授業中に眠くならない方法|今すぐできる対策と毎日眠いときの相談目安

2025年7月21日

結論:授業中に眠くなったら、姿勢を直し、先生の説明を自分の言葉で一文にまとめてみよう。

次の休み時間には、立って歩き、水分を取ると気分を切り替えやすくなります。
朝から眠いのか、昼食後や特定の教科だけ眠いのかによって、見直す点は変わります。
十分寝ても毎日のように寝落ちする場合は、怠けだと決めつけず、保護者や養護教諭に相談しましょう。

授業中に眠くなったらまず試すこと

授業中に急に眠くなると、何とかしようとして小さな刺激を次々に試したくなるよね。
でも、体をつねったり、文房具で遊んだりする必要はありません。
最初は、授業を邪魔せずにできる三つの行動に絞りましょう。

授業前にストレッチをして眠気を覚ます中学生

背筋を伸ばして足の裏を床につける

背もたれに体を預け、腰が前へずれていると、体は休む姿勢に近づきます。
眠気を感じたら、いったん座り直して背筋を伸ばし、両足の裏を床につけましょう。
肩に力を入れすぎず、教科書や黒板が自然に見える姿勢にするのがポイントです。
大きく動く必要がないため、授業中でも周囲の邪魔になりません。

先生の説明を一文でまとめる

板書をただ写しているだけでは、手は動いていても頭が受け身になりがちです。
「いま先生が説明したことは、つまり何だろう」と考え、自分の言葉で一文にまとめてみましょう。
分からない部分には「?」をつけ、次に何を説明するか予想するのもおすすめです。
授業に参加する動作が増えるため、眠気対策と内容の理解を同時に進められます。

休み時間になったら歩いて水分を取る

授業が終わったら、次の時間まで机に座り続けず、トイレや廊下まで歩いて体を動かしましょう。
肩を回したり、背伸びをしたりするだけでも気分転換になります。
学校のルールに従って水や麦茶を飲むのもよいでしょう。
顔を洗える場合は、冷たい水で手や顔を軽く冷やす方法もあります。

眠くなったときの三ステップ

  • 座り直して足の裏を床につける
  • 説明を一文でまとめてノートに書く
  • 休み時間に歩いて水分を取る

授業中に眠くなる主な原因

授業中の眠気は、やる気のなさだけで起こるものではありません。
睡眠時間、生活リズム、時間帯、教室の環境、授業への入り込み方などが重なって起こります。
原因を一つに決めつけず、自分がいつ眠くなるかを振り返ることが大切です。

授業中に強い眠気を感じている中学生

睡眠不足や生活リズムが乱れている

部活や塾、宿題が終わってからスマホを見ていると、寝る時刻が遅くなりやすいよね。
睡眠不足が何日も続けば、授業中に眠くなるのは自然な反応です。
また、平日は早起きしているのに休日は昼近くまで寝る生活を続けると、体内時計がずれ、月曜日の朝に起きづらくなることがあります。
一日だけ早く寝るのではなく、就寝と起床の時刻をなるべくそろえることが基本です。

昼食後は眠気が強まりやすい

午後の早い時間は、食事をしていなくても体内時計の働きによって眠気が出やすい時間帯です。
そこに昼食の量や教室の暖かさが重なると、さらにぼんやりすることがあります。
「午後に眠いから異常」とは限りません。
昼休みに少し歩く、食べすぎを避ける、上着で暑さを調節するといった方法から試しましょう。

授業が分からず受け身になっている

休み時間には眠くなかったのに、特定の授業が始まると眠くなることもあります。
興味を持ちにくい話や単調な説明では、眠気を打ち消す刺激が少なくなる可能性があります。
また、授業の途中から分からなくなると、聞いているだけの状態になり、集中が切れやすくなります。
「退屈だから脳が勝手に寝る」と決めつけず、要約や疑問メモで自分から授業に関わってみましょう。

教室の暑さや姿勢が集中を妨げている

教室が暑すぎたり寒すぎたりすると、授業に集中しにくくなります。
特に暖房の効いた午後の教室では、眠気が強まったように感じることがあります。
自分で調節できる範囲で上着を脱ぎ着し、姿勢を直しましょう。
室温が極端でつらい場合は、無理をせず先生に伝えてかまいません。

