中学入学準備の勉強は何から始める?算数・英語の弱点診断と学習計画

結論:中学入学前は算数と英語の弱点を確認し、必要な復習から始めるのがおすすめです。

まず10問の診断で、苦手な単元を見つけます。
基礎が安定していれば、数学や英語の先取りも選べます。
残り日数に合わせて、無理なく続く学習計画を立ててみましょう。

中学入学前の勉強は、小学校の苦手を確認するところから始めるのがおすすめです。
最初から全部復習したり、中学校の授業を先取りしたりする必要はありません。

大切なのは、次の3つです。

  • 算数と英語の問題を解いて、苦手な単元を見つける
  • 基礎が不安なら復習、余裕があれば先取りを選ぶ
  • 入学までの残り日数に合わせて、無理のない計画を立てる

この記事では、家庭でできる10問の弱点診断を用意しました。
お子さんの理解度を確認しながら、今日から取り組む勉強を具体的に決められます。

PR
本を読まない子の最初の1冊に。小学生なら知っておきたい教養366
  1. 中学入学準備の勉強は何から始める?まずは弱点を診断しよう
    1. 中学準備で最初に確認したい算数の5問
    2. 中学準備で確認したい英語の5問
    3. 算数・英語の結果からわかる3つの準備タイプ
    4. 診断結果に合わせて今日からやる勉強を決めよう
  2. 中学入学前に復習しておきたい教科と重要単元
    1. 算数は分数・小数・割合・比を優先して復習する
    2. 英語はアルファベット・単語・基本文を確認する
    3. 国語は漢字・語彙・文章読解の基礎を確認する
    4. 理科・社会は苦手な単元から復習すればよい
  3. 中学の勉強は先取りするべき?復習との優先順位を比較
    1. 小学校の苦手が残っている子は復習を優先する
    2. 算数が得意な子は正負の数から先取りしてみる
    3. 英語に余裕がある子はbe動詞と一般動詞に触れてみる
    4. 復習・先取り・勉強習慣のどれを優先するか比較しよう
  4. 中学入学までの勉強計画はどう立てる?学力と残り日数で決めよう
    1. 1日何分勉強する?子どもの学習状況別の目安
    2. 残り1か月・2週間・1週間で勉強内容を変える
    3. 子どもが勉強を嫌がるときの親の声かけと接し方
    4. 問題集や塾は必要?学校の教材で足りる子との違い
    5. 中学入学前の勉強で保護者がよく迷う5つのこと
  5. まとめ|中学入学準備の勉強は弱点診断から始めよう
    1. まず算数と英語の基礎を確認しよう
    2. 苦手がある子は先取りより復習を優先しよう
    3. 学習習慣は無理のない時間から始めよう
    4. 診断結果と残り日数に合わせて計画を作ろう

中学入学準備の勉強は何から始める?まずは弱点を診断しよう

中学入学が近づくと、算数の復習も英語の予習も必要な気がして、何から手をつければいいのか迷いますよね。
でも、小学校の教科書を最初からやり直す必要はありません。
まずは算数と英語の問題を5問ずつ解いて、今の理解度を確認してみませんか。
間違えた問題が分かれば、入学前に優先したい勉強も見えてきます。
結果をもとに、復習と先取りのどちらから始めるか考えていきましょう。

勉強をしている小学校の先生

中学準備で最初に確認したい算数の5問

中学の数学についていけるか心配なら、まず小学校の算数を5問だけ確認してみましょう。
分数や割合など、中学校の勉強につながる単元を選びました。
全部できなくても大丈夫です。
間違えた問題こそ、これから復習する場所を教えてくれます。
親子で答え合わせをするときも、点数より考え方を聞いてみるとよさそうです。

算数の弱点診断5問

問題 確認する力 中学へのつながり
① 3/4+1/6 分数の通分と計算 正負の数・文字式
② 2.4÷0.6 小数の割り算 正負の数
③ 1200円の25%はいくら? 割合 方程式
④ 赤と青の数の比は2:3。合計30個なら赤は何個? 比と数量の関係 比例・図形
⑤ 120kmを3時間で進むと時速何km? 速さの計算 方程式

解答と考え方

番号 正解 考え方
① 11/12 9/12+2/12
② 4 両方を10倍して24÷6
③ 300円 1200×0.25
④ 12個 30÷5×2
⑤ 時速40km 120÷3

