- Q&Aでチェック!昔の言葉ってどうだったの?
- 今は使われなくなった 昔の言葉 知らないのって言われても
- 昭和&平成の“死語”をざっくりチェック
- 昭和レトロの昔の言い方|今きくと逆に新鮮な4選×用法
- 「死語」ってなんだ?中学生にもサクッと解説
- 老人語ってそもそもなに?
- Z世代から見た令和“死語”25選
- 頭のいい人が使う言葉の共通点は?まず“型”から見抜く
- 昔の服&雑貨ネーム、知らないと恥ずかしいかも?
- ヤバいは昔は危険、今は最高!?
- マジは本気?それとも強調?
- ダサい・イケてるって今どう使う?
- 学校での“禁止ワード”をTPO翻訳(先生・親の前バージョン)
- 古文に出てきて意味が違う“現代語”、要注意!
- 言葉の“死語化”ってどうして起こるの?
- まとめ
- 付録:昭和の言葉100選と意味
- 1. アイコでしょ
- 2. あたり前田のクラッカー
- 3. アベック
- 4. アッシーくん
- 5. あたい
- 6. あんたも好きねぇ〜
- 7. イカす
- 8. いなかっぺ
- 9. インチキ
- 10. ウラ若き
- 11. ウルトラC
- 12. エッチスケッチワンタッチ
- 13. エライこっちゃ
- 14. オイーッス!
- 15. おシャレ泥棒
- 16. オッカナビックリ
- 17. おったまげた
- 18. オトコマエ
- 19. オバタリアン
- 20. ガチョーン
- 21. ガハハ
- 22. ガンバレ日本!
- 23. キザなやつ
- 24. キン消し
- 25. クサい芝居
- 26. グッドバイ
- 27. くたばっちまえ〜!
- 28. グータラ
- 29. グズグズするな
- 30. ケロヨン
- 31. ケツカッチン
- 32. コマネチ!
- 33. ゴロツキ
- 34. コンバットマーチ
- 35. サイコーっす
- 36. サザエさん的発想
- 37. サッサとしな
- 38. シーユーアゲイン
- 39. しかとする
- 40. しけた面すんな
- 41. ジャンジャンバリバリ
- 42. シュワッチ
- 43. すけこまし
- 44. ずっこける
- 45. スッチー(スチュワーデス)
- 46. スペルマラソン
- 47. せがれ
- 48. セコい
- 49. せっかくグルメ
- 50. そりゃそうよ
- 51. ダイナマイトボディ
- 52. チョベリバ
- 53. ちょっと待っててチョーダイな
- 54. ちゃっかり
- 55. つんけんする
- 56. つんつるてん
- 57. でかした!
- 58. テレフォンパンチ
- 59. デンデン虫
- 60. どアホウ
- 61. ドカチン
- 62. ど根性
- 63. どすこい
- 64. どっこいしょ
- 65. とっくりセーター
- 66. とっぴんぱらりのぷう
- 67. ドロンします
- 68. ナウい
- 69. ナウなヤング
- 70. なんじゃこりゃ
- 71. ぬか喜び
- 72. ネクラ・ネアカ
- 73. ノリノリ
- 74. ノスタル爺
- 75. バッチグー
- 76. バッチリ
- 77. バブる
- 78. パラリラパラリラ
- 79. ハラキリ
- 80. ひえ〜っ
- 81. ひっぱたく
- 82. ファンキー
- 83. ブッチぎる
- 84. ふんだりけったり
- 85. べらんめえ
- 86. ぼちぼちでんな
- 87. ポリ公
- 88. ホレたハレた
- 89. マブい
- 90. まったり〜
- 91. マドンナ
- 92. ミーハー
- 93. むこうみず
- 94. めんこい
- 95. もってけドロボー
- 96. やっちゃったぜ
- 97. やんなっちゃう
- 98. ヤンエグ(ヤング・エグゼクティブ)
- 99. ヨッ!日本一!
- 100. ンなこたぁない!
- プロフィール
Q&Aでチェック!昔の言葉ってどうだったの?
Q1:昔の「ナウい」ってどういう意味だったの?
A:「ナウい」は昭和の流行語で、「今風でおしゃれ」「イマドキのスタイル」といった意味だったよ。
語源は英語の“now”に形容詞の「い」を付けた和製単語。
当時はファッション誌でも「ナウなヤング」とか平気で書いてあったけど、今ではギャグ扱い。
SNSで“あえて使う”ネタになってることもあるけど、日常会話で使うと完全に“おじ”認定される可能性大。
Q2:「写メ」って死語なの?今はなんて言うの?
A:「写メ」はもともと「写真メール」の略語で、ガラケー時代に流行した言葉。
今はLINEやSNSが主流だから、「写メ送って」と言う人はほとんどいないよ。
代わりに「写真送って」「画像送るね」など、よりシンプルな表現が一般的。
若者言葉の中でも、かなり早いタイミングで“オワコン”扱いされたワードの一つなんだ。
Q3:「ジーパン」って通じる?今は「デニム」なの?
A:「ジーパン」は昭和〜平成前半にかけてよく使われていた表現で、「ジーンズのズボン」のこと。
でも今は「デニム」が主流で、ファッション誌やお店の表示でも「ジーパン」とは書かれていないよ。
Z世代の感覚では「ジーパンって古っ!」と思われがち。
場面によっては“おじさん語”っぽく聞こえることもあるから、使い方にはちょっと気をつけたいね。
Q4:「ぴえん」や「激おこぷんぷん丸」って今使うとどうなる?
A:「ぴえん」も「激おこぷんぷん丸」も、一時は若者の間で大流行した感情表現の死語。
「ぴえん」は“悲しい”“ショック”のニュアンスで、「ぷんぷん丸」は“怒ってる”のギャグ表現だったんだ。
でも今では完全に“ネタ扱い”。
使うと逆にウケることもあるけど、本気で使うと「空気読めない」と思われるかも。
あえて使うなら、その“わかってる感”を出せると◎。
Q5:死語になる理由って何?どうして使われなくなるの?