授業の内容と眠気の関係をさらに知りたい人は、集中すると眠くなる理由も参考にしてください。

眠くなる場面から対策を選ぼう

同じ眠気でも、朝から眠い場合と、特定の教科だけ眠い場合では対策が違います。
まずは次の表から、自分に近いパターンを探しましょう。

眠くなる場面 考えられること 最初に試すこと
一時間目から眠い 睡眠不足や生活リズム 就寝・起床時刻を記録する
昼食後だけ眠い 午後の眠気、食事量、室温 昼休みに歩き、暑さを調節する
特定の教科だけ眠い 理解不足や受け身の聞き方 一文要約と疑問メモを試す
毎時間眠い 睡眠の質や体調 記録を持って大人に相談する
突然意識が飛ぶ 通常より強い眠気 早めに保護者や養護教諭へ伝える

朝から眠い場合は夜だけでなく朝も見直す

まず、一週間ほど寝た時刻と起きた時刻を書き出します。
朝起きたらカーテンを開け、朝の光を浴びましょう。
朝食を取れる場合は、主食だけで済ませず、卵、乳製品、大豆製品などを組み合わせると食事のバランスを整えやすくなります。
朝に食欲がない人は、無理のない量から始めてください。

昼食後だけ眠い場合は昼休みを変える

昼食後に机へ伏せたまま過ごすと、そのまま授業へ入りにくいことがあります。
友達と話す、廊下を歩く、次の教科の準備をするといった小さな活動を入れましょう。
昼食を極端に減らす必要はありません。
毎日苦しくなるほど食べている場合だけ、量や食べ方を家の人と見直します。

特定の教科だけ眠い場合は予習を一分する

授業前に教科書の見出し、太字、図だけを見ると、これから何を学ぶか分かりやすくなります。
一分程度で十分です。
授業中は「今日一つだけ覚えること」を決め、分からない場所には印をつけます。
先生の話し方を変えることは難しくても、自分の聞き方は少し変えられます。

毎時間眠い場合は記録して相談する

睡眠時間を確保しても、毎時間のように寝落ちする場合は、気合だけで乗り切ろうとしないでください。
何時に寝たか、何時間目に眠くなったか、ほかに体調の変化がないかを記録します。
その記録を保護者や養護教諭に見せると、状況を説明しやすくなります。

授業前と家でできる眠気の予防

眠気が強くなってから耐えるより、授業前と前日の過ごし方を少し変える方が続けやすいものです。
全部を一度に変えず、できそうなものを一つ選びましょう。

授業中に眠ってしまった中学生女子

休み時間の最後に体を動かす

肩を回す、背伸びをする、教室内を歩くなど、目立たない動きで十分です。
体育や部活動の後は、水分を取り、汗や暑さにも気を配りましょう。
次の授業で使う教科書を開き、見出しを一つ読んでおくと、頭も授業へ切り替えやすくなります。

就寝と起床の時刻を大きくずらさない

必要な睡眠時間には個人差がありますが、中学生は大人より長い睡眠を必要とします。
平日の不足を休日の昼寝だけで取り戻そうとすると、夜に眠れず、翌週もつらくなることがあります。
まずは起きる時刻を大きく変えないようにし、そこから逆算して寝る時刻を決めましょう。

寝る前のスマホに終了時刻を作る

スマホを絶対に見ないと決めると、かえって続かない人もいます。
「寝る三十分前になったら充電場所へ置く」など、終わりの合図を決めてみましょう。
ベッドから手の届かない場所に置けば、通知を確認する回数も減らせます。
塾や宿題で遅くなった日は、動画を一本見始める前に残り時間を確認してください。

一週間だけ眠気を記録する

毎日ずっと記録する必要はありません。
一週間だけ、就寝・起床時刻、眠くなった授業、朝食、体調を書いてみましょう。
「月曜日の一時間目」「昼食を多く食べた日の五時間目」など、自分のパターンが見える場合があります。
対策を一つ試したら、変化があったかも一緒に記録します。

記録すること 書き方の例
就寝・起床 23時30分・6時30分
眠くなった授業 五時間目の社会
眠気の強さ 少し眠い・寝落ちした
ほかの体調 頭痛、めまい、だるさなど

夜の過ごし方を詳しく見直したい人は、眠気を残しにくい睡眠の取り方も参考にしてください。

毎日寝落ちするときは大人に相談しよう

授業中に一度眠くなっただけで、すぐ病気だと心配する必要はありません。
ただし、十分寝ても強い眠気が続く場合や、気づかないうちに眠ってしまう場合は、一人で抱え込まないことが大切です。

強い眠気について医師に相談する中学生女子

相談した方がよい眠気の目安

このような眠気は大人に伝えよう

  • 十分寝ても毎日のように授業中に寝落ちする
  • 眠った記憶がないのに時間が進んでいる
  • テスト中や会話中にも眠ってしまう
  • 朝起きることが極端に難しい
  • めまい、息切れ、頭痛、強いだるさがある
  • 大きないびきや睡眠中の呼吸を家族に指摘された
  • 眠気を覚ますために自分の体を傷つけている

