生徒会と勉強は両立できる? 無理ゲーにしない生徒会

生徒会と勉強の両立が不安な中学生女子 部活

生徒会って、想像以上に忙しい。
会議の準備、書類づくり、打ち合わせ、行事の運営。
気づいたら、放課後があっという間に終わっていた…なんて日もあると思う。
そのうえ、勉強もしなきゃいけない。
テストもあるし、受験も近づいてくる。
「どっちもちゃんとやりたいのに、時間が足りない!」って感じること、あるよね。
でも大丈夫。
ほんの少しの工夫と、自分への優しさで、ちゃんと両立できるよ。
生徒会も勉強も、どちらもあなたを成長させてくれる大切な場所。
ここでは、“無理ゲー”にしないためのコツを紹介していくね。

  1. 生徒会と勉強、ケンカさせないコツ
    1. 時間が全部吸われる!? 自分の1日の“使い道”をちゃんと見える化しよう
    2. 「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けるだけで超ラクになる
    3. 放課後・昼休み・通学中を“ちょい勉タイム”に変える裏ワザ
    4. 「それはムリっす」と言える勇気を持つのも生徒会スキルのひとつ
  2. スケジュールの神になる方法
    1. 1週間・1か月・1日ごとの“見通し地図”を作るだけでバタバタしない
    2. 手帳+アプリの二刀流で抜けモレゼロ生活
    3. 「予備の時間」が最強の武器!ドタバタを想定したスキマづくり
    4. 予定がズレたら「週末の自分」にリレーしてリカバリー
  3. 集中力をブーストする勉強スタイル
    1. 10〜25分だけ本気出す“ポモドーロ法”で集中スイッチON
    2. 同時進行はナシ!“ひとつずつ”やったほうが結果的に早い説
    3. 生徒会と教科をリンクさせると“記憶に残る”マジックが起こる
    4. 勉強する場所を“変えるだけ”で脳がリセットされる
  4. メンタル崩壊しないためのセルフケア術
    1. 「寝不足で頑張る」は美談じゃない!睡眠最優先ルール
    2. やる気ゼロの日もある!低テンションの日の過ごし方
    3. ストレスは溜めずに“逃す技”をひとつ持っておこう
    4. 困ったら仲間としゃべる、それだけで半分スッキリする
  5. 「ちゃんとやってる自分」を見える化しよう
    1. 週1ふり返りで「がんばった証」を残す
    2. 自分だけの“ミニ目標”を設定して達成感を積み重ねる
    3. 「できた・できなかった」をメモって次週にアップデート
    4. “ちょっとの成功”をニヤッと喜ぶのが続けるコツ
  6. 生徒会って受験とか将来にどんなメリットあるの?
    1. 「リーダーシップあります」より“まとめ役力”を語れると強い
    2. 面接でウケる!「トラブル解決ネタ」の話し方
    3. 失敗経験も宝!反省→改善ストーリーで印象UP
    4. 実績を“ポートフォリオ化”しておくと自己PRが爆伸び
  7. 無理して頑張りすぎない“休むスキル”
    1. 「今日はムリかも」って思ったら、潔く休む勇気を持とう
    2. 不調デーのために“予備メニュー”を決めとくと罪悪感ゼロ
    3. 「休む=サボり」じゃない!体と脳のメンテナンスタイム
    4. 3分深呼吸とちょい散歩で気持ちがリセットされる
  8. 生徒会の仕事が“勉強の味方”になる瞬間
    1. 会議資料づくり=国語と社会の実践編だったりする
    2. プレゼン練習=スピーキングの練習にもなるって知ってた?
    3. イベント企画=計画力・分析力のトレーニングそのもの
    4. 報告文・記録=作文の点数が上がる地味スキル
  9. まとめ
  10. プロフィール