A:言葉が死語になる背景には、「メディアの変化」「新語の登場」「世代間の価値観の違い」などがあるんだ。
テレビ主導だった昭和・平成と違って、今はSNSが言葉を動かす時代。
流行のスピードが速すぎて、ちょっと目を離すともう“オワコン”扱いに。
若者は常に新しい表現を探していて、古い言葉はすぐに見限られちゃう。
でも逆に、それが“ネタ”としてリバイバルすることもあるから、死語にもまだ出番はあるかもね。
今は使われなくなった 昔の言葉 知らないのって言われても
今の中学生が「ナウい」って言葉を聞いたら、たぶん「ナニソレ呪文?」ってなると思うんだ。
だけど、ちょっと前まではテレビや雑誌、CMでバンバン使われてた流行語だったんだよ。
言葉って生きてるから、使われ方も意味もどんどん変わっていく。
いま流行ってる言葉も、10年後には「おじ語」って言われてるかも?
そんな、時代の空気といっしょに生まれて、そしてひっそり消えていった言葉たち――。
今回はそんな「昔の言葉」や「死語」と呼ばれる単語たちを、昭和・平成・令和までさかのぼって調査してみたよ。
意外と使い方や背景を知ると、笑えるし、勉強になるし、会話のネタにもなるんじゃないかな。
てことで、昭和語・平成語・令和“オワコン”ワードまでぜんぶひっくるめて、死語ランキング風にご紹介していくよ。
先生に「なんでそんなの知ってるの?」って言われたらチャンス。
「調べたんです!」ってドヤってみよう。
昭和&平成の“死語”をざっくりチェック
「バッチグー」って何!?
これ、完全に昭和っ子の十八番。
「バッチリ」+「グッド」で「バッチグー」。
今で言うところの「エモい!」とか「神!」に近いニュアンスだったかも。
当時の若者言葉としてテレビで連呼され、バラエティ番組でも定番フレーズだったんだ。
だけど今じゃ、「バッチグー」と口にした瞬間、空気が止まるレベル。
とはいえ、死語ランキングではなぜか常に上位キープの人気者。
会話で“あえて使う”と逆に盛り上がるケースもあるから、ワンチャン狙いで使ってみても?
「アベック」がオシャレ?
フランス語っぽくて、ちょっと上品にも聞こえるこの言葉。
「カップル」の意味で、昭和時代のドラマやニュースでは頻繁に登場してたんだ。
「街を歩くアベック」とか、「スキー場にアベックが集う」みたいな使い方だったよ。
いまはほぼ完全に廃語だけど、おじいちゃんおばあちゃんの世代との会話では、サラッと出てくるかも。
ちなみに女子が「アベック」と言われたら、リアクションに困る可能性大。
空気読めてない感がすごいので、使う場面は要注意だ。
「ナウい」は今でも使う人いる?
これも昭和トレンドを代表するワード。
「ナウ」は「今」という意味で、「ナウい」は「今風の」「流行ってる」という表現だったんだ。
今で言えば「トレンド」や「イマドキ」と近いかな。
昭和から平成初期にかけては、雑誌やラジオでも定番の単語。
けど、平成も後半になってからは完全にオワコン扱いに。
ちなみにネットでは“ネタ枠”でたまに使われてるけど、本気で使ってる人はまず見かけないよね。
それがまた面白いんだけどさ。
「イタ飯」って何のこと?
これ、イタリアン料理のことだよ。
「イタリア料理」+「飯(めし)」で「イタ飯」。
平成初期に「デートでイタ飯」がリア充の定番だったの、信じられる?
今だと「イタリアンに行こうよ」ってストレートに言うよね。
「イタ飯」っていう言葉は、なんとなく女子より大人のおじ寄りのイメージ。
たまにお母さん世代が言ってるかも。
このワードも流行語の寿命ってこうやって終わるんだな〜って感じがするね。
昭和レトロの昔の言い方|今きくと逆に新鮮な4選×用法
昭和の言葉って、今の中学生からすると「え、それ本気で使ってたの?」と笑ってしまうようなものが多いよね。
でも同時に、日本語の柔らかさや、時代ごとの空気感がぎゅっと詰まっている。
テレビ番組や雑誌、学校の先生の口グセから広まったものも多いから、親に聞けば「懐かしい!」と盛り上がるかも。
しかも今あえて使うと、逆に新鮮に感じられて会話のネタになる。
ここでは昭和を代表する4つの昔の言い方を取り上げて、それぞれの意味や使い方を紹介していくよ。
かっこいい=「イカす」「ナウい」使い分けのツボ
「イカす」という言葉は昭和の若者が「最高にかっこいい」と思ったときに使った表現だ。
英語の「cool」に近いニュアンスで、ファッションなどをほめる時によく出てきたんだよね。
一方で「ナウい」は「今っぽい」「流行している」という意味。
でも現代で使うと「ダサかわいい」雰囲気になっちゃうのが面白い。
先生や親が冗談まじりに「ナウいね」と言ってるのを聞いたことある人もいるかもしれない。
同じ「かっこいい」でも、時代が違うとこんなに違う表現になるんだ。
元気・勢い=「バリバリ」「ガンガン」いつ言う?
