合唱コン 紹介文の書き方 5つのQ&A
💬 Q1 紹介文には結局なにを書けばいい?
💬 Q2 持ち時間が30秒・45秒・60秒で違いはある?
💬 Q3 指揮・伴奏・ナレーターはどう紹介すると映える?
💬 Q4 ありがちNGをOKに直すコツは?
💬 Q5 素材がない時はどう集めればいい?
クラスで合唱コンクールに向けた練習が長引くのは、紹介文づくりがふわっとしてると起きがちだよね。
何を伝えるか決め切れないと、指揮や歌声の方向もぶれる。
まずは紹介文の設計で全員のハナシをそろえる。
先生も私たちも迷子にならないための、道しるべだ。
合唱コンの「紹介文」って結局なに書けばいいの?
観客も審査員も、最初に耳に入るのは紹介文だ。
クラスの空気、曲の見どころ、練習で生まれた物語、そして今の意気込み。
この四点がそろえば、合唱の世界にすっと連れていける。
長く語るより、要を射る。
時間は短く、印象は濃く。
だれ・どのクラス・何を歌うの三点セットで土台づくり
冒頭は名乗りと曲名で一発明快に行く。
「二年三組、担任は山田先生。
私たちが歌うのは『旅立ちの日に』!」のように、基本情報を一文で並べる。
そこで迷うと以後が崩れる。
クラス名と曲名の言い間違いは練習で必ず矯正する。
テンポよく言い切れば、歌声が始まる前から空気が締まるんだ。
クラスの空気が伝わるエピソードを一口サイズで
「元気」「仲良し」だけでは伝わらない。
休み時間の合唱自主練で出たアドバイス、先生の一言で静まった瞬間、音取りで泣きそうだった同級生を支えたハナシ。
事実を十五秒で。
固有名詞を一つ入れると情景が立つ。
内輪ウケは避けつつ、私たちらしさを小皿で出すのがコツだよね。
歌詞の要旨と見どころを30秒で切り出すコツ
歌詞は物語の芯だ。
「別れと再会を歌う曲で、サビ前の弱声から一気に広がるハーモニーが聞きどころ」のように、テーマ+聴き所を二文で。
音程や強弱の山を一か所だけ指定すると、客席の耳がそこへ向く。
合唱は流れの芸術。
流れのどこに光を当てるかを示してあげよう。
ラストは意気込みでビシッと締める
最後は視線を前に上げて、短く強く。
「私たちは今日の練習の全てをここに置いていく。
どうぞ聴いてください」
順位ハックよりも、届けたい姿勢。
審査員も観客も、人の気持ちに動かされる。
言い切る。
それが開幕のスイッチだ。
秒で迷わない:時間別テンプレ(30秒/45秒/60秒)
紹介文は持ち時間で戦略が変わる。
三十秒は要点だけ、四十五秒はエピソード追加、六十秒は歌詞解釈まで。
どの長さでも司会への受け渡しで自然に曲へ接続。
クラス全員で読み上げ練習をして、発声と発音、間合いをそろえる。
練習の効率も上がるし、合唱の入りが安定するよ。
30秒版:情報を削って“要点だけサクッと”
名乗り。
曲名。
一行エピソード。
一つの聴きどころ。
意気込み。
これで五文。
各文を五秒以内で。
「私たち」「先生」「練習」のワードを散らし、クラスの存在を浮かせる。
テンポ命だ。
45秒版:エピソードをひとつ足して温度を上げる
三十秒版に「練習の山場」を加える。
「音が合わずに沈黙した日。
でも指揮の合図で目が合い、歌声が戻った」
事実の温度が紹介文を温める。
ここで長広舌は禁物だよね。
十五秒を超えない範囲で収めるのがコツ。
60秒版:歌詞解釈+聴きどころで期待を高める
六十秒なら、歌詞のキーワードにクラスの体験を重ねる。
「別れ」の言葉を、合唱コンクールに向けた朝練の終わりと重ねる。
サビのハーモニーで「私たち」の一体感を示す。
評価でも表現や曲想は重視される項目だ。
言葉で伏線を張り、音で回収する。
司会への受け渡し一言で自然につなぐ
最後は司会原稿と噛み合わせる。
「それでは聴いてください。
二年三組で『旅立ちの日に』」
開演や注意のアナウンスと矛盾しない語を使うと進行が美しい。
学校ホールの基本マナーは事前に共有。
場内ルールに触れる言い回しは避けよう。
役割も光らせる:指揮・伴奏・ナレーターの紹介術
合唱は役割のチーム。
指揮は合図と言葉で方角を示し、伴奏は呼吸の土台を作る。
ナレーターは曲への道しるべ。
パートリーダーや裏方も一言で光らせると、クラスの合唱が立体になる。
役割の言語化は練習の効率を上げる。
指揮者は“合図と言葉”でチームを一つに
指揮は腕だけじゃない。
休み時間の声かけ、練習メニューの切り替え、拍の取り方の共有。