生徒会と勉強、ケンカさせないコツ

生徒会も勉強も大事。
でも、どっちも本気で頑張るとぶつかることがあるよね。
そんなときは「どちらかを削る」じゃなくて、「うまく共存させる」考え方をしてみよう。
自分の時間を整理してあげるだけで、ちょっと気持ちが軽くなるよ。

疲れている中学生女子

時間が全部吸われる!? 自分の1日の“使い道”をちゃんと見える化しよう

まずは、朝から夜まで何に時間を使ってるかを書き出してみて。
授業、部活動、生徒会、スマホ、SNS。
一度見える形にすると、「意外とスマホタイム長いな」とか「ここに勉強入れられそうだな」って発見がある。
時間は“見つける”より“作る”もの。
その意識を持つだけで、日々の焦りが少し減るよ。

「やるべきこと」と「やりたいこと」を分けるだけで超ラクになる

生徒会って、やろうと思えばいくらでも仕事があるよね。
でも、全部に手を出すとどこかで限界がくる。
「これは絶対やる」「これは余裕があればやる」って分けておくと、気持ちが軽くなるよ。
“全部やらなきゃ”じゃなく、“できる範囲でベストを尽くす”。
それで十分なんだ。

放課後・昼休み・通学中を“ちょい勉タイム”に変える裏ワザ

まとまった時間が取れなくても大丈夫。
放課後の10分、昼休みのすき間、通学中の5分。
そういう“小さな時間”を集めて勉強すれば、1日でけっこうな量になる。
単語カードをめくるだけでもいいし、プリントを眺めるだけでもOK。
「今ちょっとやった自分、えらいな」って思える瞬間が増えるよ。

「それはムリっす」と言える勇気を持つのも生徒会スキルのひとつ

全部引き受けるのはやさしいけど、ちょっと危険。
疲れたときは「今週は他の仕事が多くて…」って、正直に伝えていいんだよ。
頼ることも、立派なチームプレー。
自分を追い詰めすぎず、余白を残してあげよう。

※合わせて読みたい「生徒会の役割 各役員は何をするの?」

スケジュールの神になる方法

両立できる人って、スケジュール管理が上手なんだ。
完璧じゃなくても、ざっくり“見通し”があると焦らない。
未来を少し見て、予定を優しくコントロールしよう。

手帳とスマホ

1週間・1か月・1日ごとの“見通し地図”を作るだけでバタバタしない

カレンダーに大まかな予定を書いてみよう。
「この週はテスト」「この日は会議」。
予定が一度に見えると、頭がスッキリする。
前もってわかっていれば、焦らず動けるんだ。

手帳+アプリの二刀流で抜けモレゼロ生活

紙の手帳とスマホアプリ。
両方を使うと最強。
手帳は見渡しやすくて、アプリは通知してくれる。
色分けして可愛くしておくと、見るのも楽しくなるよ。

「予備の時間」が最強の武器!ドタバタを想定したスキマづくり

生徒会の仕事って、急に増えることあるよね。
そんなときのために、あらかじめ“予備時間”を作っておこう。
たとえば1日30分。
その余白があるだけで、心のバランスが全然違うんだ。

予定がズレたら「週末の自分」にリレーしてリカバリー

うまくいかない日があっても、落ち込まなくていい。
「今日はここまででOK、続きは週末の自分にお願い!」ってリレーすればいい。
ズレは失敗じゃなく、リズムの一部。
“修正できる人”は、ちゃんと前に進める人なんだ。

集中力をブーストする勉強スタイル

時間が少ないなら、集中で勝負。
長くやるより、短く深く。
ほんの15分の集中が、1時間分の価値を持つこともあるんだよ。

時間に追われる中学生女子

10〜25分だけ本気出す“ポモドーロ法”で集中スイッチON

25分だけ集中して、5分休む。
これを数回繰り返すだけで、疲れにくくて効率がいい。
「あと少しなら頑張れそう」って気持ちになれるのが、この方法のいいところ。
生徒会が忙しい人ほど、このリズムはおすすめだよ。

