人前で話すことが苦手じゃ生徒会は無理?

話すのが苦手なのに生徒会はOK? 部活
  1. なんで人前で話すのが苦手なの?
    1. みんなの前で話すってプレッシャーがすごい!
    2. 自分ばっかり気にしすぎちゃうんだ
    3. 緊張で体が勝手に反応するだけなんだ
    4. あがり症とただの緊張のちがいを知ろう
  2. 生徒会って実際どんなことするの?
    1. 生徒会のしごとにはいろいろなものがある
    2. スピーチは“全部”じゃなくて“一部”なんだ
    3. 会議では話すよりもまとめるチカラ
    4. 裏方で光るタイプもいる
  3. 恥ずかしさに強くなるコツ
    1. ちょっとずつ慣れていくのが近道
    2. 自分の声を録音・録画して見てみよう
    3. 小さなステージから始めよう
    4. 信頼できる人に意見をもらおう
  4. 心のブレーキを外す練習
    1. “失敗=終わり”じゃない
    2. 自分に声をかける練習をしよう
    3. 不安を書き出してスッキリさせよう
    4. 小さな成功を覚えておこう
  5. 本番で落ち着いて話すテク
    1. ストーリーで話すと伝わりやすい
    2. 声のトーンと“間”を意識しよう
    3. 体も使って話してみよう
    4. セリフが飛んでも大丈夫
  6. 親や先生とどう付き合う?
    1. 親をびっくりさせない言い方をしよう
    2. 先生には正直に話すのが近道
    3. 目標を決めてちょっとずつ進もう
    4. 友だちや先輩を味方にする
  7. 生徒会の経験をどう活かす?
    1. “話すの苦手”も物語になる
    2. 活動をSNSで見える化しよう
    3. 成果は“数字”で見せると伝わる
    4. 失敗した経験も“ネタ”に変えよう
  8. “話すの苦手”が武器になることもある
    1. 落ち着いた話し方が安心感になる
    2. 緊張してる=まじめに取り組んでる証拠
    3. 準備に強いタイプって信頼される
    4. 聞き上手はチームの宝
  9. まとめ
  10. プロフィール

なんで人前で話すのが苦手なの?

人前で話すのが怖いって気持ち、わかるよ。
その苦手さにはちゃんと理由があるんだ。
体が勝手に反応したり、自分を意識しすぎたり、いろんなスイッチが入ってるだけ。
まずは「なぜ苦手なのか」を知ることが、克服の第一歩になるよ。

話すことが苦手な中学生男子

みんなの前で話すってプレッシャーがすごい!

人前で話すときって、どうしても「失敗したらどうしよう」って思うよね。
それがプレッシャー症候群みたいになって、体も心も硬くなっちゃう。
声が震えたり、頭が真っ白になったりするのは自然な反応。
誰だってなるし、あなただけじゃない。

自分ばっかり気にしすぎちゃうんだ

「手汗やばいかな」「顔赤くなってないかな」って、自分ばっかり気にしてない?
でも周りの人は意外と見てないし、むしろ“話そうとしてる姿勢”を見てるんだよ。
自分を意識しすぎると不安がふくらむから、話すことに集中する方がいいかも。

緊張で体が勝手に反応するだけなんだ

手汗、声の震え、息が浅くなる――全部、自律神経のしわざ。
体が「危険かも!」って反応してるだけで、異常じゃない。
深呼吸したり、体を動かすだけでも落ち着いてくるはずだよ。

あがり症とただの緊張のちがいを知ろう

緊張しやすい人もいれば、“あがり症”って診断される人もいる。
でも両方とも「訓練すれば変われる」ってことは同じだよ。
もし日常生活にも支障が出るなら、専門家に相談してみよう。
不安は“性格”じゃなくて“反応”だから直すことができるよ。

生徒会って実際どんなことするの?

