学校行きたくない中学生へ|理由がわからないときも今日できること

2026年9月6日

結論:学校に行きたくないときは、無理に理由を一つに決めなくて大丈夫だよ。

今日は行けそうか、それとも休んだほうがよさそうかをまず考えてみよう。
友達、クラス、部活、授業など、学校のどこがつらいのかを分けると対処しやすくなるよ。
つらい状態が何日も続くなら、一人だけで何とかしようとしなくていい。

学校に行きたくない中学生は珍しくない

朝になると学校が重く感じるのは、一つの理由だけで起こるとは限らないよ。
まずは今の自分に近い状態を探してみよう。

学校に行きたくない気持ちを抱え、ベッドで膝を抱える中学生の女子と「珍しくない」と伝える4つのポイント

理由がはっきりしなくてもおかしくない

いじめがあるわけでも、先生に怒られたわけでもないのに、「今日は学校に行きたくない」と思う朝はある。
理由を聞かれても、自分でもうまく言葉にできないことがあるんだよね。
そんなときは、原因を無理に決めなくていい。
「教室に入るのが重い」「朝から何もしたくない」くらいの感覚から考えてみるといいよ。

友達がいて塾には行けるのに学校が嫌なのはなぜ?

「学校には行きたくない。
でも塾には普通に行ける」。
そんな自分を不思議に思うこともあるよね。
友達がいるし、いじめられているわけでもないのに、学校だけがつらい。
だからといって、その気持ちが嘘になるわけではないよ。

塾はいる時間が短く、授業が終われば帰れることが多い。
一方、学校は教室、休み時間、給食、班活動など、たくさんの場面で同じ人と過ごす。
どこか一つの時間が重いだけでも、朝から学校全体が嫌に感じられるんだ。

「塾なら行けるのに」と自分を責めるより、塾と学校で何が違うのかを書いてみよう。
教室の人数、休み時間の過ごし方、先生との距離などがヒントになるかもしれない。
理由が見つからないなら、今は見つからなくてもいいよ。

朝になると急に行きたくなくなることもある

夜に制服やかばんを用意したときは普通だったのに、目が覚めた瞬間に学校のことを考えて動けなくなることもある。
朝は、登校、教室、友達、授業が一気に現実になる時間なんだよね。
布団の中で「昨日は行くつもりだったのに」と自分を責めなくていい。
まず今朝どのくらいつらいかを見てみよう。

疲れているだけのこともある

朝から授業を受けて、休み時間は友達に気を使って、放課後は部活、そのあと家で勉強となると、中学生活はけっこう長い。
大きなトラブルがなくても、疲れやストレスが少しずつ積み重なることはあるよ。
日曜日の夜からもう月曜日が嫌になるなら、最近ちゃんと休めているかも見てみたい。
気合だけで押すと、余計にしんどい日もある。

「めんどくさい」と感じる日があっても、その言葉だけで単なるサボりとは決められないよ。
休んでも疲れが取れない、学校の話になると涙が出る、といった状態が続くなら、負担を軽くする方法を大人と考えよう。

まず自分が弱いと決めつけない

友達が普通に登校しているのを見ると、「なんで自分だけ無理なんだろう」と思うことがある。
でも、人間関係も家庭の環境も生活リズムも、抱えている負担は一人ずつ違うよ。
比べても、自分のつらさの原因は見つかりにくい。
自分を採点するより、「学校のどの時間が一番嫌なんだろう」と考えるほうが次の行動につながる。

感じ方 ありがちな状態 次に読む場所
朝だけつらい 起きると急に気持ちが重くなる 今日どうするか考える
友達がつらい 気まずい、避けられる、誘われない 友達・クラスの悩み
部活がつらい 同級生、先輩、顧問との関係が重い 部活の悩み
授業がつらい 眠い、恥ずかしい、苦手な時間がある 授業の悩み
理由がわからない なんとなく行きたくない状態が続く 誰かへの伝え方