同時進行はナシ!“ひとつずつ”やったほうが結果的に早い説

何でも同時にやろうとすると、頭の中がごちゃごちゃになる。
勉強のときは勉強。
生徒会のときは生徒会。
一つずつ片づけると、意外と早く終わる。
集中の切り替えは、疲れを減らすコツなんだ。

生徒会と教科をリンクさせると“記憶に残る”マジックが起こる

生徒会の仕事で学んだことを、授業に結びつけるとぐっと覚えやすくなる。
ポスター作りで国語、会計で数学、会議で社会。
「これ、授業で習ったやつだ!」って瞬間が増えると、勉強が楽しくなるよ。

勉強する場所を“変えるだけ”で脳がリセットされる

同じ机ばかりだと飽きちゃうよね。
図書室、カフェ、ベランダ、教室の隅。
ちょっと場所を変えるだけで、気分が切り替わる。
自分の“集中スポット”を探してみよう。

メンタル崩壊しないためのセルフケア術

両立を目指して頑張るほど、心が疲れることもある。
でも、自分を責めないでいい。
「休む」ことも立派な努力。
長く続けるための“メンタルメンテ”を、ちゃんと覚えておこう。

今日は無理と言っている中学生女子

「寝不足で頑張る」は美談じゃない!睡眠最優先ルール

夜更かしで頑張るより、しっかり寝た方が頭が働く。
寝不足は集中力の敵なんだ。
「眠る=リセット」。
寝ることも勉強のうちだよ。

やる気ゼロの日もある!低テンションの日の過ごし方

誰にでも「今日は何もしたくない日」はある。
そんな日は、ノート整理とか軽いことだけでいい。
それでも“ゼロじゃない”自分をほめよう。
休むのも、前に進むための一歩だよ。

ストレスは溜めずに“逃す技”をひとつ持っておこう

音楽を聴く、散歩する、甘いものを食べる。
なんでもいい。
自分なりの“リセットボタン”を見つけよう。
心の休憩も、スケジュールのうちに入れていいんだ。

困ったら仲間としゃべる、それだけで半分スッキリする

「ちょっと疲れた」って話せる仲間がいるだけで、全然違う。
愚痴でも相談でもいい。
口に出すだけで、気持ちが軽くなるんだ。
人とつながる力は、最強のメンタルケア。

「ちゃんとやってる自分」を見える化しよう

結果が出なくても、努力はちゃんと存在してる。
だから、記録に残して“自分を確認”しよう。
ノートでも、スマホでも、なんでもいい。
「ここまで頑張った自分」を可視化すると、心が前を向くよ。

上手くいってニヤつく中学生女子

週1ふり返りで「がんばった証」を残す

1週間に1度、10分だけ“ふり返りタイム”。
「ここができた」「ここは少し無理だった」。
書き出すことで、頭の中が整理される。
頑張りは、ちゃんと自分で認めてあげよう。

自分だけの“ミニ目標”を設定して達成感を積み重ねる

「今日は英単語10個」「ワーク1ページ」。
小さくていいから“できた”を積み重ねよう。
達成感があると、次のやる気が自然にわいてくる。

「できた・できなかった」をメモって次週にアップデート

できなかった日は、責めるより「なぜ」を考えよう。
「疲れてたから」「予定が重なったから」。
理由を書くだけで、次に生かせる。
反省は“次への橋”。

“ちょっとの成功”をニヤッと喜ぶのが続けるコツ

大きな成功じゃなくてもいい。
小さな“できた”を笑顔で受け取ろう。
それを毎日続けるだけで、いつの間にか力になる。

生徒会って受験とか将来にどんなメリットあるの?