昭和の部活や仕事の世界でよく聞かれたのが「バリバリ」。
「バリバリ働く」「バリバリ練習する」といった感じで、とにかく勢いを示す表現だった。
今でいう「全力で」「ガチ勢」みたいなノリに近いかもね。
似たような言葉に「ガンガン」もあって、音の強さがそのまま勢いを表す。
「ガンガン攻めろ!」と今、先生に言われたら、ちょっと昭和感があるよね。
勢いを見せたいときにピッタリの昔語だったんだ。
OK合図=「バッチグー」「了解!」の温度差
親世代が使いがちなのが「バッチグー」。
これは親指を立てるジェスチャーとセットで使うのが定番だった。
「問題なし!」「完璧!」という意味で、まさに今の「神」や「それな」に近い。
でも「了解!」と言うとちょっと堅く響くのに対して、「バッチグー」は笑いが混ざる。
その軽さが友達同士での会話にピッタリだったんだ。
今でも冗談で使えば、クラスで笑いが取れるかもね。
友達=「ダチ」「マブダチ」微妙に違うニュアンス
昭和〜平成初期にかけて「友達」を指す昔の言い方といえば「ダチ」。
これは気軽でフランクな響きで、仲間意識を強める表現だった。
さらに「マブダチ」となると「親友」「特別な友達」という意味合いになる。
「親友」と言うより、ちょっとヤンチャな雰囲気が漂うのが特徴だね。
今の中学生が使う「リア友」や「ガチのトモ」と同じ位置にあたる。
友達関係の濃さを言葉で表現するのは、いつの時代も変わらないんだよ。
※くはしくは「昔の言い方 親世代が使ってた死語と今どき言葉の違い」
「死語」ってなんだ?中学生にもサクッと解説
死語という言葉を聞くと「なんか古臭い」と思うかもしれないよね。
実は死語は、その当時は若者言葉として流行語ランキングの1位に輝いていたようなキラキラした存在なんだ。
当時の空気を映す鏡のような単語が、新しい時代になると誰も使わなくなってしまう。
それが死語という表現につながるんだ。
意味が消えたわけじゃなくて、会話の場から退場しただけ。
だから死語は歴史を語る資料にもなるし、友達とのコミュニケーションのネタにもなるよ。
死語と流行語のちがいをざっくり知ろう
死語と流行語はまるで反対の存在だよね。
流行語は最新トレンドのワードで、女子や高校生がSNSやLINEで「これエモい」「ワンチャンある」とかバズらせて広がる。
だけど時間が経てばオワコンになって死語へと移動する。
つまり流行語は生まれたての若者言葉で、死語はそれが年齢を重ねて「昔の言葉」になった状態なんだ。
毎年発表される流行語大賞も、未来には死語ランキングに入るかもしれない。
そう考えると、死語と流行語は同じ線上にある存在なんだよ。
なぜ古い言葉が「死んだ」みたいに言われるのか
当時の若者にとっては流行の中心だった単語でも、周りの空気が変われば意味を失っていく。
例えばチョベリグやKYは、一時は若者言葉として大人まで使っていた。
でも今の世代からすれば「古い」「無理」という印象になる。
死語という表現は「誰も使わなくなった=生きていない」というイメージから来ているんだ。
ちなみに中には完全に消えずに、ギャル文化の中で形を変えて残るワードもあるよ。
テレビとネットで寿命のスピードが変わる
昭和の流行はテレビや雑誌が中心で、長く定番として生き残った。
平成になるとガラケーとメールが流行の中心になって、若者言葉の入れ替わりも早くなった。
そして令和はスマホとSNS。
LINEやTwitterでワードが一瞬で広まり、次の瞬間にはオワコンになる。
ぴえんや激おこぷんぷん丸のように、流行の寿命が数か月単位なんてこともある。
ネットのトレンドはスピードが命だからこそ、死語になるのも早いんだろうね。
死語を使うとウケるとき・ドン引きされるとき
死語はただ古いだけじゃなくて、使い方次第で会話を盛り上げるアイテムにもなる。
例えば授業中に先生が昭和の単語をぽろっと言ったら、生徒から「それ死語じゃん」とツッコミが入る。
空気が和む瞬間だ。
でも同じワードを大人が真顔で使ったら「え、それ古すぎない?」とドン引きされる。
つまり死語は笑いを生むかショックを与えるか、場面と使い方で評価が変わるんだ。
だからこそコミュニケーションでの距離感をマスターするのに役立つ存在でもある。
※くわしくは「死語ってなに? 今の言い方で言うと? 時代ごとの死語一覧100!」
老人語ってそもそもなに?
昔の人が使っていた言い回し、今の私たちにはちょっと異国の言葉みたいに聞こえる「老人語」。
言葉遣いのズレを知ると、世代を越えた会話がもっと楽しくなる。
この記事では、老人語の正体、由来、現代とのズレ、そしてちょっと笑える使い方まで、中学生にもわかるように解説するよ。
老人語と死語のちがい
「死語」というのは、完全に使われなくなった言葉。
でも「老人語」は、まだ物語や漫画、年配の人の会話のなかに残っていることもある。
だから、死語=使われない言葉、老人語=世代ギャップで聞こえにくい言葉、という違いがあるんだ。
方言と老人語の境界線
老人語には「じゃ」「ぬ」「わし」など、西日本の方言っぽい要素が入ることが多い。
でも、それだけじゃ方言とは言えない。
方言は地域で自然に育った言葉、老人語は「年配らしさ」を演出する役割語だから。
つまり、同じ日本語の中でも扱いがちょっと違うんだよね。
なぜ中学生にとって聞き慣れないのか
中学生世代だと、学校でもネットでも「標準語」や若者語に触れることが多いよね。
だから、おじいちゃん・おばあちゃんの昔の言い方には触れる機会が少ない。
言葉って利用者が多いほど強く残るけど、使う人が減ると急速に消えていく。
老人語はまさにその流れにあるということだ。
世代ギャップから生まれるおもしろさ
世代ギャップ=言葉のズレがおもしろい瞬間っていっぱいある。
「ちゃぶ台をひっくり返す」「おっとっと」「〜じゃからの」なんて表現を聞くと、「え、それ何?!」ってなるよね。
そのズレを楽しむのも、老人語を学ぶ醍醐味かもしれない。
※くわしくは「老人語ってなんだ? 死語とどう違うの?」
Z世代から見た令和“死語”25選
「マジ卍」の栄枯盛衰
平成の終盤あたりに女子中高生の間で大ブームになったこの単語。
意味は特にないけど、「マジですごい!」「マジでヤバい!」ってテンションで使われてた。
「卍」はもともと仏教の記号だけど、ギャル語として意味を脱ぎ捨てた感じがすごい。
だけど数年たつと、「マジ卍とか使ってる人、まだいるの?」って空気になっちゃった。
流行語ってそういうものだよね。
一瞬のトレンドで、SNSの海に消えていく…。
「写メ」→「写真」へ進化
「写メ」って、もともとはガラケー時代の「写真付きメール」の略語。
当時は「写メ送って〜」が定番だったけど、スマホ世代にはもうピンとこないかも。
だって今はメールじゃなくて、LINEやインスタが主戦場。
「写真送るね」とか「画像送ったよ」で十分だよね。
辞書にも載ってた言葉だけど、今では死語ランキング常連組に転落。
編集部のアンケートでも「写メって何?」と答えた高校生もいたとか。
時代って残酷だなあ。
「タピる」で時代が見える?