間違えた番号をノートに残しておきましょう。
①②なら計算、③④なら数量の関係、⑤なら速さの復習が次の候補になります。

中学準備で確認したい英語の5問

英語は、小学校で習っていても、聞けば分かるのに書くのは苦手ということがあります。
中学校では単語の読み書きや英文を使う機会も増えます。
アルファベットから短い文章まで、5問で確認してみましょう。
つづりを間違えたからといって、英語が苦手とは限りません。
声に出して読めるかも一緒に見ておくと安心です。

英語の弱点診断5問

問題 確認する力
① A・B・G・R・Qの小文字を書く アルファベット
② apple・school・friendを声に出して読む 単語の読み
③ 「犬」「本」を英語で書く 単語のつづり
④ I like soccer. の意味を答える 短い英文の理解
⑤ 「私はユキです」を英語で書く 自己紹介と語順

解答例

番号 解答
① a・b・g・r・q
② アップル・スクール・フレンド
③ dog・book
④ 私はサッカーが好きです
⑤ I am Yuki. / I’m Yuki.

②はカタカナどおりの発音にこだわらず、聞いたことのある単語を読めるか確かめます。
⑤は別の名前でも構いません。

英語の準備では、最初から文法を全部覚えようとしなくても大丈夫です。
アルファベットがあやふやなら文字から、単語が読めるなら短い英文へと進めていきます。

算数・英語の弱点診断

問題を解いて答え合わせをしたら、各問の「正解」「不正解」を選んでください。10問の結果から、復習するとよい単元と学習の進め方を表示します。
まだ確かめていない問題は「未選択」のままで大丈夫です。


※これは家庭で復習内容を考えるための簡易チェックです。学力や成績を判定するものではありません。偶然正解した問題や解き方に不安がある問題は「不正解」を選んで構いません。

算数・英語の結果からわかる3つの準備タイプ

10問の診断が終わったら、間違えた問題を見ながら準備の方針を決めます。
ここで満点を目指す必要はありません。
正解していても、解き方がよく分からなかった問題は復習の候補です。
つい正解数ばかり見てしまいますが、どこで手が止まったかのほうが参考になります。
次の表で、お子さんの状態に近いタイプを探してみてください。

診断結果別・中学入学準備の進め方

診断結果 準備タイプ 最初にやること
基礎問題に複数の苦手がある 復習優先型 間違えた単元を復習
基礎はおおむね理解している 復習+導入型 苦手の確認と中学の導入
基礎が安定している 先取り可能型 数学・英語の先取りを少し試す

たとえば、分数の計算と割合を間違えたなら、数学の予習より算数の復習を先に考えます。
一方、算数も英語も無理なくできたなら、中学1年生の教科書に出てくる内容に触れてみてもよさそうです。

この診断は、学力や成績を判定するテストではありません。
お子さんが今どこから勉強を始めるとよいかを考えるためのチェックです。

診断結果に合わせて今日からやる勉強を決めよう

準備のタイプが分かったら、今日の勉強を一つ決めてみましょう。
春休みだからと急に長時間の勉強を始めても、続けるのはなかなか大変です。
最初は短い時間で十分。
夕食前の15分など、家庭で取り組みやすい時間を選びます。
勉強が終わったら、できなかった問題が一つ分かるだけでも前進です。

準備タイプ別・今日の学習メニュー

タイプ 今日やること 時間の例
復習優先型 間違えた単元を一つ復習する 15分
復習+導入型 算数・英語の復習15分+中学の導入5分 20分
先取り可能型 正負の数や簡単な英文に触れる 20分

たとえば、分数を間違えたなら、小学校のドリルから同じ単元を3問だけ解いてみます。
そこで正しく解ければ、今日はおしまいでも構いません。

明日も同じ時間に少し取り組めれば、入学前の学習習慣づくりにもつながります。
大事なのは、一度にたくさん勉強することより、今のお子さんに必要な内容を選ぶことです。

中学入学前に復習しておきたい教科と重要単元

小学校の勉強を復習するといっても、6年間の内容を全部やり直すのは大変ですよね。
中学入学前は、数学や英語の授業につながる基礎から確認するのがおすすめです。
特に算数は、分数や割合など、理解があいまいなままだと中学校でもつまずきやすい単元があります。
一方、国語や理科、社会は苦手な部分を絞れば十分です。
ここでは5教科の復習ポイントを整理します。