生徒会の経験は、将来の自信につながる。
人と話す力、チームで動く力、責任を持つ力。
どれも社会で必要なスキルなんだ。
受験でも、自己PRの材料になるよ。

生徒会ミーティング

「リーダーシップあります」より“まとめ役力”を語れると強い

リーダーシップって、「前に立つこと」だけじゃない。
「みんなの意見をまとめた」「トラブルを調整した」。
そんな“まとめ役力”も立派なリーダー性なんだ。

面接でウケる!「トラブル解決ネタ」の話し方

文化祭の準備が遅れた。
意見が割れた。
でも、話し合って乗り越えた。
そんなストーリーは、聞く人の心に残る。
リアルな経験は、何より強い自己PRになるよ。

失敗経験も宝!反省→改善ストーリーで印象UP

失敗したって大丈夫。
むしろ、そこから学んだことを話せる人が印象に残るよ。
完璧より、等身大の“がんばった姿”が伝わるんだ。

実績を“ポートフォリオ化”しておくと自己PRが爆伸び

生徒会の活動記録や写真、報告書をまとめておこう。
それをファイルにしておくと、受験や面接で使えるよ。
「これが自分のやってきたことです」って堂々と見せられるからね。

無理して頑張りすぎない“休むスキル”

頑張るのも大事だけど、無理をしないのも同じくらい大事。
生徒会も勉強も長く続けるには、休み方を知っておこう。

やる気ゼロの中学生女子

「今日はムリかも」って思ったら、潔く休む勇気を持とう

無理な日は、ちゃんと休もう。
「今日は充電日」って決めておくと、心がホッとするよ。
次の日に笑顔で頑張れるから、それでいいんだ。

不調デーのために“予備メニュー”を決めとくと罪悪感ゼロ

気分がのらない日は“軽タスク”だけ。
単語帳、整理整頓、プリントチェック。
小さなことをやるだけでも、心が落ち着くはずだよ。

「休む=サボり」じゃない!体と脳のメンテナンスタイム

休むことは、ちゃんとした仕事。
スマホだって充電するでしょ?
人も同じだよ。
自分をメンテする時間を、堂々と取っていいんだ。

3分深呼吸とちょい散歩で気持ちがリセットされる

少し外の空気を吸ってみよう。
空を見上げて深呼吸。
3分だけでも、気持ちは変わる。
小さなリセットを習慣にしてね。

生徒会の仕事が“勉強の味方”になる瞬間

生徒会での経験って、じつは勉強にすごく役立つんだ。
文章力、計画力、人前で話す力。
全部、勉強にもつながってる。

廊下を歩いている中学生女子

会議資料づくり=国語と社会の実践編だったりする

議題を整理して文章にするのって、国語の力そのもの。
説明の順序や言葉選び。
まさに“国語の実技”だよね。

プレゼン練習=スピーキングの練習にもなるって知ってた?

人前で話すときの緊張感。
それ、英語のスピーキングにもつながってる。
生徒会で話すたびに、伝える力が少しずつ育ってるよ。

イベント企画=計画力・分析力のトレーニングそのもの

文化祭や体育祭の運営って、ミニ社会みたい。
スケジュール、予算、役割分担。
すべてが“考える練習”になってるんだ。

報告文・記録=作文の点数が上がる地味スキル

活動報告を書くたびに、文章の構成力が上がっていく。
「相手に伝わる文」を意識できるようになると、作文も得意になる。

授業中の中学生女子

まとめ

生徒会と勉強。
どちらかをあきらめなくてもいい。
少しずつ整えていけば、ちゃんと両立できる。
無理しすぎないこと、焦らないこと、自分を信じること。
その3つがあれば、きっと大丈夫。
大切なのは「続けよう」と思える心。
がんばるあなたは、もう十分えらいよ。

※合わせて読みたい「生徒会の役割 各役員は何をするの?」

プロフィール画像

プロフィール

1部上場の大手教育出版企業で、30年間にわたり小学生から高校生向けの情報誌の編集長を務めてきました。テキスト、イラストも自分で制作しています。
このサイトでは、思春期まっただ中の中学生と、その保護者や先生にも役立つ情報をお届けします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました