自動的に s をつけてしまうミスが多い。
you は一人称、二人称、三人称などの概念とは別枠というイメージで覚えておいた方が安全かもね。
they は完全に複数扱いだから、原形のまま動詞を置くのがルール。
英語は主語の種類(名詞/代名詞)で文法が変わる良い例だよね。

5:よく使う動詞の“三単現一覧” ― これ覚えたら学校生活まわる

三単現を正しく使うためには、まず「どの動詞がどんな変化をするのか」を知ることが近道になるよ。
中学校の授業・テスト・日常会話で特によく出る動詞は決まっているから、そこだけ押さえるだけでも英作文がぐっと安定する。
ここでは、日常・気持ち・語尾が y の動詞・不規則系という四つにまとめて紹介していくね。
まずはこのセットから覚えておくと、英文づくりがラクになるはずだよ。

なるほど! とわかった中学生女子

学校生活で100%出る動詞(go/play/eat/read など)

学校生活で頻出する go、play、read、eat は三単現の基本形だよ。
go → goes、play → plays、read → reads、eat → eats と、ほぼそのままの形で変化する。
英語の例文づくりでも使いやすい動詞ばかりだから、最初にまとめて覚えておくと便利。
ふだんの生活でも自然と登場する単語だから、練習すればすぐに慣れていけるはずだよ。

気持ち・欲しい系(want/like/need/love/hate)

want、like、need、love、hate など、気持ちを表す動詞は s をつけるだけのシンプルな変化だよ。
want → wants、like → likes のように、まずは語尾に s を足すだけでOK。
I like と She likes のペアで覚えておくと、主語による文法変化のしくみが見えやすくなる。
英語は“主語中心”で動くという感覚にもつながるよ。

y 終わり特集(study → studies/carry → carries など)

study → studies、carry → carries のように、子音+y の動詞は y が消えて ies に変わるよ。
このルールは混乱しがちだから、単語カードなどでまとめて覚えると効率がいい。
play や enjoy のように母音+y の動詞は s のままなので、そこもセットで理解しておくと迷わないよ。
このパターンはテストでもよく狙われる部分。

不規則な動詞だけまとめて押さえるショートカット

中学英語でよく出る不規則な三単現は have → has、do → does、go → goes の三つだよ。
特に does はスペルの並びが独特なので、語順を見てすぐに思い出せるようにしておくと安心。
英語のテストでも何度も出る“定番の穴”だから、最初に覚えておくことで得点力が上がるよ。
不規則変化は裏ワザ的にまとめて固めるスタイルがほんとうに効く。

6:三単現って“いつ使うの問題” ― 現在形の守備範囲が広すぎ問題

三単現が難しく感じる最大の理由は、「現在形の守備範囲が広すぎること」なんだよね。
“今起きていること”だけに使うと思いがちだけど、実は習慣・事実・ルールなど、いろんな場面に出てくる。
この使い分けを理解しておくと、いつ s をつければいいのか判断しやすくなるはず。
現在形と現在進行形の境界線も整理しておくと、英作文での迷いが激減するよ。

陸上部を見ている中学生女子

習慣/いつものこと → これは完全に三単現の守備範囲

現在形は「いつもしていること」に使われるよ。
たとえば “He plays tennis every Sunday.” や “My sister studies English after dinner.” のように習慣の文章はぜんぶ三単現が登場する。
これは時制のルールで、三人称単数の主語が来たら動詞に s が必要になるという基本にそった表現。
生活の例文を作りながら練習すると理解が深まるよ。

現在進行形との境界線で混乱しがちポイント

現在進行形(is/are+~ing)と現在形の区別があいまいだと、三単現も迷子になりがち。
“He is studying now.” は今の行動。
“He studies English every day.” は習慣。
この差を見分けるためには「時間の手がかり」を見るクセをつけるのが一番早いよ。
now/today/right now がつくなら進行形、every/usually/often がついたら現在形。
このパターンを押さえると事故が減る。

“いま起きてる”以外にも現在形って普通に使われるよ

現在形は「事実」や「普遍の真理」にも使われるよ。
“The sun rises in the east.” や “Water boils at 100℃.” のように、普遍的なことにも s が登場する。
こうした文は科目の理科や社会の教材にもよく登場するから、気づかないうちに触れているはず。
三単現は“事実を語る形”でもあるという感覚を持つと理解が速いよ。

