合唱の並び方|上手い人はどこ?合唱コンクールの悩み10選
結論:合唱で上手い人は、一か所に固めず各パートに分けて置くのが基本だよ。
とくに、音程が不安な人の隣、パートの端や境目に安定して歌える人がいると、クラス全体がまとまりやすくなる。
ただし、声量のある人は内側か後列、発音や表情がよい人は前列というように、何が上手いかによって向いている位置は変わる。
この記事では、専門的な合唱団ではなく、中学校の合唱コンクールで行うクラス合唱を想定して並び方を紹介するね。
合唱の並び方でよくある悩み10選
合唱の並び方には、すべてのクラスに当てはまる正解があるわけじゃない。
まずは自分たちの困りごとに近いカードを見つけて、そこから位置を調整してみよう。
人を「上手い・下手」だけで分けず、音程、声量、発音、周囲の声を聞く力に分けて考えると決めやすくなるよ。

1.上手い人はどこに置く?
一か所に集めず、各パートに分散させる。
2.音程が不安な人はどこ?
安定した人の近くで、同じパートの声を聞きやすくする。
3.声が大きい人は前と後ろのどちら?
端や最前列を避け、内側か後列で周囲となじませる。
4.声が小さい人は前に出す?
前に出すだけでなく、安心して声を出せる人の隣に置く。
6.別のパートにつられる人は?
パートの境目を避け、同じパートの内側へ移す。
7.男子が少ないときは?
離して置かず、互いの声を聞ける距離にまとめる。
8.一つのパートだけ目立つときは?
強い声を内側へ移し、パート内で分散させる。
9.身長順で決めてもいい?
身長順を土台にして、歌いやすさで数人を入れ替える。
10.よい並びが決められないときは?
二つの並びを同じ場所から録音し、聞き比べる。

カードは、並びを決めるための出発点だよ。
同じ「上手い人」でも、音程が安定している人、声がよく通る人、発音が明瞭な人では、力を生かせる場所が違う。
ここからは、それぞれの位置をもう少し詳しく見ていこう。
合唱で上手い人はどこに置けばいい?
「上手い人は前か後ろか」と二択で考えたくなるけれど、全員を同じ場所に置く必要はないよ。
その人の得意なことと、周囲にどんな助けが必要かを組み合わせて考えると、クラス全体の声が安定する。
音程が安定している人は各パートに分ける
音程が安定している人を後列中央にまとめると、その近くの人には助けになるけれど、離れた場所には基準になる声が届きにくい。
ソプラノ、アルト、男声など、それぞれのパートに分けて置くほうが、クラス全体を支えやすいよ。
とくに音を取りにくい人の隣や斜め後ろにいると、正しい音へ戻りやすくなる。

端には一人でも音を保てる人を置く
列の端は、同じパートの声が片側からしか聞こえないことがある。
そのため、周囲につられにくく、自分の音を保てる人が向いているよ。
音程が不安な人を目立たないように端へ置くと、本人が歌いにくくなることがあるので避けよう。

パートの境目にはつられにくい人を置く
ソプラノとアルトなど、パートの境目では隣から違う音が聞こえる。
境目には、別の旋律を聞いても自分の音を見失わず、周囲の声も聞ける人が向いているよ。
声の大きさより、聞きながら自分の音を保てるかを基準にしよう。

声量のある人は内側か後列でなじませる
よく通る声は合唱の力になるけれど、端や最前列では一人の声だけが目立つ場合がある。
パートの内側や後列へ移すと、周囲の声となじみやすくなるよ。
一方、発音が明瞭で表情が豊かな人は、前列で歌詞や曲の雰囲気を伝える役割を任せてもいい。
上手い人を全員後ろへ置くのではなく、得意なことによって分けるのがポイントだよ。

音程や声量に不安がある人の並び方
並び方は、苦手な人を隠すためではなく、全員が歌いやすくなるように調整するものだよ。
「下手だから後ろ」「声が小さいから前」と単純に決めず、本人がどの声を聞けると歌いやすいかを確かめよう。

音程が不安な人はパートの内側へ
音程が不安な人は、同じパートの中央寄りに置くと左右から同じ旋律を聞きやすい。
すぐ隣か斜め後ろに安定して歌える人がいると、入りや音の高さも確かめやすくなるよ。
ただし、上手い人で四方を囲む必要はない。
頼りにできる声が一つか二つ聞こえる位置から試してみよう。
声が小さい人は安心して歌える場所を選ぶ
声が小さい人を前列へ移しても、不安が強ければさらに声が出なくなることがある。
まずは同じパートの声が聞こえ、指揮も見やすい位置を選ぼう。
声が出るようになってから前列を試すほうが、本人にもクラスにも無理がないよ。