「タピオカブーム」は一時期、もはや社会現象。
そこから生まれた動詞「タピる」も、女子高生を中心に広まった言葉だよ。
だけど、ブームが去れば言葉も薄れる。
いま「タピる」と言ったら、むしろ“懐かしさ”が勝ってしまうという。
「令和初期って、あんなに並んでたよね〜」なんて、友達との会話の中で話題になることはあっても、もうリアルには使われない表現に。
言葉って、ブームとセットなんだね。
「激おこぷんぷん丸」って怒りすぎ!
これはさすがにネタでしょ?って思いたくなるワード。
「激しく怒っている」という意味で、小学生でも言わないレベルのギャグ表現。
でも一時期は本気で使われてたから恐ろしい。
「リアルに激おこぷんぷん丸だった〜」とかいう会話が、真顔で飛び交ってたとか。
今は完全にネタ枠で、“あえて使う”ギャル語の代表格になっている。
もはや老人語のような存在。
「それ、激おこぷんぷん丸じゃん」と言って爆笑を取れるなら、ある意味スゴイ才能かも?
頭のいい人が使う言葉の共通点は?まず“型”から見抜く
頭のいい人って、会話でも文章でも「型」がしっかりしてるんだよね。
その型とは、論理・構成・明確さを重視する表現。
共起語を自然に使って、意味を深めつつ印象を高める方法も見えてくる。
このセクションでは、その共通点を中学生でもわかるように解説するよ。
具体→理由→結論の“三点セット”で話す
頭のいい人は「具体 → 理由 → 結論」の順序で話すことが多いよね。
たとえば、
「昨日、文化祭で合唱した(具体)。
なぜかというと、クラスの団結を高めたかったからだ(理由)。
だから、みんなの印象がよくなった(結論)。」
こういう流れだと、相手にすっと入るんだ。
順序がバラバラだと、聞き手はモヤモヤする。
“共起語”を使えば、具体→理由→結論の間に「意味」「印象」「行動」「答え」みたいな言葉をはさみやすくなる。
「要するに」「つまり」でまとめを先出しする
頭がいい人は「要するに」「つまり」でまとめを先に出すことがあるんだ。
「要するに、君にはもっと準備が必要だ」という風に。
そのあとで理由や背景を語る。
こうすると、聞き手は「まとめが先に来たな」と安心できる。
結論がわかったうえで説明を聞くから、理解しやすくなるんだよね。
「もし〜なら」で仮説を置いてから動く
頭のいい人は「もし〜なら」という仮説を先に置くテクニックを使うことが多い。
たとえば、
「もし君が毎日30分勉強を続けられるなら、成績は確実に上がるよ」
こういう仮説を置くと、聞き手も想像しやすい。
それから「だからこうする」「こういう手順でやる」という行動につなぐ。
この型を使うと、説得力と論理性が増すんだ。
数字と固有名詞で“わかる化”する
「数字」と「固有名詞」は、頭のいい言葉のスタイルには欠かせない。
「3割」「5回」「10人中7人」「東京」「○○高校」「アップル」など。
例えば「5回練習すれば成功率が8割まで上がる」なら、具体性が出て印象に残る。
固有名詞も「村上春樹の小説」「マイクロソフト社」「東京タワー」とか出すと、読者にリアリティを与えられる。
共起語を活用して「経験」「意味」「印象」「理解」「例」「状況」などを入れながら書くと、SEO的にも記事が強くなるだろう。
※くわしくは「頭がいい人が使う言葉 そうじゃない人が使う言葉」
昔の服&雑貨ネーム、知らないと恥ずかしいかも?
「えもんかけ」ってハンガーのこと?
これは日本の伝統的な言い方。
「えもん=襟元をかけるもの」って意味で、昔の人たちはふつうにこの単語を使ってたんだ。
でも今や“ハンガー”が完全に主流。
「えもんかけ」と言うと、「なにその単語、辞書に載ってるの?」と聞かれそうなレベル。
ただしお年寄りとの会話ではまだ現役だったりするから、知っておくと気配りできるかも。
空気を読んで、使い分けるセンスが大事だよね。
「とっくりセーター」の語源とは
これはちょっと面白い言葉。
「とっくり」は徳利(とっくり)=首が細くて長い酒器のこと。
その形に似てることから、タートルネックのことを「とっくりセーター」と呼んでいたわけ。
昭和ではファッション雑誌にもふつうに登場してたけど、今の若者に言っても「え、徳利ってお酒の器?」となりがち。
服の言葉にも歴史ありってことだね。
ちなみに、今これを使うと“オジ”感爆発なので注意。
「ソニプラ」は今どこに?
「ソニプラ」って言葉、聞いたことある?
これは「ソニープラザ」という雑貨店の略称だったんだ。
平成初期までは女子中高生の“推し”スポットとして人気絶頂。
ジャケ買いするような輸入コスメや、ちょっとエモい文具がズラリと並んでいた。
でも、いまは「PLAZA(プラザ)」に名前が変わって、イメージもずいぶん変化したんだよね。
世代ごとにショップの呼び方も変わっていくという好例だ。
「ジーパン」VS「デニム」、どっち派?
昔の人はみんな「ジーパン」って言ってた。
でも今は「デニム」が一般的。
どちらも意味はほぼ同じなんだけど、使い方に時代の色がにじみ出る。
ファッション誌でも「ジーパン」より「デニム」表記が主流になっていて、Z世代にとっては「ジーパン=昭和語」という認識すらあるよ。
女子中高生に「ジーパン買いに行く?」と聞いたら、「…お父さん?」って言われるかも。
言葉ってほんと空気をまとってるんだね。
ヤバいは昔は危険、今は最高!?