紹介文で「無言の四拍」と言い切れば、入場の空気が締まる。
視線で拍をつなぐ話を一文入れると、審査員の着目点もそろう。
伴奏者は“呼吸の土台”として安心感をつくる
伴奏はスピードと強弱の舵。
ソロとは違い、合唱に合わせる耳が鍵だ。
紹介文で「指揮と私の合図が合う瞬間に注目して」と添えれば、聴衆の耳がリズムの骨へ集まる。
私たちの合唱を下から支える役割を、短く誇ろう。
ナレーターは“道しるべ”として演奏へ誘導
ナレーターは場の空気を整える係。
発音、速度、間。
曲の情景を一行で描く。
「雨上がりの光のように静かに始まります」のように、過度な解説を避け、想像の入口だけ置く。
やり過ぎない案内、これが美徳だろう。
パートリーダー&裏方も一言で魅せる
ハモリのコツを見つけた瞬間。
音程がそろった小さな成功。
譜めくりや照明の支え。
紹介文で「裏の力」に触れるとクラスの合唱が総合芸術になるよ。
舞台袖まで含めた私たちの練習の積み重ねを、一文で称えよう。
つまづき回避:ありがちNG→OK言い換え集
紹介文はちょっとした言い回しで印象が変わる。
抽象→具体に。
内輪→公共に。
弱音→成長に。
表記→正確に。
この四つを押さえれば、クラスの合唱コンクールの空気は伝わる。
私たちの練習の汗も、歌声の芯も、すっと届くんだよね。
抽象ワードを具体化:“元気いっぱい”を事実に置換
「元気いっぱいのクラスです」だけでは何も見えない。
「朝の発声で全員が一度はソロに挑戦した」「先生の合図で静かに立ち上がる練習を十回続けた」のように、具体で語る。
ハナシは十五秒。
数字や動作を一つ。
抽象は避け、事実で押す。
その方が合唱の姿が目の前に立ち上がるじゃない。
内輪ネタと自虐の線引き:笑いは安全運転で
「担任の口ぐせモノマネ」や「部活の裏話」は客席に置いてけぼりになりやすい。
内輪は避け、誰でもわかる練習の工夫に置換する。
自虐も注意。
「音痴だったけどまあ歌います」では歌声の価値を自分で落とすだけだ。
笑いは共感の上に。
公共の場にふさわしい文章に整えるのが司会と紹介文の礼儀だよ。
“つらかった”は“成長ストーリー”に変換
つらさを並べると重くなる。
「音が合わずに黙った日があった。
でも私たちは一度姿勢を整え、指揮を見て息を合わせ直した」のように、練習から学んだ成長で締める。
合唱はいってみれば過程の芸術。
過程を短く鮮やかに語れば、今この瞬間の合唱コンクールへの期待が上がるんだよ。
作詞作曲・編曲の表記などミニマナー
曲名表記は正式名称を使用し、作詞・作曲・編曲のクレジットは楽譜どおりに簡潔に添える。
会場アナウンスの注意事項と矛盾する表現は避ける。
録音や撮影への言及も勝手に入れない。
ルールは学校や会場で違うから、先生と確認する。
司会原稿と紹介文は事前に一度合わせる。
進行の美しさは評価以前の土台だよね。
クラスの“らしさ”を掘るミニ取材ワーク
紹介文で迷うのは材料不足。
だからしっかり取材をしよう。
アンケートでコアを抽出。
練習ログで名場面を拾おう。
歌詞のキーワードと出来事を結ぶと共感を呼びやすい。
指揮や伴奏や先生に一言インタビュー。
この流れで素材はそろうし、文章も短時間で整うんだ。
3問アンケートでコアを抽出
「練習で一番変わったことは」「一番難しかった場所は」「自分の推しの聴きどころは」。
この三問を配って三分で回収する。すると、クラスの視点が集まるよね。
合唱の焦点も見えるし、キミたち全員の言葉が混ざるから、紹介文の温度が上がるのだ。
練習ログから名場面を一行で拾う
黒板の練習計画や連絡帳、音取りのメモを読み返す。
「二回連続で音程が合った日」や「先生の拍手で空気が変わった瞬間」を一行化。
時間の連続がたしかなハナシになる。
短く、強く。
それが文章の芯だよ。
歌詞キーワード×出来事をマッチング
歌詞の核になっている言葉を三つ拾い、練習の出来事と線で結ぶ。
「旅立ち→放課後の片づけ」「希望→朝練の合唱」「絆→目線が合った瞬間」。
曲想と事実が結びつくと、歌声のイメージがふくらむよ。
審査員もその視点で聴きやすくなるよね。
指揮・伴奏・担任に超短尺インタビュー
指揮には「一番見てほしい合図は」。
伴奏には「呼吸を合わせる工夫は」。
担任の先生には「このクラスの強みは」。
各十五秒。
紹介文に一文ずつ足すだけで、合唱の立体感が出る。
役割の理解は練習の効率も上げる。
合唱コン紹介文パターン20!