三単現じゃないケースの方が逆にむずくない? という真理

実は「三単現じゃないケース」を判断できる方が上級者なんだよね。
主語が複数(they/students/Tom and Ken)、一人称(I)、二人称(you)の場合は三単現にならない。
この判断は名詞の数や人称の理解につながるから、文法の全体像が見えてくる感じがあるよ。
とくに you を単数と複数のどちらでも使える点は注意。
主語をしっかり読むクセをつければ、この問題はほぼ解決するよ。

7:主語がごちゃついたときの三単現 ― 一瞬で判断するコツ

英語の文を読んでいると、主語の形がややこしくて「これは単数? 複数?」と迷う瞬間があるよね。
三単現が苦手な人の多くは、この“主語判定”が曖昧になっていることが原因なんだ。
名詞句・集合名詞・it/this/that・一見複数っぽい単数など、いくつかのクセを押さえておけば一気に判断が速くなるよ。
ここでは、そのコツをまとめていくね。

教室で勉強中中学生女子

My friend みたいな“名詞句”はどう扱えばいいの?

“My friend” や “Tom’s sister” のように、名詞の前に語がつく形は見た目が長くても中身は単数だよ。
friend も sister も「ひとり」だから、三人称単数扱いで動詞に s が必要になる。
文章が長くなると複数に見えてしまうこともあるけれど、判断するのはあくまで一番後ろの名詞。
この「名詞を読むクセ」をつけると主語判定の精度がぐっと上がるよ。

family/team みたいな集合名詞の地味にやっかいな立ち位置

family や team は「複数の人」で構成されているけれど、英語ではひとまとまりの“1つの集団”として扱うことが多いよ。
だから “My family lives in Tokyo.” のように、三単現の形で動詞に s をつけるのが基本。
中学英語では集合名詞は単数扱いするルールがメインなので、深く悩まなくてOK。
ただし応用で複数扱いされる場合もあるので、まずは“単数扱いが基本”と覚えておくと安心だよ。

it/this/that/there の判断ミスで点数が消える問題

it、this、that は全部「ひとつのもの」を指すから、完全に三単現扱いだよ。
“It rains.” “This looks fun.” “That helps me.” など、すべて動詞に s が必要。
特に “There is/There are” の形は、主語が後ろに出てくる構造だから油断しやすい。
There is a phone.(単数)/There are phones.(複数)のように、名詞の数がすべての判断基準になるよ。

“複数っぽいのに単数扱い”の例をまとめておく

ニュースや文章でよく出てくるものの中には、見た目が複数っぽくても単数扱いになる言葉もあるよ。
代表例は “news”“math(数学)”“physics(物理)” などの科目名。
s がついていても複数扱いではなく、単数として扱われるタイプなんだ。
こうした単語は教材にもよく登場するから、あらかじめセットで覚えておくと混乱が減るよ。

8:三単現を“使いこなすコツ” ― センスじゃなく仕組みで理解する

三単現は「センスの問題」ではなく、完全に“仕組み”で理解できる文法だよ。
主語の見分け方、語尾のパターン、声に出す練習、小テスト対策など、いくつかのコツを押さえるだけで一気に使いやすくなる。
中学で習う文法の中でも、いちばん日常的に使う部分だからこそ、最初に慣れておく価値が大きいんだよね。
ここでは、今日から実践できる「使いこなしテク」をまとめて紹介するね。

仕組みのイメージ

主語チェックの“クセ”をつけたら勝ち

三単現のミスの8割は「主語を読めていない」ことが原因。
だから英文を読むときは、いちばん最初に主語を確認するクセをつけると一気に事故が減るよ。
My sister/Tom/the boy/this phone など、単数か複数かを判断するだけで文法の方向性が決まる。
書くときも、最初に主語をノートに書き出してから文を作ると安定感が出るよ。

語尾パターンだけ覚える表(見るだけで理解が進むやつ)

三単現の語尾は、実はたった3パターンしかない。
s/es/ies のどれかで、語尾の子音や発音で決まってくる。
この一覧表をノートの最初のページに貼っておくと、どの動詞も一瞬で判断できるようになるよ。
watch/wash/fix/study/carry など、中学で登場する単語だけをまとめても十分役に立つ。
視覚的に整理すると、理解のスピードが上がるんだよね。

小テストに強くなる“書く→声に出す”サイクル

書いて覚えるのも大事だけど、英語は「声に出す」と記憶への残り方がぜんぜん違うよ。
“He plays.” “She studies.” のように、口で発音すると動詞の語尾の変化が体に残りやすい。
三単現はルールを知っていても、とっさに書くとミスが出るから、声で感覚をつかむのが最短ルート。
家での勉強やスキマ時間でもすぐできるから、今日から試してみる価値は大きいよ。