今日学校に行くか休むか迷ったら

朝の時点で全部を決めきれない日もあるよね。
行くか休むかだけでなく、今できそうな形を一つずつ考えてみよう。

今朝の状態 今日の考え方 相談のポイント
涙が出る・強い不安がある 無理に一人で決めない 状態を大人に伝える
頭痛や腹痛がある 体調を優先する 続く場合は医療機関にも相談
教室だけがつらい 別室や保健室を検討 学校と利用方法を相談
朝の時間が特につらい 遅刻・短時間登校も選択肢 家の人と学校に相談
いじめなど怖いことがある 安全を最優先 安心して話せる大人に相談

朝の支度もせずぐずぐずしている

行くか休むかの二択だけで考えなくていい

朝から一日全部を乗り切ると思うと、それだけで重く感じることがある。
そんな日は、少し遅れて登校する、保健室から始める、早退を相談するという選択肢もあるよ。
玄関で動けなくなったときに、いきなり一日分を決めるのはけっこうしんどい。
まずは「一時間目は無理かも」くらいから考えてみよう。

別室や保健室から始めたいときは、「教室に入るのはつらいけど、保健室に行けるか相談したい」と言ってみてね。
学校によって対応が異なるから、家の人や先生と事前に相談しよう。

学校に行きたくなくて涙が出るときは?

学校のことを考えるだけで涙が出る。
制服を手に取った途端に泣きそうになる。
そんな朝は、なぜ泣くのかをすぐに説明できなくても大丈夫だよ。

強い不安やストレスが重なって涙が出ることもあるし、自分でも気づかなかった疲れが関係している場合もある。
泣くのは甘えだと決めつけなくていい。
まずは少し落ち着ける場所で、今の状態を家の人に伝えよう。

「学校を考えると涙が出る」「理由はわからないけれど今日はつらい」と、そのまま言っていいんだ。
涙が出る状態が繰り返されたり、眠れない・食べられないなどの変化があったりするときは、保健室の先生や医療機関にも相談してね。

どうしても動けない朝は状態を伝える

制服まで着たのに玄関で止まる、学校を考えるとお腹が痛くなるという朝もある。
理由をきれいに説明できなくても、「今日はかなりつらい」と家の人に伝えていい。
原因を考えながら時間だけ過ぎると、ますます言い出しにくくなるからね。
短い言葉でも、今の状態が伝われば次の方法を一緒に考えられる。

一日休んだらどうなる

一日学校を休んだからといって、それだけで学校生活が大きく変わるわけではないよ。
ただ、休むなら宿題や連絡事項をあとで友達や学校に確認しておくと戻りやすい。
休んだ日は少しほっとしても、夕方になると翌日が気になってくるんだよね。
休み方や伝え方をもう少し知りたいなら、学校を休むときの理由や考え方はこちらも参考にしてね。

学校を休んだ日はゲームやスマホをしてもいい?

学校を休んだ日は、何をして過ごせばいいか迷うよね。
「休んだのにゲームをしていいのかな」「勉強しないとサボりになるのかな」と気になる人もいると思う。

まずは眠れているか、食べられているか、体調がどうかを確かめよう。
休んだ日は一日中勉強しなければならないわけではないし、ゲームや動画で気分転換しても、それだけでつらさが嘘になるわけではないよ。
ただ、夜更かしや長時間の利用で生活リズムが崩れるようなら、時間を区切ってみよう。

少し元気が出たら、学校の連絡事項や宿題を一つ確認するくらいからで十分。
明日のことが不安なら、親や先生に「明日はどうするか、一緒に考えてほしい」と伝えてみてね。

休んだ日の状態 優先したいこと 無理にしなくていいこと
疲れて眠い 休息と食事 すぐに勉強を取り戻す
気持ちが少し落ち着いた 好きなことを短時間楽しむ 休んだ理由を無理に説明する
明日の登校が不安 家の人や学校に相談する 一人で明日の約束を決める

休んだ翌日が気まずいとき

教室の前まで来ると、「昨日なんで休んだのって聞かれるかな」と足が止まりそうになることもある。
でも、友達には「昨日ちょっとしんどくて休んだ」くらいで十分だよ。
休んだ理由を全員に詳しく説明する必要はない。
席に座っていつもの授業が始まると、思ったより普通に一日が進むことも多いんだ。
友達と話す一言に困るなら、友達と話す話題がないときの会話ネタも役に立つよ。