昔の「ヤバい」は「マジで危険だ」「これ以上いったらダメ!」って意味だったんだよね。
でも、今のぼくたちにとって「ヤバい」は「めっちゃ最高!」って意味でも使うよね?
たとえば「このアイス、ヤバいくらいおいしい」とかさ。
言葉の意味って、必要に応じて変化するものなんだなあって思わない?
辞書にのってる意味だけじゃ、説明できないところがあるよね。
昭和の「ヤバい」はマジでピンチ!
昭和のころ、「ヤバい」はホントに危険な場面で使われてたんだ。
「警察に見つかったらヤバい」とか「このままじゃテスト赤点でヤバい」っていう感じだったんだよね。
言葉の本来の意味は「危ない状況」だったわけだ。
だけど、現代では「危険」って意味で使う人、あんまりいないよね。
このへんが、昭和と令和の言葉の使い方の違いだと思うんだよなあ。
令和の「ヤバい」は褒め言葉!?
今どきの「ヤバい」は「めちゃくちゃおいしい!」「感動した!」って感じで使うんだよね。
「ヤバい景色」「ヤバいダンス」「ヤバい優しさ」とか、何でもあり。
危険どころか、最高の褒め言葉になっちゃってる。
昭和のおじさんが聞いたら「どこが危ないの?」って聞き返すかもね。
でも、時代が違えば、言葉の感情ジャンルも変わるってことなんだろうな。
親と話して「ヤバい」の意味がズレた!
前に「お母さん、このケーキ、ヤバいよ!」って言ったら
「食べたらお腹こわすの?」って真顔で返されたんだって話を聞いた。
いや、そうじゃなくて「めっちゃおいしい!」って意味だったのにね。
親世代と話すときは、こういう意味のズレに注意しないと
「誤用だ!」って怒られちゃうこともあるから、気をつけようね。
でも、それも言葉の面白さかも?
マジは本気?それとも強調?
昭和の「マジ」は「本気で言ってるんだぞ!」っていう真剣な場面で使われてたんだよね。
でも令和では「マジ楽しい」「マジ最高」みたいに、ただの強調語としても使われてる。
言葉って、こうやって本来の意味から少しずつズレていくものなんだなって感じるよ。
ちなみに辞書には「本気」ってちゃんと書いてあるから、令和の使い方は誤用…?
でも、今はもう普通に使われてるんだよね。
昭和の「マジ」は真剣勝負のことば
昭和時代、「マジでやる」「マジで怒ってる」って言ったら、本気モード突入だったんだ。
冗談ぬきで、「ふざけてないよ!」っていう空気感が伝わったんだよね。
だから昭和の人は、軽いノリで「マジ」を使うのを見たら
「それ、ほんとに真剣なの?」って思っちゃうかもな。
言葉の使い方は時代によって空気まで変わるから、不思議なものだよね。
令和の「マジ」はテンションを上げる道具!
令和では「マジ〜!」って気軽に言うことが多いよね。
「マジ最高」「マジかわいい」とか、なんでもマジをつけてテンションアップ!
本気かどうかなんて、もはや気にしてない感じ。
でも、こういう強調語の使い方ってSNSでも会話でもすごく便利なんだ。
たしかに、気持ちを伝えるためには、言葉の使い方が変わっていくのも当然なのかもね。
世代間トークで「マジ?」ってなった話
あるとき、お父さんに「マジ神!」って言ったら
「神? なんだそれは。本気の神なのか?」って聞かれたことがあるって言ってる子がいた。
いやいや、「めっちゃ最高!」って意味だったんだけどね。
世代間トークって、こういうズレがあって面白いんだよね。
でも、お互いに理解し合えたら、それもまた楽しいと思わない?
ダサい・イケてるって今どう使う?
昭和の「ダサい」は完全に悪口だったんだよね。
「センス悪い」「田舎っぽい」「時代遅れ」みたいな感じ。
逆に「イケてる」は「都会的でかっこいい」って意味で、あこがれの存在だった。
でも令和では「ダサい」とか「イケてる」はあまり使わないよね。
言葉の流行って、時代とともに消えたり生まれたりするもんだな〜。
昭和の「ダサい」は一発アウト!
昭和で「ダサい」って言われたら、けっこう心にくる悪口だったんだよね。
「ダサい服着てるな」「ダサい髪型だな」とか言われたら、もうその日は立ち直れないレベル。
そうそう、「ださいたま(埼玉県)」のダサさからきてるって説があったよ。
辞書にも「野暮ったい」「かっこ悪い」ってしっかり載っている言葉だったんだよ。
つまり、昭和の「ダサい」はマジで使いどころ注意だったわけだね。
令和では「ダサかわ」「イケてる」は死語ぎみ?
でも令和では「ダサかわいい」って言って、逆に好かれることもあるよね。
たとえばレトロゲームのグッズとか、あえてダサいデザインのTシャツとか。
つまり「ダサい」も「かわいい」に変換される時代になったわけだ。
それに「イケてる」って言葉、もうあんまり聞かないよね?