「小学校で学ぶ内容と中学校でつながる学びを対応づけた正方形のインフォグラフ。算数は分数・割合・比・速さ・面積体積から数学の正負の数・文字式・方程式・図形へ、英語はアルファベット・基本単語・短い英文から英単語の読み書き・表現・be動詞と一般動詞へ、国語・理科・社会も中学内容とのつながりを矢印で示している。」

算数は分数・小数・割合・比を優先して復習する

算数は、中学数学の土台になる単元から復習してみましょう。
特に分数や小数の計算、割合、比は優先したいところです。
たとえば割合が苦手なままだと、方程式の文章題でも迷うことがあります。
とはいえ、全部の問題集を解き直すのは大変ですよね。
先ほどの診断で間違えた単元から、1日3問ほど取り組むだけでも、復習のきっかけになります。

小学校算数と中学数学のつながり

復習する単元 中学で役立つ内容 優先度
分数・小数の計算 正負の数・文字式 高
割合 方程式の文章題 高
比 比例・図形 高
速さ 方程式の文章題 中
面積・体積 平面図形・空間図形 中

優先度は、入学準備のための目安です。
お子さんがすでに理解している単元なら、繰り返す必要はありません。

英語はアルファベット・単語・基本文を確認する

英語を習っていた子と、学校の授業だけで学んできた子では、慣れている内容が違うかもしれません。
でも、英会話の経験だけで中学英語の得意不得意は決まりません。
まずアルファベットの大文字と小文字、身近な単語、簡単な自己紹介を確認します。
単語を読めても書けないなら、短い言葉から練習すれば大丈夫です。
夕食後に好きな食べ物を英語で言い合うだけでも、楽しい復習になりそうです。

英語の理解度別・復習の進め方

今の状態 最初に取り組むこと
アルファベットが不安 大文字と小文字を書く
単語を聞けば分かる 単語を見て読む
単語を読める 簡単な単語を書く
短い英文を理解できる 自己紹介などの基本文を書く

国語は漢字・語彙・文章読解の基礎を確認する

国語は、中学入学前に新しい参考書を買わなくても復習できます。
小学校で習った漢字のうち、書き間違えやすいものをノートにまとめてみましょう。
文章読解では、説明文を読んで「何について書いてあった?」と聞いてみるのも一つの方法です。
答えを上手にまとめられなくても、内容をつかめていれば十分。
親が先に説明したくなりますが、少し待って本人の言葉を聞く時間も残したいですね。

理科・社会は苦手な単元から復習すればよい

理科と社会は、小学校で使った教科書やノートを見直すところから始められます。
理科なら実験の結果や理由、社会なら地図や歴史の流れなど、理解があいまいな部分を探してみます。
全部の用語を暗記し直そうとすると、入学前から疲れてしまいそうです。
まずは苦手な単元を一つ選び、教科書を読んでから問題を数問解いてみましょう。
学校で使ったプリントが残っていれば、それを活用してもよさそうです。

中学の勉強は先取りするべき?復習との優先順位を比較

中学入学が近づくと、周りの子はもう数学や英語の先取りを始めているのでは、と気になることがありますよね。
でも、急いで中学校の内容に進む必要はありません。
小学校の基礎が理解できていれば先取りも選べますし、苦手が残っているなら復習から始めたほうが安心です。
それに、毎日少しずつ机に向かう習慣も、入学後の勉強を支えてくれます。
今のお子さんには何を優先するとよさそうか、一緒に整理してみましょう。

 中学入学準備で復習・先取り・勉強習慣の優先順位を比較した図。学習習慣づくり、苦手単元の復習、中学数学・英語の先取りを紹介し、復習優先型・復習+導入型・先取り可能型の3タイプ別に学習の進め方を示す。

小学校の苦手が残っている子は復習を優先する

算数の分数や割合で手が止まるなら、中学数学の先取りより復習を優先してみましょう。
方程式を習うときも、計算や数量の関係を理解していると取り組みやすくなります。
周りが先取りしていると、少し遅れた気持ちになりますよね。
でも、苦手な問題を自分で解けるようになることも立派な入学準備です。
同じ単元の基本問題を続けて解けるようになったら、先取りを試す目安になります。