友達やクラスがつらくて学校に行きたくない

友達やクラスのことが原因だと、学校の門を見るだけで気が重くなる日もあるよ。
今起きていることを一つずつ分けて考えてみよう。

始業前の教室

仲良かった友達が急に冷たくなった

昨日まで普通に話していた友達が急にそっけなくなると、教室に入る前から気になってしまうよね。
でも、すぐに「嫌われた」と決めなくていい。
相手が疲れていたり、別のことで悩んでいたりすることもある。
まず一日くらい様子を見て、話せそうなら短く声をかけてみよう。
友達が急に冷たくなったときの考え方はこちら

けんかしていないのに気まずい

けんかをした覚えがないのに、休み時間の空気だけ妙に重いこともある。
こういうときは、原因探しをしすぎると余計に話しかけにくくなるんだ。
「おはよう」「次の授業何だっけ」みたいな普通の一言から戻してみよう。
小さく話せるだけで、気まずさがほどけることもあるよ。
気まずい友達への話しかけ方はこちら

自分だけ誘われない

昼休みに自分だけ声をかけられなかったり、休日の話をあとから知ったりすると、かなりへこむよね。
でも、一回誘われなかっただけで人間関係全部を決めなくていい。
グループの予定や人数の都合もあるから、まず何度も続いているのかを見てみよう。
自分から一人に声をかけるのもありだよ。
自分だけ誘われないときの理由と対処はこちら 複数人のグループで起きているなら、グループで自分だけ誘われないときの見分け方も参考になるよ。

クラスに自分の居場所がない気がする

休み時間になるたびに、どのグループにいればいいか考えるのは疲れるよね。
無理にクラスの中心に入らなくても、話せる人が一人いたり、一人で落ち着ける時間があったりすれば十分なこともある。
教室の居場所は人気順で決まるわけじゃない。
自分が少し楽でいられる場所を探してみよう。
スクールカーストに属さない人の過ごし方はこちら

席替えが原因で学校に行きたくない

席替えで仲のいい友達と離れたり、隣の人から嫌なことを言われたりすると、その席に座るだけで学校が重くなることがある。
席は小さなことに見えるけど、毎日何時間も過ごす場所だから気になるのは自然だよ。
つらい状態が続くなら、我慢だけで乗り切らず、先生に席の状況を伝えてみよう。
席替えが最悪に感じるときの対処はこちら
隣の人に最悪と言われたときの対処はこちら

今起きていること すぐ嫌われたと決めなくていい理由 詳細記事
急に冷たい 相手側の事情もある 冷たくなった友達
気まずい 話しかけ方で変わることがある 気まずい友達
誘われない グループや人数の事情もある 誘われないとき
居場所がない 無理に中心グループへ入る必要はない クラスでの居場所
席がつらい 席や周りの人は変えられる場合がある 席替えの悩み

部活がつらくて学校まで行きたくない

授業より放課後の部活を考えたときに、学校そのものが重くなることもあるよ。
まず部活の何がつらいのか分けてみよう。

去年の大会前にもらった色紙

部活に友達がいない

授業が終わるころになると、部室で一人になる時間を考えて気が重くなることがある。
部活は同じメンバーで過ごす時間が長いから、話せる人がいないだけでもかなり疲れるよね。
いきなり仲良しを作ろうとせず、あいさつできる人を一人見つけるところからでもいいよ。
部活に友達がいなくて行きたくないときの考え方はこちら

先輩との関係がつらい

部室に入るたびに先輩の顔色を見たり、また何か言われるかもと考えたりすると、放課後だけでなく朝から学校が嫌になることもある。
先輩だから何を言われても我慢する必要はないよ。
少し距離を取る、同級生と一緒にいるなど、自分が一人になりにくい動き方を作ってみよう。
部活の先輩との関係がつらいときの対処はこちら

顧問が怖い

顧問に名前を呼ばれるだけで体が固まる、怒られるのが怖くて授業中まで放課後のことを考えてしまうなら、一人で耐え続けなくていいよ。
怖い先生本人に相談するのは、かなり難しいよね。
言われたことを短くメモして、親や担任、保健室の先生など話しやすい大人に見せてみよう。
部活の顧問が怖いときの相談方法はこちら

今日は部活だけ休みたい

学校の授業には行けそうだけど、今日は部活までやる元気がないという日もある。
そんな日は、学校まで休むか無理して全部やるかの二択にしなくていいよ。
ただ、何度も休むようになったら、疲れなのか人間関係なのか理由も少し見てみよう。
部活を休みたい日の伝え方はこちら
休む回数が気になっているなら、部活を休みすぎか迷ったときの考え方も確認できるよ。

誰が原因なのかわからない

友達も少しつらいし、先輩にも気を使うし、顧問も苦手となると、「もう部活全部が嫌」と感じることがある。
全部を同時に直そうとすると、考えるだけで疲れてしまうんだよね。
まずスマホのメモに、今いちばん会いたくない相手や嫌な時間を一つだけ書いてみよう。
部活の人間関係を整理する方法はこちら

原因 まず考えること 詳細記事
同級生 一人なのがつらいのか、人間関係がつらいのか 部活に友達がいない
先輩 指導が厳しいのか、言葉や態度そのものがつらいのか 先輩との関係
顧問 厳しいだけなのか、会うこと自体が怖くなっているのか 顧問が怖い
疲れ 一日休めば戻れそうか、何度も休みたくなっているか 部活を休む理由
いろいろ重なっている 今いちばんつらい相手や場面はどこか 部活の人間関係を整理する

授業や学校にいる時間そのものがつらい

友達関係に問題がなくても、授業や体育など毎日の学校生活がしんどくなることはあるよ。
苦手な時間を小さく分けて考えてみよう。

結局学校を休んでいる女子

授業中どうしても眠い

五時間目になると毎日のように眠くて、先生の話がほとんど頭に入らないこともある。
眠気との戦いが続くと、「また今日も授業か」と朝からうんざりするんだよね。
まず睡眠時間や生活リズムを見ながら、授業中にできる小さな対策を試してみよう。
授業中どうしても眠いときの対処法はこちら

お腹が鳴るのが恥ずかしい

静かな教室でお腹が鳴るのが怖くて、三時間目くらいからずっと気にしてしまう人もいる。
授業より「次に鳴ったらどうしよう」が気になってしまうと、学校にいるだけでも疲れるよね。
姿勢や食べ方など、できる対策を知っておくだけでも不安は少し減らせるよ。
授業中にお腹が鳴らないための対策はこちら

体育が苦手で学校に行きたくない

体育の日だけ朝から気が重くなるなら、それも学校に行きたくない理由の一つだよ。
球技で失敗する、走るのが遅い、みんなに見られるのが恥ずかしいとなると、時間割を見るだけで嫌になることもある。
いきなり運動が得意になる必要はない。
まず何が一番恥ずかしいのかを分けてみよう。
体育やスポーツが恥ずかしいときの考え方はこちら

人前で失敗するのが怖い

国語の発表や英語のスピーチがある日だけ、学校を休みたくなることもある。
順番が近づくほど心臓が速くなって、「失敗したらずっと覚えられそう」と考えてしまうんだよね。
でも、すらすら話すことより最後まで伝える形を作るほうが現実的だよ。
人前で話すのが苦手なときの準備と対処はこちら 授業で手を挙げるのも怖い人は、授業中に発言できないときの対処法も見てみよう。

クラス替えや新学期から学校に行きたくなくなった

新学期は教室も友達も空気も変わるから、去年まで平気だった人でも急に学校が重くなることがあるよ。
少しずつ分けて考えてみよう。

もう学校に行きたくない女子

仲のいい友達と離れた

新しい教室に入って、いつも一緒だった友達が別のクラスにいると、それだけで学校が急に遠く感じることがある。
休み時間まで長く感じるんだよね。
でも、別のクラスになっても今までの関係がなくなるわけじゃない。
昼休みや放課後に会いつつ、新しいクラスではまず話せる人を一人探してみよう。
クラス替えが最悪に感じるときの過ごし方はこちら

