人権作文の書き出しが固くなる理由 硬くない書き出し100
🔷 結論:
人権作文の書き出しが固くなるのは、真面目に向き合おうとしているからだよ。
だから、最初からやわらかく書けなくても、全然おかしくない。
🌟 重要ポイント(まずここを押さえる!)
- ● 理由:
人権=正しく書かなきゃ、という思い込みが一番の原因。 - ● 具体例:
書き出しで定義やニュースから入ろうとして、手が止まることが多い。 - ● 今日からできる対策:
書き出しは「自分の目線」で日常から始めて、あとで直す前提にする。
📘 この先を読むメリット
「どう書き出せばいいか分からない」という悩みを、一緒にほどいていける。
自分だけじゃないって思いながら、最初の一文が出やすくなるよ。
硬くない書き出し100! コピペOK!
課題作文だとどうしても書き出しが硬くなり、サンプルのまんまみたいな文章になりがち。
そんな時は、キミの生活の中の出来事から言葉を拾うことができれば、その悩みも解消できるよ。ここに100フレーズの例をまとめたよ。

日常スタート型(1〜25)
- 朝の教室で、なんとなく聞こえた一言が、ずっと引っかかっている。
- 部活の帰り道、友だちが笑いながら言った言葉を、なぜか忘れられない。
- 家での何気ない会話が、あとから考えると少し気になった。
- いつもの席で、いつも通りの朝だったはずなのに、空気が少し違った。
- 給食の時間に聞こえた言葉が、頭の中で何度も再生されている。
- 放課後の教室で交わされた一言が、帰り道まで残っていた。
- いつも通る廊下で、いつもと同じような出来事があった。
- 友だちとの雑談の中で、ふと胸がざわっとした瞬間があった。
- 朝のホームルームでの出来事が、なぜか心に引っかかっている。
- 部活が終わったあと、みんなの笑い声の中で気になる言葉があった。
- 家に帰ってからも、学校で聞いた一言が頭から離れなかった。
- 何気なく交わされた冗談が、あとから重く感じた。
- いつもと同じ帰り道なのに、その日は少し考え事が増えた。
- 机を並べている友だちの一言に、なぜか返事ができなかった。
- 朝の準備をしながら、昨日の出来事を思い出していた。
- クラスの空気が一瞬止まった気がした。
- 友だちが言った何気ない言葉に、笑えなかった自分がいた。
- 家族との夕食中、学校での出来事が頭に浮かんだ。
- チャイムが鳴ったあとも、心はその場に残っていた。
- いつも通りの一日が、少しだけ違って見えた。
- 教室の隅で起きた出来事を、誰も話題にしなかった。
- 何でもない会話の中に、気になる言葉が混ざっていた。
- 帰り道でふと立ち止まってしまった。
- 普通の一日だったはずなのに、考えることが増えた。
- 何気ない場面ほど、あとから心に残ることがある。
気づきスタート型(26〜50)
- あとから考えてみると、あれは人権の話だったのかもしれない。
- そのときは気にしなかったけど、今思うと少し違和感がある。
- 当時は普通だと思っていたことが、今はそう思えない。
- なぜあのとき、何も言わなかったのかを考えるようになった。
- 今振り返ると、あの出来事は見過ごしてよかったのだろうか。
- あのときの空気を、あとから思い出すことがある。
- 時間がたってから、ようやく気づいたことがある。
- その場では流してしまったけれど、心の中には残っていた。
- あれは冗談だったのか、それとも別の何かだったのか。
- 今になって、あの言葉の意味を考えている。
- 気づかないふりをしていたのかもしれない。
- 何も起きていないようで、実は何かが起きていた。
- あの出来事を思い出すたびに、考えが深くなる。
- 後になって、あの場面が気になり始めた。
- 当たり前だと思っていたことが、そうでもなかった。
- その時は分からなかったけど、今なら少し分かる気がする。
- あれは誰のための言葉だったのだろう。
- 何も言わなかった自分も、関係している気がした。