算数が得意な子は正負の数から先取りしてみる

算数の基礎が安定しているなら、中学1年生で学ぶ正負の数に触れてみてもよさそうです。
たとえば、気温が3℃から5℃下がると何℃になるかを考えてみます。
答えはマイナス2℃です。
最初から難しい計算を覚えるより、マイナスの数がどんな場面で使われるかを知るところから始めます。
つい先へ進めたくなりますが、お子さんが面白がっているかも見ておきたいですね。

英語に余裕がある子はbe動詞と一般動詞に触れてみる

アルファベットや基本単語が分かるなら、短い英文を使って中学英語の先取りを始められます。
まずは、be動詞を使う文と一般動詞を使う文を比べてみましょう。
文法の名前を覚えることより、英語の語順や意味に気づくところからで十分です。
覚える単語を増やすことに目が向きがちですが、身近な言葉を使った文のほうが親しみやすいかもしれません。

中学英語の先取りに使える例文

英文 意味 確認すること
I am a student. 私は生徒です be動詞 am
I like music. 私は音楽が好きです 一般動詞 like
She plays tennis. 彼女はテニスをします 主語と動詞の形

最初は上の2文から始め、余裕があれば3文目にも触れてみます。
お子さんが好きなスポーツや音楽に置き換えても楽しそうです。

復習・先取り・勉強習慣のどれを優先するか比較しよう

復習と先取りのどちらがよいかは、学力だけでなく普段の勉強習慣によっても変わります。
小学校のテストでよい点数を取っていても、毎日机に向かうのが苦手な子もいますよね。
そんな場合は、先取りを急がず短時間の学習を続けることから始めても大丈夫です。
家庭での様子を思い浮かべながら、次の表で優先順位を確認してみてください。

学習状況別・入学準備の優先順位

お子さんの状態 第1優先 第2優先
算数が苦手 算数の復習 学習習慣
英語が苦手 英語の基礎 学習習慣
勉強習慣がない 毎日の短時間学習 苦手の復習
基礎が安定している 先取りの導入 習慣の維持
勉強に強い抵抗がある 無理のない取り組み方 小さな成功体験

たとえば、勉強を始めるまでに時間がかかるなら、まずは毎日10分だけ取り組む方法もあります。
一度決めた優先順位にこだわらず、お子さんの様子を見ながら変えていけばよさそうです。

中学入学までの勉強計画はどう立てる?学力と残り日数で決めよう

中学入学までに何を勉強するか決まっても、毎日どのくらい取り組めばよいのか迷いますよね。
春休みは卒業や入学の準備もあって、思ったほど時間が取れないことがあります。
そこで、最初に確認した算数と英語の弱点に、入学までの残り日数を組み合わせて考えてみましょう。
1か月ある場合と1週間しかない場合では、できることも違います。
今の学力と家庭の予定に合わせて、続けられる計画を作っていきます。

中学入学準備の学習計画マトリクス。算数・英語の弱点診断による「復習優先型」「復習+導入型」「先取り可能型」の3タイプと、入学までの残り日数「90日以上」「30〜89日」「29日以下」を組み合わせ、復習・先取りの内容や学習時間の目安を比較した図。

1日何分勉強する?子どもの学習状況別の目安

中学準備だからといって、毎日1時間も2時間も勉強する必要はありません。
普段あまり机に向かわない子なら、まず10分から始めてみてもよさそうです。
反対に、自分で勉強を進められる子なら、復習と先取りを組み合わせる方法もあります。
親としては少しでも長く勉強してほしくなりますが、続かなくてはもったいないですよね。
まずは本人と相談して、無理なく取り組める時間を決めてみましょう。

学習状況別・1日の勉強時間モデル

学習状況 1日の時間例 勉強内容
勉強が苦手 10〜15分 苦手な単元を一つ復習
基礎は理解している 20〜30分 復習+先取り
自分で学習できる 30分前後 基礎の確認+興味のある先取り