新しいクラスで一人になった

教室に入ったら周りはもう話していて、自分だけ席にいると「もうグループが決まったかも」と焦ることがある。
でも、新学期の最初の数日だけで友人関係が全部決まるわけじゃないよ。
移動教室や係、授業の合間にも話す機会は出てくる。
まず一人にあいさつできれば、それで十分なスタートだよ。
中学生が新しい友達を作るときのコツはこちら 話しかけること自体が怖いなら、人に話しかけるのが怖いときの考え方も参考にしてね。

苦手な人と同じクラスになった

クラス表を見た瞬間に苦手な人の名前を見つけると、「一年ずっとこれか」と気持ちが沈むこともある。
同じ教室だからといって、毎日深く関わらなければいけないわけではないよ。
席や班が離れていれば、思ったより接点が少ない場合もある。
困ることが実際に起きてから、一つずつ対応していこう。
クラス替えがどう決まるのか知りたい人はこちら

新しい環境になじめない

新しい先生、新しい席、新しい友達に一度に慣れようとすると、登校するだけでかなり疲れる。
最初から明るく話して輪に入るなんて、できない日もあるよね。
「おはよう」「次どこだっけ」くらいの短い一言からでいい。
毎日少しずつ教室に知っている人を増やしていこう。
初対面で使いやすい最初の一言はこちら

親や先生に学校に行きたくないと言えないとき

学校に行きたくないことより、それを親や先生に言うほうが怖い日もあるよね。
全部説明しようとせず、今の状態だけ伝えてみよう。

保健室に行く女子

理由がわからなくても伝えていい

親から「どうして行きたくないの?」と聞かれても、自分でも答えが見つからないことはある。
そんなときに、無理やり友達や勉強を原因にしなくていいよ。
「理由はまだわからないけど、朝になると学校がかなりつらい」と、そのまま伝えればいい。
説明できないことを説明するのって、けっこう難しいんだよね。

サボりだと思われそうで言えない

「ただ休みたいだけでしょ」と言われそうだと、朝ごはんの席でもなかなか言い出せないよね。
そんなときは「行きたくない」だけでなく、「教室を考えると気が重い」「最近ずっと疲れている」のように、今起きていることを足してみよう。
今日だけなのか何日も続いているのかも伝えると、状況を理解してもらいやすいよ。
親や友達にも言いにくい悩みがあるなら、人に言えない悩みがある中学生へも読んでみてね。

「怒られたくない」だけでなく、「親を心配させたくないから言えない」という気持ちもあるよね。
でも、心配をかけないために一人で我慢し続ける必要はないよ。
「まだ理由はわからないけれど、まず聞いてほしい」と伝えてみよう。

親が学校を休ませてくれないときはどうする?

勇気を出して「学校に行きたくない」と言ったのに、「甘えるな」「とにかく行きなさい」と言われたら、もう何も話したくなくなるよね。
でも、そこで一人で抱え込まなくていいよ。

「行きたくない」だけでは伝わりにくいときは、「朝になると涙が出る」「教室のことを考えるとお腹が痛い」「夜も眠れない」など、今起きていることを具体的に話してみよう。
理由がまだわからないなら、そう言って大丈夫。
メモやLINEで見せてもいいんだ。

それでも話を聞いてもらえないなら、保健室の先生、担任以外の先生、スクールカウンセラー、親戚など、安心して話せる大人に相談しよう。
家の人とけんかを続けるより、間に入ってもらう方が伝わることもある。
いじめや暴力などの危険があるときは、無理にその場所へ向かわず、安全を優先して相談してね。

親の反応 伝え直す言葉 次の選択肢
「甘えるな」 「朝になると涙が出るほどつらいんだ」 状態をメモして見せる
「理由を言いなさい」 「まだわからない。一緒に考えてほしい」 学校の相談相手に話す
「とにかく行きなさい」 「保健室からなら行けるか相談したい」 学校へ登校方法を相談
話を聞いてくれない 「別の大人にも相談したい」 先生や相談窓口につながる

親に言いにくいなら別の大人でもいい

家では話しにくいなら、担任、学年の先生、保健室の先生、スクールカウンセラーなどから話しやすい人を選んでいい。
教室で担任に声をかけにくければ、休み時間に保健室へ行く方法もあるよ。
相談相手まで完ぺきに選ぼうとすると、それだけで疲れる。
まず一人に話せれば十分だよ。
学校で困ったときに頼れる場所はこちら

口で言えないならメモやLINEでもいい

顔を見て話そうとすると泣きそうになったり、言いたかったことが全部飛んだりすることもある。
そんなときは、スマホのメモやLINEに短く書いて渡してもいいよ。
長い文章にする必要はない。
「明日の学校のことを考えるとつらい」「少し話を聞いてほしい」の二つだけでも、相談の入口になる。

こんな言い方でも大丈夫

「理由は自分でもよくわからないけど、今日は学校に行くのがかなりつらい」
「すぐに解決してほしいわけじゃないけど、まず話を聞いてほしい」

学校に行きたくない状態が何日も続いているとき

一日だけではなく、何日も登校するのがつらいなら、一人で答えを出そうとしなくていいよ。
今出ているサインを見てみよう。

今日も学校に行けそうもない女子

毎朝同じ状態になる

朝になるたびに「今日も学校に行けないかも」と感じる状態が続くなら、曜日や授業だけの問題ではない可能性もある。
月曜日だけなのか、毎日なのかをスマホのメモに残してみると、自分でも変化が見えやすいよ。
不登校という言葉に急いで当てはめる必要はない。
まず続いていることを保護者や先生に伝えてみよう。

眠れない食べられないなど体調にも出る

学校のことを考えると夜なかなか眠れない、朝ごはんが食べられない、お腹や頭がつらいという変化が続くこともある。
「学校が嫌なだけ」と我慢してしまうと、毎朝を乗り切るだけでもかなり疲れるんだよね。
体の不調が続くなら、家の人や保健室の先生にそのまま伝えて、必要なら医療機関への相談も考えてね。

学校に具体的に怖い人や場所がある

特定の友達や先生に会うのが怖い、教室や部室に近づくだけで強い不安が出るなら、その場所へ一人で戻ることだけを目標にしなくていい。
いじめや嫌がらせ、怖い言動があるなら、日時や起きたことをメモしておくと相談するときに伝えやすいよ。
相手との話し合いを自分一人で何とかしようとしなくて大丈夫。

学校を休み続けると勉強や高校受験はどうなる?

何日も休むと、「授業についていけなくなる」「高校に進学できなくなるかも」と不安になるよね。
その心配を一人で抱えていると、学校へ戻ることがもっと重く感じられるかもしれない。

でも、欠席が続いたからといって、高校進学が必ずできなくなるわけではないよ。
出席状況の扱いは地域や学校、入試方式によって違うから、自分の場合はどうなるのかを学校に確認することが大切なんだ。
授業の遅れも、学校からプリントを受け取る、進められる教科から復習するなど、方法を相談できるよ。

今すぐ全部取り返す必要はない。
まずは休んでいる間の学習について、先生や家の人と「何を、どこから、どのくらい」進めるかを決めてみよう。
心身がつらいときには、回復や安全を優先していいんだよ。

気になること 考え方 相談する相手
授業の遅れ 重要な単元から少しずつ確認 教科担当・担任
提出物 優先順位と提出方法を相談 担任・教科担当
出席日数 地域・学校の扱いを確認 担任・進路担当
高校受験 入試制度に合った選択肢を調べる 進路担当・保護者

一人で解決しようとしなくていい

担任に言いにくければ、保健室の先生、学年の先生、スクールカウンセラーなど別の人を選んでもいいよ。
学校の中に話せる人が見つからないことだってある。
そんなときは、文部科学省の地域別相談窓口や、24時間子供SOSダイヤルも使える。
相談すること自体を、大きな決断にしなくていいんだよ。

学校の中だけで相談相手が見つからないとき

文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」は、全国共通で24時間相談できる窓口だよ。
電話番号は0120-0-78310。
地域ごとの不登校に関する相談先も、文部科学省の案内から探せるよ。
不登校に関する地元の相談窓口

学校に行きたくない中学生のよくある疑問

「こんな理由で休んでいいのかな」と迷うこともあるよね。
ここでは、学校に行きたくないときに出やすい疑問を短く整理するよ。

FAQアイキャッチ

理由がないのに学校に行きたくないのは甘え?