- 時間がたってから、違和感がはっきりしてきた。
- あの場にいた全員が、同じ気持ちだったわけじゃない。
- 思い返すと、見逃していたことがあった。
- あの出来事は、ただの出来事ではなかった。
- 気づくのが少し遅かっただけかもしれない。
- 今なら、あの空気の意味が分かる。
- あの瞬間を、もう一度考え直したくなった。
正直スタート型(51〜75)
- 正直に言うと、人権作文は少し苦手だ。
- 正直に言うと、何を書けばいいのか分からなかった。
- 正直、人権って言葉は少し重く感じている。
- 正直に言うと、最初はあまり興味がなかった。
- 正直、これは自分には関係ないと思っていた。
- 正直に言うと、考えるのを避けていた。
- 正直、人権について深く考えたことはなかった。
- 正直、作文のテーマを聞いたとき困った。
- 正直に言うと、答えが出ていない。
- 正直、何が正しいのか分からない。
- 正直に言うと、考えるのが少し怖かった。
- 正直、自分の意見に自信がない。
- 正直、人権という言葉に距離を感じていた。
- 正直に言うと、最初は他人事だと思っていた。
- 正直、何も問題はないと思っていた。
- 正直に言うと、考え始めたのは最近だ。
- 正直、自分がどう感じていいのか迷っている。
- 正直、人権について話すのは緊張する。
- 正直に言うと、避けて通ってきた話題だ。
- 正直、うまく言葉にできるか不安だ。
- 正直に言うと、書きながら考えている。
- 正直、人権作文は正解を書かなきゃいけないと思っていた。
- 正直、自分の考えが浅い気がしている。
- 正直に言うと、まだ整理できていない。
- 正直、この作文は自分との対話だと思っている。
問いかけスタート型(76〜100)
- これって本当に普通のことなんだろうか。
- あのとき、誰かが傷ついていたかもしれないと思ったことはない?
- 笑って流していい話だったのかな。
- もし自分が逆の立場だったら、どう感じただろう。
- あの言葉は、誰のためのものだったのだろう。
- それは冗談で済ませてよかったのだろうか。
- 見て見ぬふりをした自分は、何も悪くなかったのか。
- みんなが笑っていたら、それは正しいことなの?
- 言われた側の気持ちは、考えられていただろうか。
- あの場で黙っていたのは、正解だったのかな。
- 普通って、誰が決めているんだろう。
- 違和感を覚えた自分は、気にしすぎだったの?
- 何も言わないことは、優しさなのかな。
- もし同じことがまた起きたら、どうするだろう。
- その言葉を、自分は受け止められるだろうか。
- あれは本当に笑い話だったの?
- 誰かを守るって、どういうことなんだろう。
- その場の空気に合わせることは、正しいのかな。
- 傷ついている人がいたら、気づけていただろうか。
- 自分はちゃんと考えてきただろうか。
- その違和感を、なかったことにしていいの?
- もし声を出していたら、何か変わったかな。
- その沈黙は、安心だったのかもしれない。
- 人権って、もっと身近なものじゃない?
- この出来事を、どう受け止めればいいんだろう。
人権作文の書き出しが固くなる理由
人権作文って聞くだけで、急に背筋が伸びる感じがするよね。
何を書けば正解なのか分からなくなって、言葉が止まることも多いと思う。
ここでは、どうして書き出しが固くなりやすいのかを、気持ちの動きから一緒に整理していくよ。

人権作文=まじめに書かなきゃ、と思い込みがち
人権って言葉を聞くと、なんだか大人の話みたいに感じること、あるよね。
間違ったことを書いたらダメな気がして、作文全体をきちんとした文章で固めたくなる。
でもその「まじめに書かなきゃ」という気持ちが、書き出しを一気に重くしているんだよ。
真面目なのは悪いことじゃないけど、最初から全力で構成を整えようとしなくても大丈夫かもね。
最初から「正しい文章」を書こうとして手が止まる
書き出しの一文で、人権のテーマを正しく説明しなきゃ、と思ってない?