今は「かっこいい」とか「神」とか「尊い」みたいな別の言葉で置き換わってるんだ。
お父さん世代の「イケてる」に笑った話
この前、お父さんが「今日の俺、イケてる?」って言ったとき
家族みんなで「それ、令和では言わないよ〜!」ってつっこんじゃった。そんな話も多いね。
昭和世代にはかっこいい誉め言葉だけど、今はちょっと古い響きなんだよ。
こういう世代間の言葉の違い、会話のネタにすると盛り上がるから楽しいよ。
でも言葉って悪気があってズレるわけじゃないから、笑って済ませるのが平和だね。
※くわしくは「昔と今で意味が違う言葉」
学校での“禁止ワード”をTPO翻訳(先生・親の前バージョン)
学校や家庭で若者が使う流行語の中には、大人の前で使うとトラブルになるものもあるよね。
同じ意味でも、先生や保護者の前での表現は変える必要がある。
異世代とのコミュニケーションで大切なのは、相手に応じた表現選び。
会話の中で必要な翻訳を覚えておくと、誤解や衝突を減らせるんだ。
「草」は「思わず笑ってしまった」に変換
若者は「笑った」を「草」と表現するけど、先生や年配の人には意味が通じない。
さらに、草を連発すると「相手をバカにしているの?」と誤解されることもあるんだ。
だから大人の前では「思わず笑ってしまった」と丁寧に言うのが安全。
表現の使い分けは社会に出ても役立つスキルになるよね。
「エモい」は「胸にしみた/感動した」に変換
「エモい」は若い世代に人気の流行語だけど、昭和世代の先生や親には意味が伝わらないことが多い。
感情の動きを表す便利な言葉なんだけど、相手によっては「意味不明」と感じるケースもあるんだ。
そんなときは「胸にしみた」とか「感動した」に翻訳すれば、相手にちゃんと伝わる。
異世代との会話では意味を正しく届けることが大事なんだよ。
「キモい」は“事実+感情”で丁寧に言い換え
「キモい」は軽いノリで使いやすいけど、先生や親に聞かれると強い拒否表現に取られる可能性がある。
相手を傷つけやすいワードでもあるよね。
だから「こういう理由でちょっと苦手」とか「雰囲気が怖い」と説明を加えると安心される。
若い世代にとっては当たり前の表現でも、大人の世界では誤解を招く存在になるんだ。
「ガチ」は「本気で/全力で」に置き換え
「ガチ」は若者語の代表ワードだよね。
友達との会話では自然に使えるけど、先生や保護者の前では「本気で」や「全力で」に言い換えるといい。
意味の違いを理解しておかないと、相手に伝わらないこともある。
社会人になってからも同じで、ビジネスメールに「ガチでお願いします」と書いたら絶対に誤解されるだろうね。
※くわしくは「世代による言葉の違い一覧 ズレてる言葉辞典」
古文に出てきて意味が違う“現代語”、要注意!
「うつくし」の“かわいい”とは?
「うつくし」って聞くと、「美しい」って意味かな?って思いがちだよね。
でも古文の中では、主に“かわいらしい”とか“いとおしい”って意味で使われているんだ。
つまり、現代の「美人」とはちょっと違うニュアンス。
「子どもがうつくし」なんて書いてあると、「え、子どもが美しいの?」って思うけど、そこは「かわいくて仕方ない」って解釈になる。
言葉って、時代によってほんとうに表現の空気が変わるもんだね。
「いと」は“とても”の役割!
これはもう古文あるあるの代表格。
「いと」という単語、現代の会話では「いとこの“いと”?」「糸?」なんて勘違いされがち。
でも古文では「いと=とても」って意味で使われていた。
たとえば「いとをかし」なら、「とてもおもしろい」と訳すのが正解。
この単語を見逃すと、文章全体のニュアンスがズレちゃうこともあるから、注意が必要なんだよね。
ちなみにこの「いと」、女子に人気の“いとおかし系”グッズにも影響を与えてるとか。
「げに」は“なるほど!”に近い
これもまた、今の言葉に置き換えるとけっこう面白い単語。
「げに」は「まさしく」「なるほど」といった納得や同意を表す言葉なんだ。
「げに、これはありがたき幸せなり」なんて出てきたら、「うんうん、ほんとにこれはうれしいことだ」って意味。
今の感覚だと「マジでそうだわ~」に近いノリかもしれない。
古文の世界にも“共感”って大事な空気が流れてたってわかるよね。
助動詞「けり」「む」「つ」のパワー
このへんは古文文法の鬼門かも。
だけど、意味をしっかりおさえておくと、けっこう面白い。
たとえば「けり」は“過去の出来事”を語るときに使う助動詞。
「む」は“推量”や“意志”を表し、「つ」は“完了”の意味がある。
つまり、昔の人たちはこの助動詞で時間の流れや気持ちの変化を表現していたわけだ。
現代語でも似たような表現はあるけど、ここまで細かくは使わない。
だから古文ってある意味、日本語の“細密アート”とも言えるかも。
言葉の“死語化”ってどうして起こるの?
メディア変化がもたらす衰退
昔の流行語って、テレビや雑誌が作っていた。
「流行語大賞」みたいなランキングを見て、みんなが使い始めるという流れだったんだ。
でも今は、情報の主役が完全にSNSにシフトしてる。
TikTok、X(旧Twitter)、インスタ…スピード感がとにかく早い!
だから、ワードの寿命がめちゃくちゃ短くなってる。
テレビ発の言葉が“おじ感”強めに見えるのも、そういう背景があるよね。
新語に主役が奪われる仕組み
新しい言葉って、どんどん現れる。
たとえば「エモい」「ワンチャン」「推し活」みたいな表現は、もうすっかり定番になりつつあるよね。
こういう新語が出てくると、昔の言葉は使われなくなっていく。
言葉の世界にも“席替え”みたいなものがあって、若者の会話の中で生き残れる単語だけが主役になれる。
使い方が古くさくなると、空気を読めないって思われることもあるから、変化に敏感な人ほど新語を取り入れるよ。
世代別コミュニケーションの壁
言葉の使い方って、世代ごとにぜんぜん違う。
親が使っている単語を「なにそれ〜笑」って思った経験、あるよね?