理由をうまく言葉にできないからといって、すぐ甘えと決めなくていいよ。
友達、授業、部活、疲れなど、小さな負担が重なっていることもある。
自分でも分からない日はあるんだよね。
まず「いつから」「どの時間が一番つらいか」だけ考えてみよう。

一日くらい学校を休んでも大丈夫?

一日休んだからといって、それだけで学校生活や勉強が全部だめになるわけではないよ。
休むなら、連絡や宿題をあとで確認しておくと戻りやすい。
休むことより、何日もつらい状態を一人で隠すほうがしんどいこともある。
学校を休むときの考え方はこちら

休んだ翌日は何と言えばいい?

友達に聞かれても、「昨日ちょっとしんどくて休んだ」くらいで大丈夫だよ。
細かい理由までクラスのみんなに説明する必要はない。
教室に入る直前が一番気まずく感じるかもしれない。
でも、一時間目が始まると意外といつもの一日に戻ることもあるよ。

親が学校を休ませてくれないときは?

親が「行きなさい」と言うときは、涙・腹痛・眠れないなど、実際に困っている状態を具体的に伝えてみよう。
それでも話を聞いてもらえない場合は、保健室の先生やスクールカウンセラーなど、別の大人に相談していいよ。

学校に行きたくなくて涙が出るのは甘え?

涙が出るほどつらいなら、甘えと決めつけなくていいよ。
理由がわからなくても「学校のことを考えると泣いてしまう」と伝えて大丈夫。
繰り返すときは大人や医療機関にも相談してね。

塾には行けるのに学校に行きたくないのは変?

変ではないよ。
学校と塾では人数や過ごす時間、人との距離が違うから、負担も変わることがある。
塾に行けるからといって、学校でのつらさがなくなるわけではないんだ。

まとめ|学校に行きたくないを小さく分けて考えてみよう

学校に行きたくないと感じたら、学校全部が嫌なのかを一度分けて考えてみよう。
一番つらいところが見えると、次にできることも少し見つけやすくなるよ。

庭で考え事の女子

学校全部が嫌とは限らない

朝は「学校なんて行きたくない」とひとまとめに感じても、よく見ると友達、クラス、部活、授業、新しい環境、疲れのどれかが重いこともある。
全部を直そうとしなくていいよ。
教室へ向かう前に、「今日いちばん嫌なのは何だろう」と一つだけ考えてみよう。
そこからなら動きやすい。

まず一番つらいものを一つだけ選ぶ

友達なら友達の記事、部活なら部活の対処、授業ならその時間の困りごとから考えればいい。
原因がまだ分からないなら、「朝がつらい」だけでも十分だよ。
答えを今日全部出す必要はない。
まず一つだけ言葉にして、必要なら親や先生など話せる人に伝えてみよう。

文部科学省では、不登校を一定期間学校を欠席している状態として調査している。
「今日、学校に行きたくない」と感じただけで、すぐ不登校になるわけではないよ。
学校に行きたくない状態が続くときは、担任だけでなく保健室の先生やスクールカウンセラーなどにも相談できる。
学校の中で話せる人が見つからない場合は、文部科学省が案内する相談窓口や24時間子供SOSダイヤルも利用できる。

注意点

学校への行きづらさには、人間関係、体調、家庭環境、いじめなどいろいろな原因がある。
この記事だけで原因を決めず、怖いことがある、体の不調が続く、何日も登校できないなどの変化があるときは、一人で抱えず大人や相談先につないでね。

中学生活を充実させるには?