そう思うと、言葉を選びすぎて、なにも書けなくなることが多いんだよな。
作文はテストじゃないから、最初の一文で正解を出さなくていい。
今の自分の言葉で出した一文でも、あとからいくらでも直せるんだよ。
先生の顔がチラついて言葉がよそ行きになる
ノートに向かっているのに、なぜか先生の表情が頭に浮かぶ。
怒られないかな、とか、評価が下がらないかな、と考えると、言葉が急によそ行きになる。
すると、自分の体験や悩みよりも、無難な表現ばかり選んでしまう。
でも、人権作文は先生に向けた説明文じゃなくて、自分の感じた出来事を書く文章なんだよ。
無難な定義文に逃げてしまう心理
「人権とは、人が人らしく生きるための権利である。」
この書き出し、見たことあるし、書いたことがある人も多いかもね。
定義から始めると安心するのは、間違えにくいからなんだよ。
でもそれは、書きやすいだけで、必ずしも自分の言葉じゃなくてもいい部分なんだ。
だからこそ、あとで「なんか固いな」と感じやすいんだと思う。
みんながやりがちな「固くなる書き出し」パターン
書き出しが固くなるのは、キミの性格のせいじゃないよ。
多くの中学生が、同じ流れ、同じ考え方に引っ張られているだけなんだ。
ここでは、よくあるパターンを見ながら、「あ、これ自分かも」と気づけるように整理していくね。

「人権とは〜である。」から始めてしまう
作文用紙を前にすると、まず定義を書かなきゃ、って思うことあるよね。
教科書っぽい書き方だし、間違いにくそうで安心する気持ちも分かる。
でもそれって、読者に向けた言葉というより、答案を書く感覚に近いんだよな。
人権作文は説明よりも、自分がどんな出来事で何を感じたかが大事だから、定義は後ろでも全然問題ないよ。
ニュースや白書をいきなり持ち出す
調べ学習を頑張った人ほど、最初にニュースやデータを入れたくなるかもね。
社会全体の話から入ると、テーマに合っている感じがして安心する。
でも、いきなり大きな話を出すと、書いている本人の体験や悩みが見えにくくなるんだ。
読者も、ちょっと遠い話だな、と感じてしまうことが多いよ。
社会全体の話をいきなり語り出す
人権は大切です。
社会ではさまざまな問題があります。
こういう流れ、悪くはないけど、少し抽象的になりやすい。
中学生の作文なのに、急に大人のレポートみたいになると、自分の言葉が置いてけぼりになるんだよね。
まずは教室や家、部活みたいな身近な場面からで大丈夫だよ。
結論を急ぎすぎて感情が置いてけぼり
早くまとめなきゃ、という気持ちが強いと、最初から結論を書いてしまうことがある。
でもそうすると、なぜそう思ったのか、どんな気持ちだったのかが伝わりにくくなる。
作文は、考えの流れを一緒にたどってもらう文章だから、少し回り道していいんだ。
感情を先に置いてあげると、文章の流れも自然になるよ。
実はラクな「硬くならない書き出し」の考え方
ここまで読んで、固くなる理由が少し見えてきたかもね。
じゃあどうすればいいのかというと、特別なテクニックより考え方を少しゆるめるのが近道なんだ。
このH2では、書き出しのハードルを下げる視点を、一緒に並べてみるよ。
人権は大きな話じゃなくて身近な話
人権って聞くと、ニュースや世界の話を思い浮かべがちだよね。
でも実際は、教室での一言や、友達との出来事みたいな小さな場面にもある。
例えば、からかわれて笑って流したけど、本当は少し傷ついた出来事とか。
そういう体験も立派な人権の話で、無理に大きくしなくていいんだよ。
立派な体験がなくてもまったく問題ない
作文に書く体験って、すごい出来事じゃないとダメだと思ってない?
表彰された話や、特別な行動じゃなくてもいい。
日常の中で感じた違和感や悩みは、それだけで十分テーマになる。
「これでいいのかな」と迷う気持ちごと書いても、人権作文としてちゃんと成立するよ。
うまい文章より「自分の目線」が大事
文章をうまく書こうとすると、言葉がどんどん他人のものになるよね。
でも読者が知りたいのは、完璧な表現より、そのとき何を感じたか。
自分の目線で見た出来事を、そのままの言葉で置いてみて。
少し不器用でも、そのほうが文章の流れは自然になる。
書き出しは完成度6割でOK
最初の一文を完璧にしようとすると、ずっと進めなくなる。
だから、書き出しは仮でいい、と決めてしまうのも一つの方法だよ。
とりあえず6割くらいの言葉で出して、あとから直せばいい。
一文出てしまえば、作文は一気に書きやすくなるかもしれない。
硬くない書き出しの作り方
ここからは、実際にどう書き出せばいいかを考えていくよ。
「こう書かなきゃ」という型じゃなくて、気持ちが動きやすい入り口をいくつか持っておく感じ。
どれか一つでも合いそうなものがあれば、それで十分だから、軽い気持ちで読んでみてね。

日常スタート型で一気にハードルを下げる
朝の教室や、部活の帰り道、家での何気ない会話。
そういう日常の場面から書き出すと、文章が自然に動き出すことが多い。
例えば、何気なく言われた一言がずっと頭に残っていた、みたいな始まりでもいい。
具体的な出来事があると、作文の流れも作りやすくなるし、自分の言葉を置きやすいよ。
※サンプル
朝のホームルームが始まる少し前、教室の後ろの席から笑い声が聞こえた。
その中で、誰かが何気なく言った一言が、なぜか耳に残った。
その場では、まわりの空気に合わせて笑ったけれど、心の奥では引っかかるものがあった。言われた本人は、机に向かったまま、ほとんど表情を変えなかった。
それを見たとき、今の言葉は本当に冗談だったのだろうかと思った。もし自分が同じ立場だったら、同じように何も言わずにいられただろうか。
チャイムが鳴っても、その場面が頭から離れなかった。そこから、私は人権について考え始めた。
気づきスタート型で話を転がす
あとから振り返って、あれは人権の話だったのかも、と思う瞬間ってあるよね。
最初は気にしていなかった出来事でも、考えてみたら違和感があった、という流れ。
その気づきから書き始めると、考えが自然につながっていく。
答えを出さなくても、考えている途中の気持ちを書いていいんだよ。
※サンプル
あとから振り返ると、あのときの出来事は、ただの雑談ではなかったのかもしれないと思う。
その場では笑って流したし、何も問題はないように見えた。けれど、帰り道に同じ言葉を思い出したとき、なぜか胸の奥がざわっとした。
言われた本人は笑っていたけれど、本当に平気だったのだろうか。周りの空気に合わせて、無理に笑っていた可能性はないのだろうか。
そう考え始めてから、あの場面の見え方が少し変わった。答えはまだ出ない。けれど、見て見ぬふりをしたままにしたくないと思って、私は人権について考え始めた。
正直スタート型で共感を取りに行く
正直に言うと、という一言から始めるのもありだよ。
人権作文って苦手だな、とか、何を書けばいいか分からない、という本音でもいい。
その正直さがあると、読者も同じ気持ちかも、と思いやすい。
自分の悩みをそのまま出すことで、文章が固くなりにくくなるんだ。
※サンプル
正直に言うと、人権作文は苦手だ。正しいことを書こうとすると、頭が固まってしまう。
でも最近、教室での何気ない一言が、ずっと引っかかっているんだ。
みんなが笑って流した場面なのに、言われた子の表情だけが残った。
私も笑ってしまった。
だからこそ、これは他人事じゃないと思った。
このモヤモヤを言葉にするところから、私は人権について考え始めたい。
問いかけスタート型で続きを書きやすくする
これっておかしいのかな、と思ったことはない?