別のパートにつられる人は境目から離す
アルトがソプラノにつられるなど、隣のパートの音へ移ってしまう人は、境目から一人か二人ぶん内側へ動かしてみよう。
同じパートの声を多く聞けるだけで、音を保ちやすくなる。
配置だけで直らない部分は、パート練習で入りの音や難しい小節を確認することも大切だよ。
移動を伝えるときは実力で人を分けない
「音痴だから真ん中」「下手だから端から外す」と言われれば、歌うこと自体が嫌になってしまうよね。
「この位置のほうが同じパートを聞きやすい」「全体の声を混ぜたい」と目的を伝えよう。
並びを変えるときは何人かを一緒に動かすと、一人だけが選別された印象も弱くなる。

中学校の合唱コンクールで使える基本の並び方
中学校のクラス合唱では、混声三部合唱ならソプラノ、アルト、男声をパートごとにまとめる形がわかりやすいよ。
学校や曲によって編成は違うので、先生から指定されたパートを土台にしよう。
最初から複雑な形にせず、歌いやすい基本形を作ってから少しずつ直していくのが近道だよ。

最初はパートごとにまとめる
練習中は、同じパートの声を聞きやすいようにまとめて並ぶのが基本だよ。
各パートの位置は学校の舞台や伴奏者の場所によって変わるため、左右の順番に絶対の正解はない。
全員が指揮を見られ、前の人で顔が隠れないことを優先しよう。

身長順を土台にして数人を入れ替える
低い人を前、高い人を後ろに置く身長順は、最初の並びを作る方法として使いやすい。
そこから、音程が不安な人を内側へ移す、声が強い人を端から外すなど、必要なところだけ入れ替えよう。
見た目と歌いやすさの両方を大きく崩さずに調整できるよ。
男子が少ないときは互いの声を聞ける距離にする
男声パートの人数が少ない場合は、離して配置するより、互いの声を聞ける距離にまとめたほうが歌いやすい。
そのなかで音程が安定している人を中央寄りに置き、周囲がその声を聞けるようにしよう。
人数が少ないことを並びだけで補おうとせず、無理のない声量で音程と入りをそろえることを優先したいね。

人数と舞台に合わせて二列か三列を選ぶ
二列か三列かは、クラスの人数、舞台の横幅、ひな壇の有無で決めよう。
列を増やしすぎると指揮が見えにくくなり、横へ広がりすぎると端の人が周囲の声を聞きにくくなる。
少し角度をつける場合も、全員の顔と口元が客席から見える範囲にとどめよう。

合唱の並び方は3ステップで調整する
並び方は、話し合いだけで完璧に決めることはできないよ。
実際に立って歌い、歌っている本人と客席側の両方から確かめる必要がある。
一度で正解を出そうとせず、少ない変更を試して比べよう。

ステップ1:身長とパートで仮の並びを作る
最初は、パートと身長を基準に仮の並びを作ろう。
この段階では細かな声質まで考えすぎなくて大丈夫。
全員から指揮が見えるか、前の人で顔が隠れないか、窮屈すぎないかを確認する。

ステップ2:困っている人と声が浮く人を動かす
歌ってみて、音が取りにくい人、別パートにつられる人、指揮が見えにくい人を確認する。
同時に、一人の声だけが強く聞こえる場所も探そう。
一度に多くの人を動かすと違いがわからなくなるので、二人から四人程度を入れ替えてもう一度歌うと比べやすいよ。

ステップ3:客席側から録音して聞き比べる
歌っている場所で聞こえる音と、客席で聞こえる音は同じではないよ。
スマートフォンを同じ位置に置き、並びAと並びBで同じ部分を録音しよう。
音程、歌詞の聞き取りやすさ、一つの声だけが浮いていないかを比べる。
録画もできれば、指揮が見えているか、顔が隠れていないかも確認できるね。

本番前は並びを大きく変えすぎない
本番直前に大きく並びを変えると、聞こえてくる声や指揮の見え方が変わり、不安になる人もいる。
直前の調整は、声が強い人を一つ内側へ移すなど、小さな変更にとどめよう。
入退場の順番も一度確認し、自分の位置に迷わず立てることを優先したいね。
合唱の並び方は、全員が歌いやすいかで決めよう
合唱で上手い人は、前列や後列の一か所に固めるのではなく、各パートに分けて配置するのが基本だよ。
そのうえで、端、パートの境目、音程が不安な人の近くなど、安定した声が必要な場所に置こう。

上手い人は一か所に集めない
音程が安定している人は各パートへ分け、声量のある人は内側や後列へ置く。
発音や表情がよい人は前列、別パートにつられにくい人は境目というように、得意なことを生かそう。
苦手な人を隠すための並びにしない
音程や声量に不安がある人は、同じパートの声を聞きやすい場所へ置く。
端へ追いやったり、一人だけを移動させたりせず、本人が安心して歌えるかも確認したいね。
最後は録音してクラスに合う形を選ぶ
理論上よさそうな並びでも、曲や人数、舞台によって聞こえ方は変わる。
迷ったら二つの並びを録音し、客席側でまとまって聞こえるほうを選ぼう。
誰かを目立たせたり隠したりするのではなく、全員が歌いやすくなる並びが、そのクラスにとってのよい並び方だよ。







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