これは家庭で計画を立てるための一例で、すべての小学生に必要な標準時間ではありません。

たとえば、夕食前に算数10分、寝る前に英単語5分と分けても構いません。
習い事がある日は短くするなど、生活に合わせて調整できると続けやすくなります。

残り1か月・2週間・1週間で勉強内容を変える

入学まで1か月あるなら、苦手な単元を確認して、少しずつ解き直す時間が取れます。
でも、残り1週間になってから全部を復習しようとするのは大変ですよね。
そんなときは算数と英語の基礎に絞っても大丈夫です。
春休みの予定を確認し、実際に勉強できる日を数えてみましょう。
残り日数に合わせて目標を小さくするほうが、取り組む内容もはっきりします。

残り日数別・中学入学準備の学習計画

残り日数 復習優先型 先取り可能型
1か月 弱点確認→単元別復習→解き直し 基礎確認→数学・英語の導入
2週間 算数と英語の苦手に絞る 正負の数や基本英文に触れる
1週間 最も苦手な単元を確認する 基礎の最終確認をする

14日間で準備する場合の学習プラン例

期間 算数・数学 英語
1〜2日目 診断問題と間違いの確認 診断問題と間違いの確認
3〜5日目 分数・小数の復習 アルファベット・単語
6〜8日目 割合・比の復習 単語の読み書き
9〜11日目 苦手な文章題の解き直し 短い英文の読み書き
12〜14日目 復習または正負の数の導入 復習または基本文の導入

この計画は復習を中心にした一例です。
診断でできていた単元は省き、苦手なところに時間を回して構いません。

子どもが勉強を嫌がるときの親の声かけと接し方

勉強の計画を立てても、お子さんがなかなか始めないことはありますよね。
こちらは夕食の支度をしながら時間を気にしているのに、本人は動画を見ている。
つい「早く勉強しなさい」と言いたくなります。
でも、そんなときは始める時間や問題数を本人に選んでもらう方法もあります。
10分だけ、あるいは1問だけでも、自分で決めて取り組めたら今日はそこから始めてよさそうです。

親子の声かけ OK・NG比較

場面 避けたい声かけ 代わりの声かけ
勉強を始めない 早く勉強しなさい 何時なら10分できそう?
間違いが多い どうしてできないの? どこまでは分かった?
やる気がない 中学で困るよ 今日は1問だけやってみる?
スマホを長く見ている もうスマホは禁止 終わる時間を決めようか

声かけを変えたからといって、すぐに勉強を始めるとは限りません。
それでも、できなかったことを責めるより、次にどうするかを一緒に考えられるといいですね。

問題集や塾は必要?学校の教材で足りる子との違い

中学準備用の問題集やドリルを見ると、何か買っておいたほうが安心な気がしますよね。
でも、小学校で使った教材やプリントで復習できるなら、急いで買い足す必要はありません。
苦手が広い場合は総復習用のワークも候補になります。
家庭だけでは進めにくいなら、学校の先生や個別指導塾などに相談する方法もあります。
教材の価格や評判より、今のお子さんに必要な内容があるかで選んでみましょう。

中学入学準備の教材選び・判断表

お子さんの状況 おすすめの対応
基礎が理解できている 手元の教材で確認する
苦手な単元が一部にある 対応する単元だけ復習する
苦手が広い範囲にある 総復習用の問題集を検討する
家庭では勉強が進まない 学校や外部の学習支援に相談する
先取りに興味がある 中1の導入教材を試す

新しい教材を選ぶなら、まず数ページをお子さんと見てみましょう。
解説を読んで理解できるか、一人でも取り組めそうかを確認します。

無料で試せる教材や体験授業を活用するのも一つの方法です。
塾や家庭教師は、入学前に必ず利用しなければならないものではありません。

中学入学前の勉強で保護者がよく迷う5つのこと

入学を楽しみにしている女子

Q1 小学校で成績がよかった子も中学準備は必要?

A. 小学校のテストでよい点数を取っていたなら、無理に総復習をする必要はありません。
ただし、中学校では定期テストに向けて計画的に勉強する機会が増えます。
算数と英語の基礎を確認しながら、短時間でも自分で学習する習慣を続けておくと安心です。

Q2 英語を習っていなかった子は中学で不利になる?

A. 英会話教室などに通っていなかったからといって、それだけで中学英語が苦手になるとは限りません。
小学校で習った表現を振り返り、アルファベットや基本単語の読み書きを確認してみましょう。
分からないところから少しずつ始めれば大丈夫です。

Q3 入学前に小学校の総復習が終わらなくても大丈夫?

