中学生の感想文の書き方 例文 レベル別!
🔷 結論:
感想文が書けないのは、文章力じゃなくて「今の段階に合わない手順」で進めようとして止まっているだけだよ。
🌟 重要ポイント(まずここを押さえる!)
- ● 理由:
書けない人と、評価を上げたい人と、考えを深めたい人では、つまずく場所が別なんだよね。 - ● 具体例:
書き出しで止まる人は型が必要だし、内容が薄い人は理由と体験が必要だし、深めたい人は疑問や比較が必要になる。 - ● 今日からできる対策:
自分の段階を選んで、その章の「今日やる作業」だけ進めればいい。
📘 この先を読むメリット
「何が問題で、何を直せばよくて、何はやらなくていいか」が作業として分かるから、迷う時間が減って提出に近づくよ。
読書感想文って、夏休みの宿題の中でも不吉な存在感がある。
本を読む時間も必要だし、原稿用紙のマス目を見るだけで、急に頭が真っ白になることもある。
でもね、これって才能じゃない。
多くの場合は「やる順番」と「やる量」が合っていないだけ。
このページは読み物じゃなくて、手順書として使っていい。
今の自分に近い段階を選んで、その章の作業をそのまま実行していこう。
とにかく提出できればいい人
この段階の人は、感想の深さ以前に、作業が止まっていることが多い。
書き出しで止まる。
文字数で止まる。
あらすじで消耗して止まる。
だからここは、評価を狙う前に「最後まで埋まっている状態」を作る。
提出できたら勝ち。
そこから少しだけ整えればいいんだよ。

この段階のよくある悩みはこれ
原稿用紙に向かっているのに、一文字も出ない。
何を書けばいいか分からない。
あらすじを書き始めたら長くなって、感想に入れない。
そもそも本が合っていないのか、読むのがつらい。
このへんが出ていたら、あなたは「提出優先」で正解だよ。
今日やる作業は四つだけ
やることを増やすと止まるから、今日の作業は四つに固定する。
一つ目。
本を選んだ理由を一文で書く。
二つ目。
あらすじを三行で書く。
三つ目。
心に残った場面を一つ決める。
四つ目。
その場面で感じたことを一文で書く。
この四つが決まると、文章の骨が立つ。
骨が立てば、肉はあとで足せる。
書き出しテンプレを先に置く
書き出しで止まる人は、うまい導入を作ろうとしているからなんだ。
だから逆に、導入は作らない。
置く。
このテンプレでいい。
「私がこの本を読もうと思った理由は、題名に興味を持ったからだ。」
「読み進める中で、いちばん印象に残ったのは次の場面だ。」
これで二文進む。
二文進めば、もう流れはできる。
あらすじは「全部説明」がいちばん危ない
あらすじを丁寧に書くほど、感想文が遠ざかることがある。
原因は、作業が「物語の説明」になってしまうから。
こういう場合、あらすじを書かず、要点だけにしてみよう。
主人公の名前。
舞台。
大きな出来事。
主人公の変化。
この四つを短く書けば十分。
結末まで全部書く必要はない。
感想を書くために必要な部分だけでいいんだ。
本選びは「書ける条件」から逆算する
この段階で本が合っていないと、読書で体力が尽きる。
だから条件で選ぶ。
短め。
会話文が多い。
登場人物の気持ちが分かりやすい。
この三つがそろうと、感想の言葉が出やすい。
有名な本を選ぶのもあり。
感想が見つからないときに、他の人の感想と比べてヒントが拾えるから。
やりがちNGを先に避ける
提出できない人の失敗はだいたい同じ。
あらすじが長すぎる。
感想が「面白かった」で終わる。
最後に名言みたいな答えを書こうとして崩れる。
この三つを避ければ、完成率は上がる。
まず最後まで書く。
そのあとで整える。
順番はこれが正解。
最低限の原稿用紙チェックで減点を防ぐ
細かいルールを全部覚えなくていい。
でもここだけ押さえると安心。
句読点は一マス使う。
改行の最初は一マス空ける指定があるか見る。
題名と名前の位置は学校のプリントに合わせる。
会話文を使うなら行を変える。
不安なら、先生に聞くのがいちばん早いよ。
提出できればいいレベルの感想文
例)走れメロス
私は『走れメロス』を読んで、友だちとの約束を守ろうとするメロスの姿が印象に残った。
メロスは疲れ切って何度も倒れそうになるが、それでも走ることをやめなかった。
私はその場面を読んで、友だちのためにそこまで頑張れるのはすごいと思った。
もし自分だったら、途中であきらめてしまうかもしれない。
メロスが最後まで走り続けたのは、友だちを信じていたからだと思う。
この話を読んで、約束を守ることの大切さを改めて感じた。
例)十五少年漂流記
私は『十五少年漂流記』を読んで、少年たちが無人島で力を合わせて生きようとする姿が印象に残った。
最初は不安や混乱が多く、けんかも起こっていたが、少しずつ役割を決めて生活を整えていく。
その様子を読んで、協力することの大切さを感じた。
もし自分が同じ立場だったら、怖くて何もできなくなると思う。
それでも少年たちは知恵を出し合い、前向きに行動していた。
この物語を通して、仲間と助け合うことが生きる力になると分かった。
少し評価を上げたい人の感想文の書き方
この段階の人は、感想文を最後まで書くこと自体はできている。
でも返却された紙を見ると、思ったほど評価がついていない。
だいじょうぶ。原因は才能じゃない。
文章が「出来事の説明」で止まっていて、「自分の考え」まで届いていないことが多いんだよね。
ここでは書き直しはしない。
今ある文章に、決まった部品を足していく。