当てはまるからといって、自分で病名を決める必要はありません。
まず保護者や養護教諭へ伝え、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
月経のある人で、強いだるさ、顔色の悪さ、めまい、息切れなどもある場合は、そのことも一緒に伝えてください。

先生に怒られたときは困っていることを伝える

居眠りを注意されると、恥ずかしさや悔しさから「授業がつまらないから」と言いたくなることもあるでしょう。
でも、それでは本当に困っていることが伝わりにくくなります。
授業を聞く意思、眠気で困っていること、これから試すことを短く伝えます。

先生への伝え方の例

「授業を聞きたいのですが、最近どうしても眠気が強くなります。
寝る時間と眠くなった授業を記録してみます。
続くようなら家の人や保健室にも相談します」

言いにくい場合は記録を見せる

口で説明しにくいときは、一週間の眠気記録を保護者や養護教諭に見せましょう。
「最近、毎日五時間目に寝そうになる」「七時間寝ても朝から眠い」のように、具体的な情報があると状況を理解してもらいやすくなります。
担任へ直接言いにくければ、保護者や養護教諭から伝えてもらってもかまいません。

授業中の眠気について保護者に相談する中学生女子

痛みや大量のカフェインで耐えない

眠気を覚ますために、シャープペンで手を刺したり、強くつねったりしてはいけません。
傷が残るだけで、眠気の原因は解決しません。
エナジードリンクやコーヒーを大量に飲む方法も、夜の睡眠を妨げ、翌日の眠気につながることがあります。
学校での強い眠気は隠すものではなく、体からの情報として大人に伝えてよいものです。

相談するときの考え方を詳しく知りたい人は、授業中の眠気を親や先生に相談する方法も読んでみてください。

授業中の眠気についてよくある質問

授業中に眠くなるのは怠けているからですか

眠気があるだけで、怠けているとは決まりません。
睡眠不足、生活リズム、時間帯、教室環境、体調、授業への参加の仕方などが関係します。
ただし、授業の内容を聞けない状態が続くと自分が困るため、原因を記録して対策することは必要です。

先生にバレずに目を覚ます方法はありますか

眠気を隠すための遊びやごまかしではなく、授業へ戻る動作を選びましょう。
座り直す、先生の説明を一文でまとめる、分からない所に印をつける方法なら、目立ちにくく授業の理解にもつながります。
耐えられない場合は、無断で教室を出ず先生に伝えてください。

居眠りすると内申に影響しますか

居眠りを一度しただけで内申が決まるわけではありません。
ただし、授業中の活動、発言、課題への取り組みなど、学習への参加状況が評価材料になることはあります。
眠気が続いて授業へ参加できない場合は、黙って隠すより先生へ事情と改善の意思を伝える方がよいでしょう。
授業中に寝ることと評価については、授業中に寝るとどうなるかでも解説しています。

エナジードリンクを飲めば眠くなりませんか

カフェインで一時的に眠気が弱まることはありますが、中学生の基本的な眠気対策には向きません。
夕方以降に取ると夜に眠れなくなり、翌日さらに眠くなる場合があります。
大量に飲まず、水分補給、生活リズム、授業への参加方法から見直しましょう。

昼休みに少し寝てもよいですか

短い休息で楽になる人もいますが、学校の決まりや過ごせる場所によります。
寝過ごす心配がある場合は、まず歩く、ストレッチする、明るい場所で過ごす方法を試しましょう。
毎日昼休みに寝なければ授業を受けられないほど眠い場合は、夜の睡眠と体調を確認してください。

十分寝ても眠いのは病気ですか

十分寝ても一時的に眠いだけなら、すぐ病気とは限りません。
一方、毎日のように寝落ちする、突然意識が飛ぶ、テスト中にも眠る、強いだるさやめまいがある場合は相談の対象です。
病名を自分で調べ続けるより、記録を持って保護者や養護教諭へ相談しましょう。

まとめ

授業中の眠気対策を順番にまとめたイラスト

授業中に眠くなったら、まず姿勢を直し、先生の説明を自分の言葉で一文にまとめましょう。
休み時間には歩いて水分を取り、次の授業へ気持ちを切り替えます。
朝から眠いのか、昼食後や特定の教科だけ眠いのかを記録すると、自分に合った対策を選びやすくなります。

眠気は、ただのやる気不足とは限りません。
十分寝ても毎日のように寝落ちする、気づかないうちに意識が飛ぶ、ほかの体調不良もある場合は、一人で耐えず保護者や養護教諭に相談してください。
眠い自分を責めるより、体からのサインを確かめて、できることを一つずつ試していきましょう。

中学生活を充実させるには?