生徒会って、みんなの前でスピーチするだけじゃない。
会議をまとめたり、イベントを企画したり、裏で支えたり。
話すのが苦手でも活躍できる場所、けっこうあるんだよ。

生徒会

生徒会のしごとにはいろいろなものがある

生徒会は文化祭や体育祭の企画、学校のルールの話し合い、委員会の調整なんかもやる。
発表するより「まとめる」「考える」場面が多いんだ。
地味に見えるけど、そこがチームの要になることもある。

スピーチは“全部”じゃなくて“一部”なんだ

生徒会選挙のスピーチって目立つけど、それが全部じゃない。
準備や裏方が得意な人も、ちゃんと役に立つ。
スピーチが苦手なら、原稿を短くして“中身で勝負”すればいい。

会議では話すよりもまとめるチカラ

会議って、長く話す人よりも“流れを整える人”が大事なんだよね。
「じゃあ次の意見お願いします」とか「まとめるとこうですね」みたいに。
聞くチカラやまとめる力が光る場所でもある。

裏方で光るタイプもいる

人前はちょっと…って人でも、企画書作りとかポスター担当、資料係とかで大活躍できる。
目立たないけど、誰よりも頼られる存在になれることもあるんだよ。

※合わせて読みたい「生徒会の役割 各役員は何をするの?」

恥ずかしさに強くなるコツ

「人前で間違えたらどうしよう」って思うのは普通。
でもその恥ずかしさって、少しずつ慣れていけばちゃんと薄まる。
小さな挑戦を積み重ねて、“恥ずかしさ耐性”を育てよう。

自分の声を録音してみる

ちょっとずつ慣れていくのが近道

いきなり全校生徒の前に立たなくていい。
まずはクラス発表、次は委員会、最後に体育館レベル。
段階を踏むことで緊張が“慣れ”に変わるんだ。

自分の声を録音・録画して見てみよう

自分の声を聞いたことある?
思ってるより普通だからびっくりするよ。
鏡や録音を使うと、自分がどう見えてるか分かって安心できる。

小さなステージから始めよう

発表って「失敗しないか」じゃなくて「やってみるか」なんだよね。
まずは先生の前、次はグループ、次は全員の前。
少しずつステージを広げれば、自然と堂々とできるようになる。

信頼できる人に意見をもらおう

友だちや先生に聞いてもらって、「ここよかったよ」って言ってもらうと自信になる。
否定じゃなく、アドバイスをくれる人を選ぶのがコツ。
一人じゃなく誰かと一緒に練習するだけで気がラクになるよ。

心のブレーキを外す練習

「どうせ失敗する」「恥ずかしい」って思うクセ、知らないうちについてるかも。
その思い込みを外せたら、人前も少し怖くなくなる。
心の声を味方に変える練習をしてみよう。

頑張って話している中学生男子

 

“失敗=終わり”じゃない

「失敗したら終わり」って思い込みが一番の敵。
だいじょうぶ。実際は、誰もそんなに気にしてない。
うまく話せなくても、“挑戦した人”として見られることもあるしね。

自分に声をかける練習をしよう

「だいじょうぶ」「落ち着いて」「笑って話そう」って自分に声をかける。
これだけで全然違う。
セルフトークって、心の中の応援団みたいなもの。

不安を書き出してスッキリさせよう

頭の中にある不安を紙に書くだけでも、整理されるよ。
「どこが心配?」「なんでそう思う?」って分けてみると、意外と小さい悩みかも。

小さな成功を覚えておこう

「今日は声がちゃんと出た」「ちゃんとあいさつできた」って、ちょっとした成功を覚えておく。
それが積み重なると、自信の根っこが育っていく。

本番で落ち着いて話すテク

「練習ではできたのに本番で固まる」ってあるあるだよね。
でもコツさえつかめば、ちゃんと落ち着いて話せるようになる。
使えるテクをポケットに入れておこう。

原稿を作っている中学生男子

ストーリーで話すと伝わりやすい

ただ説明するだけより、「自分がどう考えて、どう変わったか」を話すと聞きやすくなる。
「最初は苦手だったけど→少しずつ慣れて→今は挑戦してる」って流れがあると、相手も引き込まれる。

声のトーンと“間”を意識しよう

声を一定にしすぎるとロボットみたいに聞こえる。
ちょっと高めの声で元気よく、ゆっくりめに話すだけで印象が変わるよ。
「間(ま)」を使って落ち着いてるように見せるのもコツ。

体も使って話してみよう

手を動かしたり、笑顔を見せたり。
ちょっとしたジェスチャーで聞き手もリラックスする。
動くことで自分の緊張もほどけていくからおすすめ。

セリフが飛んでも大丈夫

誰でも話の途中で「あれ?何言うんだっけ?」ってなるよ。
そんなときは「ちょっと整理しますね」と一言いえばOK。
準備してた“切り返しパターン”をいくつか持っておくと心強い。

親や先生とどう付き合う?