逆に、自分たちがふつうに使ってる若者言葉も、大人には理解されてなかったりする。
このギャップがどんどん広がると、「KY(空気読めない)」みたいに、世代をまたぐ流行語が生き残れなくなるんだ。
言語って、実はめちゃくちゃ“世代の鏡”だったりする。
“あえて使う”死語で笑いを狙う
でもさ、死語って全部が全部、ダサいわけじゃない。
「あえて使う」ことで場を盛り上げるケースもあるんだよ。
「バッチグーだね〜」とか「イタ飯行こうぜ!」なんて冗談っぽく言うと、逆にウケたりする。
編集部の若者調査でも、「あえて死語を使うのが面白い」って答えた高校生もいたんだって。
つまり、使い方次第で、死語は“ネタ枠”として再評価されることもあるんだ。
うまく使えば、会話のアクセントにもなるし、ちょっとしたギャグにもなるってことだね。
まとめ
昔の言葉、つまり“死語”って、ただ古いだけのものじゃないんだ。
それぞれの単語には、その時代特有の空気や文化、そして人びとの感情が詰まっている。
「バッチグー」や「アベック」、「ぴえん」や「激おこぷんぷん丸」…どれも一瞬でも会話や雑誌、SNSの主役だった存在。
でも、時代の流れやメディアの変化、そして新しい表現の登場とともに、表舞台から姿を消していく。
とはいえ、それを「古い」「ダサい」と切り捨てるだけじゃもったいない。
言葉の変化を知ることは、歴史を学ぶのと同じくらい面白いし、世代を超えたコミュニケーションのヒントにもなるんだよね。
古文と現代語のギャップもまた、その証拠。
「うつくし」が“かわいい”を意味したり、「いと」が“とても”だったり、言葉はいつだって生き物なんだ。
そして、あえて“死語”をネタとして使ってみるセンスもアリ。
話題に困ったとき、ちょっとした笑いが欲しいとき、逆にそれが武器になることだってあるよ。
言葉はツール。
どう使うかは、自分しだい。
付録:昭和の言葉100選と意味
1. アイコでしょ
じゃんけんで同じ手が出たときの言い方。
今はあまり聞かない。
2. あたり前田のクラッカー
「当たり前だよ」にかけたギャグ。
昭和のCMが発祥。
3. アベック
カップルの意味。
現在は「カップル」が一般的で、死語扱いに。
4. アッシーくん
女性を車で送迎するだけの男性。
バブル時代の象徴的な俗語。
5. あたい
自分を指す女性の一人称。
今ではやや古風な印象に。
6. あんたも好きねぇ〜
ドラマやバラエティで流行した決まり文句。
今では懐かしい響き。
7. イカす
かっこいい、魅力的という意味。
当時の若者言葉だが今は死語。
8. いなかっぺ
田舎者をからかう表現。
現代では差別的とされ、使われない。
9. インチキ
ずるいやり方、不正。
意味は通じるが使用頻度は低下している。
10. ウラ若き
若くて初々しい様子を表す古風な表現。
詩的なニュアンス。
11. ウルトラC
体操競技の最難技から転じて「予想外のすごい策」の意味に。
12. エッチスケッチワンタッチ
語感で遊ぶおふざけ表現。
意味より響き重視の昭和ギャグ。
13. エライこっちゃ
「たいへんだ!」という意味。
関西では今も使われる。
14. オイーッス!
志村けんの代表的ギャグ。いかりや長介の掛け声でもある。
昭和のお笑いを象徴するあいさつ。
15. おシャレ泥棒
昭和のテレビ番組。転じておしゃれな人への茶化し表現。
今ではあまり聞かれない。
16. オッカナビックリ
恐る恐る何かをする様子。
時代劇や児童文学でよく使われた。
17. おったまげた
びっくりしたという意味の古風な言い回し。
年配層では健在。
18. オトコマエ
男前。
関西では日常的に使われるが、関東では減少傾向。
19. オバタリアン
自己主張が強い中年女性を揶揄する言葉。
バブル期に流行。
20. ガチョーン
谷啓のギャグで流行。
今では昭和を懐かしむ用語に分類。
21. ガハハ
大笑いの擬音。
昔の漫画やドラマではよく使われたが、今は見かけない。
22. ガンバレ日本!
応援の定番フレーズ。
今でも使われるが、少し古風に響くことも。
23. キザなやつ
気取っていて嫌味な人を指す言葉。
現代ではあまり聞かれない。
24. キン消し
「キン肉マン消しゴム」の略。
昭和の男児の定番コレクション。
25. クサい芝居
オーバーでわざとらしい演技を指す。
演劇用語として生き残ることも。
26. グッドバイ
「さようなら」の英語表現。
昭和の洋楽ブーム時代によく使われた。
27. くたばっちまえ〜!
怒りを込めた罵倒表現。
現代では暴力的すぎて使われない。
28. グータラ
だらしなくて働かない様子。
家庭内で使われる場面が多かった。
29. グズグズするな
モタモタしないでという催促の言葉。
今も通じるが口語では減少傾向。
30. ケロヨン
昭和の人気キャラクター名。
今では知る人ぞ知る存在に。
31. ケツカッチン
後の予定が詰まっている状態を表す業界用語。
テレビ関係者に今も残る。
32. コマネチ!
ビートたけしのギャグポーズ。
昭和ギャグの金字塔。
33. ゴロツキ
粗暴で無頼な人を指す古い表現。
今では死語扱い。
34. コンバットマーチ
応援団の定番曲。
今でも吹奏楽では演奏されるが知名度は下がっている。
35. サイコーっす
最高です、の砕けた言い方。
体育会系ノリの言葉として流行。
36. サザエさん的発想
のんびりした家庭的な価値観のたとえ。
古き良き日本像の象徴。
37. サッサとしな
急いでやれ、の意味。
命令調が強く今の若者は使いにくい。
38. シーユーアゲイン
「また会おうね」の意味。
洋楽や映画の影響で一時流行。
39. しかとする
無視するという意味。
語源は江戸時代までさかのぼる。
40. しけた面すんな
不機嫌そうな顔をするな、という叱責。
口語としては死語に近い。
41. ジャンジャンバリバリ
パチンコ台が連続で大当たりする様子。
ギャンブル用語として流行。
42. シュワッチ
ウルトラマンの飛び立つときの掛け声。
昭和特撮ファンにはおなじみ。
43. すけこまし
女たらしのこと。
今では完全に死語、かつ差別的にとられる場合も。
44. ずっこける
転ぶ、失敗するの意味。
ギャグマンガなどで多用された。
45. スッチー(スチュワーデス)
CA(キャビンアテンダント)の旧称。
今では不適切語扱いされることも。
46. スペルマラソン
英単語を暗唱して競争する学習遊び。
塾文化で使われたが今は聞かれない。
47. せがれ
息子のことを指す父親の古風な言い回し。
時代劇風で今では珍しい。
48. セコい
ケチな、細かいという意味。
若干使われるが古い印象を持たれやすい。
49. せっかくグルメ
実際は現代のTV番組名だが、昭和的な「せっかく〜したのに」という感覚が根底にある。
50. そりゃそうよ
強い同意や皮肉で使う表現。
口調が昭和的で軽妙。
51. ダイナマイトボディ
豊満でグラマラスな女性体型を賛美する表現。
時代錯誤感あり。
52. チョベリバ
「超ベリー・バッド」の略。
1990年代ギャル語だが、平成初期のため死語扱いに近い。
53. ちょっと待っててチョーダイな
くだけた口調のお願い表現。
古いコントや漫才で多用された。
54. ちゃっかり
ずうずうしくも得をするさま。
今も意味は通じるが使われ方が減った。
55. つんけんする
とげとげしく無愛想な様子。
文章では見かけるが会話では古めかしい。
56. つんつるてん
服が小さすぎる様子。
視覚的にわかりやすいが、今では死語気味。
57. でかした!