紹介文のパターンを20用意したよ。このままでは短いから、キミのクラスの状況に合わせて内容を膨らませてね。
No. | 紹介文 |
---|---|
1 |
二年三組です。 |
2 |
一年一組です。 |
3 |
三年二組です。 |
4 |
二年一組です。 |
5 |
三年三組です。 |
6 |
一年三組です。 |
7 |
二年四組です。 |
8 |
一年二組です。 |
9 |
三年一組です。 |
10 |
二年二組です。 |
No. | 紹介文 |
---|---|
11 |
一年四組です。 |
12 |
三年四組です。 |
13 |
二年五組です。 |
14 |
一年五組です。 |
15 |
三年五組です。 |
16 |
二年六組です。 |
17 |
一年六組です。 |
18 |
三年六組です。 |
19 |
二年七組です。 |
20 |
一年七組です。 |
キラーな一文
紹介文に入れると、必ず笑いが取れそうなキラーな一文を100個用意したよ。キミのクラスの紹介文で上手く使ってね!
No. | 本文 |
---|---|
1 |
緊張は小声で、勇気は大声で行きます。 |
2 |
息を合わせたら心もそろうって、先生に教わりました。 |
3 |
一音目から好きになってもらえるよう全力で歌います。 |
4 |
今日だけは教室より広い空気で深呼吸します。 |
5 |
朝練は自由参加。気づけば毎朝、全員でした。 |
6 |
拍手は最後に、笑顔は最初からお願いします。 |
7 |
失敗したら前を向く、成功しても前を向く、それが合唱です。 |
8 |
指揮を見る目線、客席にも分け合います。 |
9 |
せーので息を吸ったら、せーので幸せになれます。 |
10 |
音取りより緊張取りが難題、でも今日は勝ちます。 |
11 |
低声の土台、見えないけれど本気です。 |
12 |
高声のひかり、まぶしくても目は開けていてください。 |
13 |
今日は声変わりも気持ちも、いい方に揃っています。 |
14 |
マスク越しの練習も、今は素顔のハーモニーです。 |
15 |
私たちの合図は四拍、気合の数も四拍です。 |
16 |
音楽室の窓から飛び出した気持ちを、ここで受け取ってください。 |
17 |
歌詞に書いてないところも、心で読んでいます。 |
18 |
ブレスの位置は相談済み、気持ちの位置も相談済みです。 |
19 |
今日は担任の黒板よりも、私たちの声がくっきりします。 |
20 |
担当は合唱、特技は団体戦、弱点は下校時間です。 |
21 |
ドの音で集合、笑顔で解散します。 |
22 |
音程は真面目、気持ちはやんちゃで行きます。 |
23 |
口角を上げると、音程も上がるらしいです。 |
24 |
伴奏の手元と私たちの心拍、同じ速さで動きます。 |
25 |
声は三部、気持ちは一つ、入場は二列です。 |
No. | 本文 |
---|---|
26 |
拍は数えますが、楽しさは数えきれません。 |
27 |
教科書にないけど、心にはある授業です。 |
28 |
目を閉じても景色が見える、それが今日の合唱です。 |
29 |
指揮の手が上がると、勇気も上がります。 |
30 |
練習は音楽室、勝負は一音目です。 |
31 |
休符の間も、ちゃんと好きでいてください。 |
32 |
ボールは使いませんが、声でチームプレーします。 |
33 |
背筋を伸ばすと、昨日より優しくなれます。 |
34 |
私たちの合図は目線、合意はうなずきです。 |
35 |
ハミングで始まり、拍手で終わります。 |
36 |
歌詞の句読点で、心も整えています。 |
37 |
音が合うと、性格まで良くなる気がします。 |
38 |
練習回数は秘密、でも想いは公開します。 |
39 |
高い音は勇気、低い音は安心、中の音は信頼です。 |
40 |
チャイムの代わりに、声で時を刻みます。 |
41 |
息を吸うたび、昨日の自分を越えます。 |
42 |
手拍子は最後で、心拍子は今からどうぞ。 |
43 |
声量より大切なのは、あなたに届くことです。 |
44 |
楽譜の隅に書いた願い事、今日は真ん中で叶えます。 |
45 |
先生の一言で静かになり、音で賑やかになります。 |
46 |
合唱は団体技、でも勇気は各自持参です。 |
47 |
私たちのハーモニーは、性格のいい混ぜ方です。 |
48 |