この段階の人が抱えがちな問題
書けているはずなのに、なぜか印象に残らない。
あらすじはしっかり書いた。
感想も書いた。
でも「よく読めています」で終わる。
これは、感想が事実の説明で止まっているサイン。
ここを越えるには、感想の書き方を一段だけ変える必要がある。
やる作業は「理由を足す」だけ
評価を上げたいときに、文章を増やす必要はない。
やることは一つ。
感想の後ろに理由を書く。
「面白かった」で終わっている文があったら、その後ろに続ける。
なぜそう感じたのか。
どの場面がきっかけだったのか。
主人公の行動なのか、セリフなのか。
理由が一文入るだけで、文章は一気に立体的になるよ。
場面を一つに絞ると評価が安定する
感想が散らばると、読み手は追いにくくなる。
だから場面は一つでいい。
一番心が動いた場面。
違和感を覚えた場面。
考えさせられた場面。
どれか一つを選んで、そこを深く掘る。
全部触れようとしない方が、評価は安定する。
自分の体験は「一か所だけ」で十分
評価が伸びない文章は、本の中だけで完結していることが多い。
解決は簡単で、自分の経験を一か所だけ入れる。
学校での出来事。
部活での失敗。
友達との会話。
どれでもいい。
「自分にも似た経験があって」とつなぐだけで、感想が自分の言葉になる。
作者の考えに対して意見を持つ
ここに触れると、評価が上がりやすい。
作者が伝えたかったことに対して、自分はどう思ったか。
賛成でもいいし、少し違うと感じてもいい。
大事なのは理由を書くこと。
なぜそう思ったのか。
本文の場面を根拠にできると、説得力が出る。
まとめは「考えの変化」を短く示す
まとめで新しい話を始めると失敗しやすい。
ここでは、変化を書く。
読む前はどう思っていたか。
読んだ後で何が変わったか。
一文か二文でいい。
考えが動いたことが伝われば、評価につながる。
やらなくていいことを決めておく
この段階でやらなくていいこともある。
難しい言葉を使うこと。
感想をたくさん並べること。
名言っぽいまとめを書くこと。
やることを増やすより、外すことを決めた方が文章は強くなる。
少し評価を上げたいレベルの感想文
例)走れメロス
『走れメロス』で心に残ったのは、メロスが倒れそうになりながらも走り続ける場面だ。
メロスは途中であきらめそうになるが、友だちを思い出して再び立ち上がる。
私はこの場面から、約束とは相手を信じる気持ちと結びついているものだと感じた。
自分も友だちとの約束を軽く考えてしまったことがあり、守れなかった経験がある。
そのとき、相手がどんな気持ちだったのかを、この物語を通して考え直した。
メロスの行動は、信頼が人を強くすることを教えてくれたと思う。
例)十五少年漂流記
『十五少年漂流記』で心に残ったのは、少年たちが話し合いながら無人島での生活を作っていく場面だ。
最初は年齢や考え方の違いから意見がぶつかるが、次第に協力するようになる。
私はこの場面から、集団で生きるには話し合いと役割分担が大切だと感じた。
学校でも、意見が合わないときに話し合いを避けてしまった経験がある。
しかし、この物語を読んで、向き合うことが集団を強くすると考え直した。
少年たちの姿は、協力の意味を教えてくれたと思う。
考えを深める感想文の書き方
この段階の人は、文章としてはもう十分に書けている。
提出も遅れないし、評価も安定している。
それでも「もう一段上」を目指したくなる。
このレベルで必要なのは、語彙を増やすことじゃない。
考えがどう動いたかを、順番立てて見せること。
ここでは、感想を「思ったこと」から「考えたこと」に変える。