そんな問いかけから始めると、その答えを探す流れで作文を書ける。
最初に疑問を置くだけで、文章の構成が見えてくることもある。
問いに正解を出さなくても、考え続ける姿勢が人権作文になるよ。
※サンプル
あのとき感じた違和感は、本当に気にしなくていいものだったのだろうか。
まわりは特に問題にしていなかったし、笑って終わる場面だったのかもしれない。それでも、自分だけが引っかかっていた気がした。
もし立場が逆だったら、同じように受け止められただろうか。あの言葉は、誰に向けられたものだったのだろう。
はっきりした答えはまだ出ていない。ただ、その問いをなかったことにせずに考え続けたいと思った。そこから、私は人権について考え始めた。
先生に怒られない「ゆるさ」の正体
ここまで読むと、少しくだけた書き出しでもいいのかも、と思えてきたかもしれない。
でも同時に、これって怒られないかな、と不安になるよね。
ここでは、その不安を横に置きながら、どこまでなら大丈夫なのかを一緒に整理してみるよ。

ふざけてないなら多少くだけても大丈夫
ゆるい書き出しと、ふざけた書き出しは別物なんだよね。
笑わせようとしていなければ、言葉がやわらかくても問題になりにくい。
例えば、戸惑った気持ちや迷いを書いているだけなら、それは真面目な表現なんだ。
人権に向き合っている姿勢があれば、多少くだけていてもズレないよ。
定義を書かなくても減点されない
人権とは何か、を最初に説明しないといけない気がするかもね。
でも実際は、体験や出来事の中で人権に触れていれば、それで伝わる。
作文全体を読めば分かる内容なら、書き出しで定義を書く必要はないんだ。
むしろ、自分の言葉で語っているほうが評価されやすいこともあるよ。
自分の話をしている限りズレにくい
書き出しで迷子になるときって、話が自分から離れていることが多い。
社会全体や誰かの意見ばかりになると、テーマからズレた気がして不安になる。
でも、自分の体験や悩みを中心にしていれば、人権から大きく外れることは少ない。
自分の問題として書くことが、一番の近道なんだよ。
説教口調にならないほうが評価されやすい
正しいことを書こうとすると、どうしても説教っぽくなりがちだよね。
でも人権作文は、誰かを注意する文章じゃない。
自分がどう感じて、どう考えたかを伝える文章だ。
だから、言い切りよりも迷いや考え途中の表現のほうが、読み手に伝わりやすいんだと思う。
書き出しで詰まらない人の共通点
書き出しで止まらない人って、特別な才能があるわけじゃないんだよね。
ちょっとした考え方や、作文との距離の取り方が違うだけだったりする。
このH2では、その違いをほどきながら、自分にも取り入れられそうな点を探してみよう。

うまく書こうと最初から思っていない
書き出しで詰まらない人は、最初の一文に期待しすぎていない。
どうせあとで直すし、という気持ちで書き始めていることが多い。
だから言葉が出やすくて、文章の流れも止まりにくい。
完璧を目指さない姿勢が、結果的に書きやすさにつながっているんだ。
書き出しは「助走」だと割り切っている
作文の本番は、少し進んだところから始まる。
そう割り切っていると、書き出しに力を入れすぎなくて済む。
助走の一歩目だと思えば、多少つまずいても気にならない。
一文でも出てしまえば、気持ちが前に動きやすくなるよ。
後から直す前提で書き始めている
最初に書いた文章を、そのまま提出しようとしていない。
あとで読み返して、書き直せばいいと思っている。
この前提があるだけで、言葉選びがぐっと楽になるんだよね。
下書きだと思って書くと、作文の悩みも軽くなるかも。
人権を「自分の問題」に引き寄せている
人権を遠いテーマにしないことも、大きなポイントだ。
自分の生活や行動の中にある出来事として考えている。
だから、書き出しも自然と自分の話になる。
テーマが自分ごとになると、言葉も無理なく出てくるんだよ。
人権作文って聞くと、急にことばが重くなる人、多いと思う。
正しいことを書かなきゃ。
立派な意見を言わなきゃ。
そんなプレッシャー、正直いらない。
人権作文は、「自分が何を見て、どう感じて、どう考えたか」を順番に書くだけでいい。
コツは、難しい話を、自分の言葉に戻すこと。
人権作文を書く前に知っておくべきこと
では、実際に人権作文を書いていこう。
まず初めにキミは「人権」についてどのくらい知っているかな?