A. 全教科の総復習が終わらなくても、必要以上に心配しなくて大丈夫です。
算数の分数や割合、英語の読み書きなど、優先度の高いところから確認します。
入学後も分からない単元に戻って復習できるので、全部を終えることより、苦手を把握しておくことを目標にしてみましょう。

Q4 中学入学前に新しい問題集を買ったほうがいい?

A. まずは学校で使ったドリルやプリントを確認してみてください。
診断で間違えた単元を復習できる教材があれば、新しく買わなくても十分です。
苦手が広い場合や手元に教材がない場合は、解説が分かりやすく、無理なく進められる問題集を選ぶとよさそうです。

Q5 中学準備の勉強はいつから始めるのがよい?

A. 小学6年生のうちから少しずつ確認できれば余裕がありますが、春休みからでも始められます。
残り1か月なら弱点の復習、2週間なら算数と英語を中心に、1週間なら最も苦手な単元に絞ります。
始める時期よりも、今できることを一つ決めるほうが取り組みやすいと思います。

まとめ|中学入学準備の勉強は弱点診断から始めよう

中学入学前の勉強は、難しい問題集を解いたり、中学校の内容をどんどん先取りしたりすることだけではありません。
小学校で習ったことを振り返り、分からないところを一つずつ確認するのも大切な準備です。
入学までの時間が短くても、苦手な単元を絞れば取り組めることはあります。
そして、勉強の内容だけでなく、毎日少しずつ続ける習慣も役立ちます。
最後に、今日から始められることを4つに整理しておきましょう。

ダイニングで小学校の見直しをしている母娘

まず算数と英語の基礎を確認しよう

何から勉強すればよいか迷ったら、最初に紹介した算数と英語の10問を解いてみてください。
分数や割合、アルファベットや基本単語など、中学の授業につながる内容を確認できます。
全部正解できなくても大丈夫です。
親としては点数が気になりますが、間違えた単元が分かれば次に取り組む勉強を選べます。
まずは一緒に答え合わせをするところから始めてみましょう。

苦手がある子は先取りより復習を優先しよう

算数の計算や英語の読み書きに不安があるなら、先取りを急ぐ必要はありません。
小学校の教科書やドリルを使って、苦手なところから復習してみましょう。
周りの子が中学数学を始めていると気になりますよね。
でも、お子さんが自分で問題を解けるようになることも、入学後の自信につながります。
基礎が安定してきたら、正負の数や簡単な英文に触れてみてもよさそうです。

学習習慣は無理のない時間から始めよう

中学校では教科が増え、部活動や学校生活の変化もあります。
そのため、入学前から少しずつ机に向かう時間を作っておくと安心です。
とはいえ、毎日長時間の勉強を続けるのは大変ですよね。
最初は夕食前の10分でも構いません。
お子さんと相談して時間を決め、できた日はその取り組みを認めてあげたいですね。
続けにくい日は、問題数を減らすなど調整しても大丈夫です。

診断結果と残り日数に合わせて計画を作ろう

最後に、算数と英語の診断結果を見ながら、入学までの学習計画を決めてみましょう。
残り1か月なら苦手な単元を順番に復習し、2週間なら算数と英語を中心に進めます。
1週間しかなくても、最も気になる単元を確認する時間は作れます。
あれもこれもと予定を詰めたくなりますが、まずは今日の勉強を一つ決めるだけで十分です。
お子さんが自分で選んだ計画なら、少し取り組みやすくなるかもしれません。

今日から始める中学入学準備

手順 やること
① 弱点診断 算数と英語の10問を解く
② 優先順位 復習・先取り・習慣づけから選ぶ
③ 学習計画 入学までの残り日数に合わせる
④ 今日の勉強 最初の10〜20分に取り組む

まずはこの記事の最初にある「算数・英語の弱点診断」に戻ってみてください。
結果を確認したら、14日間の学習プランを参考に、家庭の予定に合う計画を作れます。

中学入学の準備は、何もかも完璧に終わらせることが目標ではありません。
お子さんが「これならできそう」と思えるところから、少しずつ始められるといいですね。

本嫌いな子が物語好きになる方法

コメント

タイトルとURLをコピーしました