この段階で止まりやすいポイント
感想がきれいにまとまりすぎる。
正解っぽいことを書いてしまう。
先生が読みやすい文章にはなっているけど、印象が弱い。
これは失敗じゃない。
考えの途中を消してしまっているだけ。
深めるには、途中経過を残す必要がある。
感情をそのまま出さず、一段変換する
感動した。
悲しかった。
ここで終わると、報告になる。
一段変換する。
なぜその感情が生まれたのか。
自分の過去の経験とどうつながったのか。
感情のあとに理由を書くことで、考えに変わるよ。
違和感や納得できなかった点を使う
深い感想文には、必ず引っかかりがある。
主人公の行動が理解できなかった。
結末に少しモヤッとした。
それを書いていい。
否定ではなく、「自分はなぜそう感じたのか」を考える。
この作業が、考察になる。
テーマを自分の言葉で言い直す
テーマを当てる必要はない。
自分なりの理解を書けばいい。
友情の話だと思った。
成長の物語だと感じた。
選択の重さについての話だと考えた。
その言葉を、本文の場面で支える。
根拠があると、考えがはっきり見えるんだ。
比較は一文だけで十分
同じ作者の別の作品。
同じテーマの別の本。
少しだけ比べると、読みの視点が伝わる。
長く書く必要はない。
「以前読んだ作品ではこうだった」と一文入れるだけでいい。
関心の深さが見える。
答えを出し切らない終わり方も選択肢
深めたい人ほど、最後に結論を出したくなる。
でも、無理にまとめなくていい。
「まだ考え続けたい」と書けるのも一つの形。
考えが動いていること自体が、この段階の評価ポイントになる。
考えを深めるレベルの感想文
例)走れメロス
『走れメロス』を読んで、私は「信じること」は美しいだけでなく、重たい行為だと感じた。
メロスは友だちを信じ、同時に自分も信じられる存在であろうとして走り続けた。
途中で疑いや弱さが生まれるが、それでも立ち上がる姿に、人の本当の強さが表れている。
私は、信頼とは気持ちだけでなく、行動によって示されるものだと思った。
約束を守るとは、相手の期待に応えるだけでなく、自分自身の弱さと向き合うことでもある。
この物語は、信頼の厳しさと尊さを同時に問いかけているように感じた。
例)十五少年漂流記
『十五少年漂流記』を読んで、私は集団の中で生きる力とは何かを考えさせられた。
少年たちは無人島という極限状態の中で、自由と規律の間で揺れながら生活を築いていく。
私は、秩序を守ることは窮屈さだけでなく、全員が生き残るための条件だと感じた。
また、意見の対立が起こる場面から、話し合いを通じて信頼が生まれることが分かる。
集団とは、ただ一緒にいることではなく、責任を分け合う関係なのだと思った。
この物語は、協力と自立の両立を問いかけているように感じた。

まとめ
感想文は、全員が同じ書き方をするものじゃない。
提出できない人は、まず形を作る。
評価を上げたい人は、理由と体験を足す。
深めたい人は、違和感や比較で考えを見せる。
今の自分に合う段階を選べばいいんだ。
そうすれば迷う時間が減って、書く時間が増えるからね。







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