作文を書く基本だから、それを確認しておこう。

人権とはなにか
「人権」は人が生まれながらに持っている権利でかけがえのない個人として尊重され、平等にあつかわれ、自由に生きる権利のことだ。
社会で習ったかもしれないけど、18世紀後半のアメリカの独立宣言やフランスの人権宣言などに盛り込まれた考えかただよ。
その後、第二次世界大戦が終わり、1948年に国際連合で採択された世界人権宣言は、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準としての人権」を示したんだ。
人権の種類
じつは人権にはたくさんの種類がある。中学生の作文を書くのに日本国憲法で保障されている次の5つの基本的人権をしっかり理解しておこう。
●平等権
人種、信条や性別によって差別を受けることのない権利
●自由権
自由に物事を考え、行動できる権利。
具体的には
理由なく捕らわれたり、罰せられたりしない権利
理由なく財産を奪われない権利
自由に考えたり、表現したりする権利 などがある。
●社会権
社会を生きていくうえで人間が人間らしく生きるために、国が積極的にかかわる必要がある、という考えからうまれた権利。 日本では生存権、教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権といった権利を社会権と呼ぶよ。
●参政権
国民が政治に参加する権利の総称で、具体的には
選挙に立候補する権利、選挙で投票する権利などがあるよ。
●請求権
人権が侵害されてしまったときに、救済される権利。
具体的には、
裁判を受ける権利
国に賠償を求める権利 などがあるよ。
人権はどのように守られているか
人権は人間が生まれながらに持っている権利。
日本では日本国憲法の第3章の第10条から第40条に人権に関する規定があるんだ。
憲法が保障する人権が守られなかった場合には裁判で争ったり、国会で人権を守る法律を定めることができる。
今までキミが身近に見聞きしたなかにも、人権を守ろうとした働きかけや活動があったと思うよ。よく思い出してみよう。
書き出しは「体験」→「考えたこと 疑問点」
税の作文と同じく、「体験」→「考えたこと 疑問点」を書き出しにするといい。
人権の作文は400字×5枚だから、税の作文より少し多めに書くように調整していこう。
人権作文の構成
まず、人権作文を書く時の構成を知っておこう。

まずは書き出し。身近な出来事から始めよう。
書き出しは「自分のまわり」でOK
書き出しは、ニュースでも、学校でも、SNSでもOK。
「自分のまわりで起きたこと」を入口にしよう。
ニュースで見た。
学校で話題になった。
SNSで流れてきた。
きっかけはそれで十分。
ここでは、「それを知ったとき、どう感じたか」を書こう。
驚いた。
モヤっとした。
正直よく分からなかった。
そのままでいい。
目安は400字くらい。
立派な意見は、まだいらない。
最近の話題を入口にするなら
最近だと、生成AIが勝手に人の画像や声を使ってしまう問題。
SNSでの誹謗中傷や、見えにくいいじめ。
世界的に見ても、日本は国会議員や会社の役員にしめる女性の割合がとても低いこと。