ミスが起きやすい動詞だけ最初に潰す裏ワザ

does/goes/has/studies/washes などの“よく出るミス動詞”だけを先にまとめて覚える方法も超効率的だよ。
英語の小テストは、こういう落とし穴ポイントを狙ってくることが多い。
だから最初にここだけ固めておくと、「あ、またここね」という感じで対策ができるようになる。
苦手を先に潰すのは、勉強の王道テクニックだよね。

下校中 中学生

まとめ

三単現は「慣れたら勝ち」の分野だよ。
仕組みはとてもシンプルで、主語の判定・動詞の語尾・現在形の使い方という3つを押さえれば一気に分かりやすくなる。
最初はややこしく見えるけれど、英語の文章を読むほど自然に“あ、ここは s がつくやつだな”と判断できるようになるよ。
恐れずにどんどん書いて、声に出して、ミスをつぶしていけば三単現は必ず味方になる。
今日から少しずつ使いながら、英語の基礎力を育てていこうね。

付録:よく使う動詞の三単現一覧

ここでは「三単現の s」を理解しやすくするために、
・語尾ルールごとの代表動詞
・中学英語でよく出る頻出動詞の三単現一覧
をまとめているよ。
英和辞典レベルの完全網羅ではなく、「テストに出る+使う場面が多い」動詞だけを厳選した実用版の一覧だよ。

s をつけるだけの動詞(基本パターン)

まずは「語尾にそのまま s をつけるだけ」の基本パターン。
ここが土台になるから、意味とセットでさっと確認しておこう。

原形 三単現 意味 説明
play plays 遊ぶ・(球技を)する もっとも基本的な「s」追加。学校生活でよく出る動詞。
read reads 読む 語尾 d にそのまま s。発音は /riːdz/ と濁る点に注意。
eat eats 食べる 日常会話でも定期テストでもよく登場する定番の動詞。
make makes 作る 家庭科や理科の例文でもよく使われる基本動詞。
run runs 走る 体育の場面でよく使う。「彼は走る」の定番文にもぴったり。

o/s/x/ch/sh で終わる動詞(es をつける)

語尾が o・s・x・ch・sh で終わる動詞は「発音しやすくするために es をつける」パターンだよ。
三単現でつまずきやすい代表ゾーンだから、ここは表でまとめて押さえておこう。

原形 三単現 意味 変化理由・説明
go goes 行く o で終わるので es をつける代表。頻出なので優先的に覚えたい。
do does する つづりと発音(/dʌz/)のギャップが大きい要注意単語。
watch watches 見る ch で終わるので es。テレビを見る例文でよく出てくる。
wash washes 洗う sh で終わるので es。家庭の場面の例文に多い。
fix fixes 直す x で終わるので es。テストで狙われやすいタイプ。

子音+y で終わる動詞(y → ies に変わる)

語尾が「子音+y」で終わる動詞は、三単現で y が消えて ies に変わるよ。
play のような「母音+y」との違いがポイントになるから、まとめて比較してみよう。

原形 三単現 意味 変化理由・説明
study studies 勉強する 子音 d+y → y が i に変わって ies。三単現の代表例。
try tries ためす・努力する 子音 r+y。努力する例文でよく出てくるので覚えておきたい。
carry carries 運ぶ 荷物を運ぶ文などで登場。y → ies のパターンとして押さえよう。
worry worries 心配する 心の状態を表す動詞。時制とあわせてよく使われる。
fly flies 飛ぶ 空を飛ぶ文でよく出る。y → ies パターンのイメージに使いやすい。

不規則・例外として覚えるべき三単現

ここは「ルールより先に顔で覚えた方が早い」特別メンバーだよ。
中学のテストで減点されやすいところだから、一覧で何度も見返しておくと安心。

原形 三単現 意味 説明
have has 持つ・飼う 完全な例外。三単現ミスの代表だから最優先で覚えたい。
be(am/are/is) is 〜です・〜にいる 世界一特別な動詞。三単現では is だけになるので丸暗記が早い。
do does する 疑問文・否定文で毎回登場。つづりと発音の差で間違えやすい。

※この一覧は、中学の教科書や定期テストでよく使われる動詞を中心にまとめた「学習用の三単現一覧」だよ。
英和辞典のような完全網羅ではなく、「ここだけ押さえればテストと日常の英文づくりで十分戦える」という動詞に絞ってあるよ。

※英語なんてまるっきり無理ゲー!!!なきみには「英語が全くわからないときの勉強法 中学生よ 英語は怖くないっ!」