音を外さないように、視線は外しません。 |
49 |
緊張は舞台袖に置いてきました、拾わないでください。 |
50 |
台本にないお名前にも、ありがとうをのせて歌います。 |
No. | 本文 |
---|---|
51 |
息を合わせた数だけ、仲間になれました。 |
52 |
私たちの合図は小さめ、気持ちは大きめです。 |
53 |
今日の目標は二つ、音程と温度を上げること。 |
54 |
休み時間に磨いたのは、靴と、そして声です。 |
55 |
ハーモニーの正体は、相手を聴くことでした。 |
56 |
顔を上げたら、音も上がりました。 |
57 |
声変わり中でも、気持ちは不変です。 |
58 |
音楽室では生徒、舞台では物語の人になります。 |
59 |
拍子を刻むたび、心の速さがそろいます。 |
60 |
一音で仲良くなれたら、それは合唱の魔法です。 |
61 |
私たちの楽器は体一つ、でも響きは満員です。 |
62 |
声の地図をたどると、同じ景色が見えました。 |
63 |
入りは静かに、終わりは清々しく行きます。 |
64 |
音の橋を渡って、あなたのところへ行きます。 |
65 |
切り替えは指揮の手、覚悟は自分の手です。 |
66 |
今日の不安は小声、希望は大声で歌います。 |
67 |
合唱は運動、でも息切れはしません。 |
68 |
練習でついたまめより、心の弾みを見てください。 |
69 |
声は前へ、気持ちは左右へ広がります。 |
70 |
拍手の数より、届いた心の数がうれしいです。 |
71 |
私たちの見どころは、聴きどころの少し前です。 |
72 |
今日の私たちは、音の制服でそろえています。 |
73 |
音符の数だけ、ありがとうを歌います。 |
74 |
ささやきから始まり、空まで伸ばします。 |
75 |
冒頭は合図、結末は祈り、間は努力です。 |
No. | 本文 |
---|---|
76 |
音が重なるほど、荷物は軽くなります。 |
77 |
舞台の上では、姿勢が性格になります。 |
78 |
ここから先は、音で自己紹介します。 |
79 |
うまく行ったら拍手、こけても拍手でお願いします。 |
80 |
練習の汗は見えませんが、音にちゃんと混ざっています。 |
81 |
呼吸の深さで、今日のやさしさが決まります。 |
82 |
音を待つ間も、私たちは歌っています。 |
83 |
迷ったら指揮を見る、それだけで道ができます。 |
84 |
会場の空気と、私たちの空気を足し算します。 |
85 |
音程は耳で、物語は心で合わせます。 |
86 |
静けさも私たちの音、どうぞ味わってください。 |
87 |
一人の声ではないけれど、一人の気持ちで歌います。 |
88 |
目を合わせたら、音が笑いました。 |
89 |
今日の合言葉は「聴いて、寄せて、届ける」です。 |
90 |
音楽室の机にも、ありがとうって言ってきました。 |
91 |
私たちの強みは、弱い声も大切にすることです。 |
92 |
休符でそっと近づき、サビでぎゅっと抱きしめます。 |
93 |
舞台は広いけれど、心の距離は近いです。 |
94 |
低声が土台、高声が屋根、内声が窓です。 |
95 |
今日の一音目に、全部の朝が入っています。 |
96 |
練習の回数より、聴く回数を増やしました。 |
97 |
私たちの誤字は直せますが、今日の本気は上書きできません。 |
98 |
最後の無音まで、どうか聴いてください。 |
99 |
うまくいったら一緒に笑って、うまくいかなくても一緒に笑ってください。 |
100 |
それでは、私たちの一音目で会いましょう。 |
まとめ
紹介文は合唱の前奏と考えるといい。
クラスの事実を短く積む。
内輪を外に開く。
練習の成長で締める。
表記と進行の礼儀を守る。
この順で作れば、キミたちの歌声は最初の一音から届くよ。
合唱コンクールは文章と音楽の共同作業だよね。
※くわしくは「合唱コンクールで勝てる曲と練習のしかた!」
プロフィール
1部上場の大手教育出版企業で、30年間にわたり小学生から高校生向けの情報誌の編集長を務めてきました。テキスト、イラストも自分で制作しています。
このサイトでは、思春期まっただ中の中学生たちに寄り添い、応援する記事を発信していきます。
経験と視点を活かし、等身大の悩みや気づきに共感できるコンテンツをお届けします。
コメント