「よくやった!」という称賛。
上から目線な響きで使われにくい。
58. テレフォンパンチ
誰が見ても予測できるパンチ。
ボクシングから来た比喩。
59. デンデン虫
カタツムリのこと。
童謡ではよく歌われたが日常ではまず聞かれない。
60. どアホウ
強い叱責。
関西弁由来で勢いがあるが、今では攻撃的と受け取られる可能性大。
61. ドカチン
建設現場で働く日雇い労働者を指す俗語。
差別的とされ、今ではほぼ使われない。
62. ど根性
強い意志や忍耐を称える言葉。
昭和のスポ根精神を象徴する。
63. どすこい
相撲の掛け声。
冗談や力強さを表すギャグ的にも使われた。
64. どっこいしょ
重いものを持ち上げるときの掛け声。
今も年配層には自然に出る言葉。
65. とっくりセーター
首まで隠れるハイネックのセーター。
今では「タートルネック」が一般的。
66. とっぴんぱらりのぷう
昔話の締め言葉。
今では完全な死語、時代劇風味満点。
67. ドロンします
姿を消す、立ち去る意味。
忍者や時代劇調のユーモア表現。
68. ナウい
今風、おしゃれという意味。
語感が古臭くてギャグ扱いされる。
69. ナウなヤング
流行に敏感な若者を揶揄する表現。
完全にネタ扱い。
70. なんじゃこりゃ
驚きや困惑を表す言葉。
松田優作の名セリフで有名。
71. ぬか喜び
期待していたことが外れたときの悔しさ。
今でも意味は通じるが語感が古い。
72. ネクラ・ネアカ
陰気・陽気の性格分類。
昭和期の性格分析の定番だった。
73. ノリノリ
テンションが高い、調子がいい様子。
今も使われるがやや死語寄り。
74. ノスタル爺
ノスタルジーに浸る中高年男性へのあだ名的な表現。
語呂勝負の昭和語。
75. バッチグー
「ばっちりグッド」の略。
昭和の肯定表現ギャグ。
76. バッチリ
完璧、問題なしの意。
今でも使う人はいるが、古く感じられることも。
77. バブる
バブル経済期の派手な生活ぶりを表す。
令和ではほぼ死語。
78. パラリラパラリラ
暴走族のバイク音を表現。
昭和ヤンキー文化の象徴。
79. ハラキリ
切腹を指す。
海外では「HARAKIRI」として有名だが、日本では使わない。
80. ひえ〜っ
驚きや怖れを表すマンガ的擬音。
昭和ギャグに多用された。
81. ひっぱたく
平手で強くたたくこと。
暴力的な印象が強く、今では避けられる表現。
82. ファンキー
破天荒で派手、という褒め言葉。
洋楽文化の影響だが、今は死語寄り。
83. ブッチぎる
圧倒的な差をつけて勝つという意味。
スポーツ中継で使われていた。
84. ふんだりけったり
悪いことが重なる様子。
今も文章では使うが、口語ではレトロな印象。
85. べらんめえ
江戸っ子口調の乱暴な言い方。
時代劇ではよく見かける。
86. ぼちぼちでんな
関西弁で「まあまあですね」の意味。
今でも関西の年配層には使われる。
87. ポリ公
警察官を指す俗称。
今では差別的とされ、完全に使われなくなった。
88. ホレたハレた
恋愛沙汰を表す古風な表現。
色恋沙汰の代名詞として使われた。
89. マブい
とても魅力的、美人という意味の若者言葉。
今では完全に死語。
90. まったり〜
のんびり、リラックスした状態。
元は関西弁だが今はネットスラング化。
91. マドンナ
クラスで人気の女性。
アイドル的存在を示す古典的言い回し。
92. ミーハー
流行に飛びつく軽薄な人を指す。
今もやや使われるが死語寄り。
93. むこうみず
考えなしに突き進む様子。
文学的・古典的な表現として生き残っている。
94. めんこい
かわいらしいという意味の方言(東北など)。
全国区では死語気味。
95. もってけドロボー
「安いから持っていけ!」という呼び込みギャグ。
商店街などで使われた。
96. やっちゃったぜ
ミスや成功を茶化して言う言葉。
ヤンチャな昭和の若者語。
97. やんなっちゃう
うんざりしたときの口癖。
今はポップな表現としてギャグ寄りに使われる。
98. ヤンエグ(ヤング・エグゼクティブ)
若くしてビジネスで成功した男性。
バブル期限定の華やか死語。
99. ヨッ!日本一!
かけ声や拍手の掛け声として使われた昭和的応援フレーズ。
100. ンなこたぁない!
「そんなことない!」を強調する言い回し。
タモリのギャグで定着。
プロフィール
1部上場の大手教育出版企業で、30年間にわたり小学生から高校生向けの情報誌の編集長を務めてきました。テキスト、イラストも自分で制作しています。
このサイトでは、思春期まっただ中の中学生たちに寄り添い、応援する記事を発信していきます。
経験と視点を活かし、等身大の悩みや気づきに共感できるコンテンツをお届けします。
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