制服や公共のトイレのジェンダーレス化。
こういう話題が入口にしやすい。
ただし、まずは「自分がどう感じたか」を先に置くと、作文が自分のものになる。
感情を先に書くと文章が動く
書き出しで大事なのは、正しさよりも体温。
「それは良くないと思った」でもいいし、「よく分からないけど気になった」でもいい。
感じたことが書けると、その後の「調べたこと」や「考えたこと」が自然につながる。
書き出しでやりがちなミス
いきなり結論から始めると、読んだ人は置いていかれる。
いきなり正論で始めると、キミの体験が消える。
だから最初は、出来事と気持ちのセットで始めよう。
それだけで読みやすくなる。
次に、考えたこと・調べたこと。
「気になったから調べた」で十分強い
書き出しで書いた出来事について、「気になったから、ちょっと調べてみた」。
この流れを作ろう。
なぜ問題になっているのか。
どんな人が困っているのか。
反対の意見はあるのか。
全部完ぺきじゃなくていい。
一つでもいい。
ここでは、自分の考えと事実を並べるイメージ。
自分の考え+事実で作文が大人っぽくなる
「自分はこう思った。
でも調べてみたら、こういう見方もあった」。
この形ができると、一気に読みごたえが出る。
人権作文は、感想だけでも、調べただけでも弱い。
両方があると強い。
調べたことは難しい言葉を言い換える
調べた内容が難しく見えたら、言葉を自分用に直そう。
むずかしい単語をそのまま並べるより、「つまりこういうこと」と言い換えるほうが伝わる。
作文は、賢く見せる競技じゃない。
分かったことを分かる形で渡す作業だ。
「調べたけど分からない」も書いていい
調べても結論が出ないことはある。
人権の話題は特にそう。
その場合は、「ここまでは分かった。
でもここがまだ分からない」と書いていい。
分からなさを放置せずに言葉にするのも、立派な考える力になる。
考えが変わった瞬間。もしくは、新しく生まれた疑問。
「あれ?」が作文の芯になる
調べたり考えたりしているうちに、「あれ?」って思った瞬間はなかった。
最初は簡単に考えていたけど、実はそうじゃなかった。
正しいと思っていた意見が、少し揺らいだ。
逆に、もっと分からなくなった。
それでいい。
人権作文は、答えを出す作文じゃない。
考えが変わったなら、その前後を書く
考えが変わったなら、「前はこう思っていた」と「今はこう思う」を並べよう。
変化が見えると、文章がぐっと深くなる。
自分の気持ちが動いたポイントを、できるだけ具体的に書くと伝わりやすい。
疑問が残ったなら、その形のまま置いていい
新たな疑問点が出たなら、それを書いてみよう。
「まだ答えが出ない」でもいい。
大事なのは、疑問をなかったことにしないこと。
疑問は、次の行動につながる種になる。
文字数の目安とまとめ方
書き出しの具体的なエピソードと合わせて、ここまでを800字くらいでまとめよう。
長くなりそうなら、出来事は短く、気持ちの変化を丁寧にするとバランスが取りやすい。
読む人が「だから今こう思うんだな」と追える形を意識しよう。
まとめ。これから自分はどうしたい?