「立候補したいけど、親が反対しそう」「先生に話すのが気まずい」ってこともあるよね。
でも伝え方しだいで、味方になってくれることもあるんだ。
協力してもらうコツを知っておこう。

親に話をしている

親をびっくりさせない言い方をしよう

いきなり「生徒会に立候補する!」じゃなくて、「ちょっと考えてるんだけど…」って話してみよう。
自分の不安も一緒に話すと、理解してもらいやすい。
本気度が伝われば応援してくれることも多いよ。

先生には正直に話すのが近道

「人前は苦手なんですけど、やってみたいんです」って正直に伝えてみよう。
意外と先生って、そういう勇気を応援してくれる。
苦手な部分を共有しておくと、助けてもらえることもある。

目標を決めてちょっとずつ進もう

「半年でここまでできるようになりたい」って言えると、周りもサポートしやすくなる。
途中経過を見せると信頼されるし、自分のモチベも続く。

友だちや先輩を味方にする

ひとりでがんばらなくていい。
友だちや先輩に「練習付き合って!」ってお願いしてみよう。
仲間がいると不安が半分になるし、楽しく練習できるよ。

生徒会の経験をどう活かす?

「苦手なのにがんばった」って経験は、あとで絶対強みになる。
生徒会で得たことをどう使うかは、自分しだい。
未来につながる発信のしかたを見てみよう。

成果をSNSで発表

“話すの苦手”も物語になる

「苦手だったけど、生徒会で成長した」って言えるとすごくいい。
ただ得意な人より、“努力して変わった人”の方が印象に残るんだよね。

活動をSNSで見える化しよう

ポスター作りとか会議メモとか、ちょっとしたことでも発信してみよう。
「続けてる人」って見られると、信頼されることが多い。
それが自信の証にもなるよ。

成果は“数字”で見せると伝わる

「来場者100人」「アンケート90件」みたいに、数字で見せると説得力アップ。
ちょっとしたことでも結果を記録しておくと後で役立つ。

失敗した経験も“ネタ”に変えよう

うまくいかなかった話も、反省じゃなく“学び”として話せるとかっこいい。
「あのとき緊張したけど、ちゃんと最後までやった」ってだけで立派なエピソード。

“話すの苦手”が武器になることもある

「話すのが得意じゃないから向いてない」って思うかもしれないけど、実はその“苦手”が強みになる場面もあるんだ。
無理に変えようとしなくても、自分らしさで勝負できることってあるよ。

派手さはないけど準備は一流な中学生男子

落ち着いた話し方が安心感になる

静かに話すタイプの人って、聞いてて落ち着くんだよね。
ガンガン話すよりも、ゆっくり丁寧に話す方が「ちゃんと考えてる人」って印象になることもある。
焦らず、あなたのペースで話せばいい。

緊張してる=まじめに取り組んでる証拠

緊張して声が震えるのは、それだけ真剣だから。
その“本気さ”が伝わると、聞いてる人の心を動かすこともある。
完璧じゃなくていい、素直さが伝わる話し方って強いんだよ。

準備に強いタイプって信頼される

「苦手だからこそ準備する」って姿勢、実はすごく大事。
原稿をちゃんと書いたり、何回もリハーサルしたり。
そういう人は「この人に任せておけば安心」って思われやすいんだ。

聞き上手はチームの宝

話すよりも“聞く”のが得意って、立派なスキル。
会議でみんなの意見を聞いて整理する人、空気を読んで支える人。
そんな存在がいるからチームがまとまるんだよね。

まとめ ストーリーボード 正方形 

まとめ

人前で話すのが苦手でも、生徒会が無理ってことはない。
大事なのは、自分に合ったやり方を見つけること。
話さない役割でも輝けるし、苦手を少しずつ克服する方法もある。
親や先生と話すのも勇気がいるけど、味方になってくれることも多い。
「苦手」を隠すより、「苦手だけど頑張る」姿の方がずっとかっこいい。
あなたの挑戦を応援してくれる人は、必ずいるからね。

※合わせて読みたい「生徒会の役割 各役員は何をするの?」

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1部上場の大手教育出版企業で、30年間にわたり小学生から高校生向けの情報誌の編集長を務めてきました。テキスト、イラストも自分で制作しています。
このサイトでは、思春期まっただ中の中学生と、その保護者や先生にも役立つ情報をお届けします。

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