世界を変えなくていい
最後は、「じゃあ、自分はこれからどうするか」。
世界を変える必要はない。
法律を作らなくてもいい。
自分の手の届くところの話で十分。
身近な一歩を書こう
SNSで言葉を選ぼうと思った。
違う考えの人の話を、すぐ否定しないようにしたい。
分からない問題から、目をそらさないでいたい。
そんな小さな決意で十分。
ここが具体的だと、作文が「自分の話」になる。
文字数の目安
まとめの文字数は600字くらいが目安。
かっこよく締めなくていい。
「今の自分ができそうなこと」を書こう。
背伸びしない言葉のほうが、読んだ人の心に残る。
結びの考え方
人権作文は、「正解を書く作文」じゃない。
うまく書こうとしなくていい。
大人みたいに考えなくていい。
キミが感じた違和感。
ちょっと立ち止まった気持ち。
それ自体が、人権作文のいちばん大事な材料。
迷いながら書いた文章のほうが、ちゃんと人に届く。
だから大丈夫。
そのまま書こう。
作文を書くときのルール
① まず全体構成を先に決める
原稿用紙に向かったら、いきなり文章は書かない。
最初にやるのは、構成のメモを作ることだよ。
はじめに何があったか。
その出来事で何を考えたか。
今どう思っているか。
この三つを、単語でいいから並べてみる。
ここが決まっていないと、途中で話が迷子になりやすいんだ。
② 原稿用紙の使い方を最初に確認する
書きながらルールを思い出すと、集中が切れやすい。
だから、書く前に一回だけ確認しておく。
一マスに一文字。
小さい文字や句読点も一マス。
書き出しと段落の最初は一マス空ける。
「……」や「―」は二マス使う。
語尾は一つにそろえる。
これを守るだけで、形式のミスはかなり減るよ。
③ 一文に一つの意味を置く
作文でよくあるのが、一文にいろんなことを詰め込みすぎるパターン。
途中で「そして」「また」「でも」が増えてきたら、分けたほうがいい合図かもね。
主語と述語がズレていないかも、そこで一度止まって見る。
短く切ったほうが、結果的に読みやすくなることが多い。
④ 書き出しは説明から始めなくていい
実務的に言うと、最初に定義や説明を書く必要はないんだよ。
書きやすい順番は、出来事。
自分の行動。
そのときの気持ち。
説明はあとから足せる。
まずは、実際にあったことを置くほうが進みやすい。
⑤ 表現は具体を優先する
評価されやすい作文って、抽象的な言葉が少ないことが多い。
たとえば、「嫌だった」よりも「笑われたあと、何も言えずに下を向いた」みたいなほうが伝わりやすいよね。
動きや場面を書くと、読む人の頭に絵が浮かびやすくなる。
難しい言葉を使わなくても大丈夫。
⑥ 書き終えたら必ず見直す
見直しは、まとめてやらないほうがいい。
順番を決めると楽になる。
一回目は、誤字や脱字。
二回目は、主語と述語。
三回目は、話の流れ。
特に、結論が急に出ていないか。
話題が飛んでいないか。
ここは必ず見ておきたいところだよ。
⑦ 結論は短くまとめる
結論で、新しい話を出さない。
本文で書いたことを、短く言い直すだけでいい。
何を考えたか。
これからどうしたいか。
この二つが入っていれば、十分まとまる。
長く引っ張らなくて大丈夫だよ。

まとめ
ここまで一緒に見てきたけど、書き出しが固くなるのって、能力の問題じゃないんだよね。
人権や作文というテーマに、ちゃんと向き合おうとしているからこそ、言葉が慎重になる。
最後に、ここまでの話を少しだけ整理して終わろう。
書き出しが固いのは真面目な証拠
書き出しで悩むのは、どうでもいいと思っていないからだよ。
人権というテーマを軽く扱いたくなくて、言葉を選びすぎてしまう。
それは悪いことじゃなくて、むしろ大事な姿勢なんだ。
だから、固くなった自分を責めなくていい。
硬くない=不真面目ではない
やわらかい書き出しだと、ふざけているように見えないか不安になるよね。
でも、自分の体験や悩みを正直に書いていれば、不真面目にはならない。
言葉がくだけていても、内容が真剣ならちゃんと伝わる。
人権作文は、正しい表現よりも、考えた過程が大切なんだよ。
型を知れば書き出しは怖くなくなる
日常から始める。
気づきや疑問から始める。
正直な気持ちから始める。
こういう型を知っているだけで、書き出しの怖さはかなり減る。
選択肢があると、作文との距離も少し近づくんだ。
最初の一文が出れば、作文はもう半分終わり
一文出ると、不思議と次の文が出やすくなる。
流れが生まれて、構成も後から整えられる。
だから、完璧な一文を探さなくていい。
今の自分の言葉で、一歩だけ前に出れば、それで十分だよ。







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